Classical

ともかく、ラ・フォルジュルネに行って参りました。


人出が多くてお祭り騒ぎで、お天気も良く最高な雰囲気でした。私はコンサートを一つ聴いただけでしたが、ほとんどの公演はすでにチケット完売状態で、ラ・フォルジルネだからなのか、ショパンなのかわかりませんが、大変な人気ぶりでした。

私の聴いたコンサート

私が聴いたコンサートは、コンサート番号243でした。
マリア・ケオハネ(ソプラノ)
リチェルカール・コンソート
フィリップ・ピエルロ
オール・ヘンデルプログラムで、知っている曲もだいぶんとありましたので大変楽しめました。バッハのバロックと違って、オペラ曲と言うこともあって、コミカルな要素や激しい要素が多分に含まれておりました。このマリア・ケオハネというソプラノの方、低音から高音まで実に豊かな言い声を出しておられました。

バロック音楽

バロックと言ってバッハを思い出してしまうのが、私なのですが、それだけじゃないことを本当に痛感です。バロック音楽は1)通奏低音が演奏の中心となる、2)リズムが一定 という二点からジャズやポップスに非常に近いと常々思っておりましたが、それを再確認できました。

お祭りの後

とりえず、会場をぶらりと散策しつつ、食事をしたりして祭りの雰囲気を楽しみました。今年はあまり予習をしなかったのですが、来年はテーマにもよるとは思いますが、もうすこし準備していきたいなあ、と思いました。それから、NHKの生放送をやっていて、黒崎アナを目撃したのが面白かったです。この方、かつて「芸術劇場」の担当だったのでお懐かしい限り。
夜は、大学時代の友人と食事。ちと夜更かし気味です。

Opera,Richard Strauss

さしあたりわかったことですが、「影のない女」は人生三回目に見るオペラではありませんでした。作曲家リヒャルト・シュトラウスも、台本作家のホフマンスタールも、この作品が難解きわまることをすでに承知していて、ホフマンスタールは自ら筆を執って解説文を書いたほどなのですから。
といって、8年前の自分を慰めましょう。
というわけで、残り一ヶ月を切っていますので、早速勉強して参りましょう。本日は人物相関図です。

これまた難しい。表現をどうすべきか。
私なりに、あらすじを書くしかなさそう。

Book

4月の読書記録。目標未達。タッチした本は10冊以上ありますが、読了本は少ない。それから、言い訳ですが、仕事が半端なく厳しくて、電車の中で読めなかったのが痛い。あとは、ミステリ系が減ったので牽引力が弱まったせいかしら。やぱりプロットのある作品が好きです。
しかし、いまいま読んでいるホフマンスタール「影のない女」の世界はすごいっすよ。めくるめく幻惑なるイマージュについて行くのに精一杯。オペラとはほとんどプロット違いますけれど、妖しく幽遠な世界は強烈です。連休中もネットにかまけないで本を読みます。頑張ります。

期間 : 2010年04月
読了数 : 4 冊
はじめての『指環』―ワーグナー『ニーベルングの指環』聴破への早道 (オン・ブックス21)
山本 一太 / 音楽之友社 (2005-10-01)
本・雑誌
堀内 修 / 講談社 (1990-12)
講演集 リヒァルト・ヴァーグナーの苦悩と偉大 他一篇 (岩波文庫)
トーマス マン / 岩波書店 (2003-05-16)
いちばんやさしい オブジェクト指向の本 (技評SE新書)
井上 樹 / 技術評論社 (2007-01-19)