Miscellaneous

写真 1 - 2015-05-27

Apple Watchを使い始めたのが4月29日でしたので、ちょうど4週間になります。音楽にも本にも全く関係ありませんが、感想などを。

総評

総評ですが、いくつか。

これは、iPhoneと密接な関係にあるデバイスです。iPhoneが母艦で、母艦の偵察機的な役割を果たすのがWatchである、といえます。 4週間つかいましたが、Appleは、うまくバランス撮ってってきたなあ、と思います。

背景が黒なのは、バックライトをなるべく使わず、バッテリーの消耗を防ぐためでしょうし、ウェブ閲覧ができないのは、Watchの画面でウェブをみても意味がないから割り切ったのでしょう。

また、時計の種類も抑えていますし、まだ、サードパーティの時計をリリースさせていません。粗悪なサードパーティアプリが出てくると、過度にバッテリーを消費する、などの影響があるかもしれず、そうしたことを懸念しているためではないか、とも思っています。

それから、デジタル時計ではなんと秒読みがありません。これはスペックを抑制することで実用性を確保した結果といえそうです。。

日本のメーカーなら、多機能勝負するところを、ドライにバランスを取っているというわけで、さすが、と思います。

逆にいえば、こうした割り切りに不満を持つ向きもあるはずですけれど。たしかに、操作がもたつ場面も多々あります。Siriがうまく立ち上がらなかったり、アプリケーションを開くのに時間がかかったり、ということです。特にグランスに入っていないアプリを立ち上げようとするとかなり時間をとります。そうしたパフォーマンス面は、今後のチューンナップなどで改善していけばいいなあ、と思っています。

私の思うメリット

ですが、それにもまして余りあるものがあります。この辺りは個人の価値観の差かもしれませんが、iPhoneをかばんやポケットにしまって、観られないような環境にあっても、Watchがあれば、常に外界とのコンタクトがとれているという安心感です。

さらに、音ではなく振動で通知を知らせてくれますので、うるさいところで聞こえないのではないか、とか、マナーモードにしていて聞こえないのではないか、などの杞憂に悩まされることはないのです。

手首に振動が来れば、さすがに気づくことができます。ですので、安心して仕事に集中することができます。

たとえば、子育てをしている方とか、介護をしている方など、緊急の連絡を常に受けたいような方にとっては、いつなるか分からない電話を過度に気にすることなく仕事に集中できるはずです。

そうでなかったとしても、たとえば、30分と決めて仕事に集中しよう、という時などは、タイマーが振動で30分という時間を教えてくれますので、仕事場のメンバーに気兼ねせずタイマー設定を行えます。

もしかすると、仕事をする上で、直接的ではないにせよ、間接的に大きなアドバンテージをもたらすデバイスなのかも、と思っています。

(Watchの振動ですが、そうそう強いものではありませんので、眠っている時には気づくことはないとおもいます)

取り急ぎグーテナハトです。まだ続くかも。。