夏草が生い茂る午後。夏ですね。近所を散歩している時に撮りました。なにか、こういう草を見るのも久々な感じです。むかしはこうした草むらで野球をしたりドッチボールをしたりしていたものです。疲れたら草むらに倒れこみ、草を噛んだり。バッタやカマキリもたくさんいて、カマキリを捕まえた時の嬉しさといったら、という時代でしたね。
今日も午後を中心に頑張ってたくさん動きました。
今日もフォーレ三昧。
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ピアノ五重奏曲は咀嚼が難しいです。もちろん、空気感のようなものはあるのですけれど。
昔よく聴いた議論で、博物館に収められている仏像と、寺院に祀られている仏像の違いという話しを思い出しました。
仏像というものは、お香の焚かれた薄暗い堂内で、蝋燭と輝く仏具の光にうっすら照らされているほうが、なにか神々しさとか重みとかを感じるのですが、ガラスケースに収められ、スポットライトが当てられた仏像というものはなにか場違いな、決まりの悪さを感じます。
フォーレをいまここで聞くということはそういうことだったりするのではないか、なんてことを思いました。
そうそう。なぜか上野にフェルメールやクロード・ロランがあったりするんですが、あの時に感じる驚きと居心地のわるさというものも、そういうものだったりするのかもなあ、などと思います。
あるべき空気感というものがあるのかもなあ、と。
そういう意味では、この慌ただしい毎日の中でフォーレを聞くことの難しさのようなことを思ったり。もう少し環境とか気持ちを整えたいなあ、という気分もあった今日1日でした。
でも明日は、静謐な1日のはず。それを楽しみに。
それではグーテナハトです。