ゆえあって、この一週間はジャズを聴いていました。ジャズ史もひと通りまとめて、いろいろ再発見をしました。本職の方は全然進みませんけれど。
そんななかであらためて思い出したのがウェイン・ショーターの素晴らしさでした。ウェザーリポートのサックス奏者としても有名ですが、
まずはこちら。
Speak No Evil
posted with amazlet at 14.03.02
Blue Note Records (1999-03-11)
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twitterでも書きましたが、フュージョンやらクラシックを聴いていた大学時代に会って、意外にも60年代のショーターは集めていました。なぜなのか全くわかりません。何に惹かれたのかすらわかりません。
このアルバム、ピアノはハービー・ハンコックなんですが、今日聴いて感じたのは、どうやらハービーが作る空気感とショーターのアウトした無骨なサックスのコントラストがいいんじゃないかな、と。
たとえば、Infant Eyesのソロ部分で、ショーターのけだるいソロの間を、ハンコックが埋めていくあたりは、スリリングでもあります。この絶妙なやりとり、交感こそが醍醐味です。
冷たい雨の一日でした。濡れたアスファルトにヘッドライトが反射するのが見えます。
ではグーテナハト。