Apple Music,Music

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はじめに

昨日、Apple musicのサブスクリプションを開始しました。 私にとってはずいぶん刺激的な経験でした。この感覚は、iPodを初めて手にしたときとおなじ感覚、と思っています。

あの時思ったのは、それまで数枚のCDしか持ち運べなかったのが、何百枚というCDを持ち運ぶことができる、というコペルニクス的転回ともいえる感覚でした。数ヶ月にわたって、嬉々としてCDをせっせとiPodに取り込んだのを記憶しています。

そもそもの懸念

今回のApple Musicに関しては、あのiTunes Matchの件を考えなければなりません。Apple Musicの導入によって、自分のミュージックライブラリが破壊されることはないか、というそもそもの話です。

Apple MusicもやはりiTunes Matchのように、iTunesと自分のコレクションの音源をマッチさせて、iCloudに音源を取り込む機能があります。ですので、自分のライブラリが破壊されてしまう懸念があります。

iTunes Matchに関する悲痛な投稿を発見。そこから類推される悲劇とは?

この1年前に書いた悲劇の記事ですが、検証できないまま今日に至りました。これまで検証しなかったのは、さすがに3,980円を実験代金として費消することに抵抗があったからです。

ですが、現在は無料期間ですので実験できそうです。 巧く行かなければやめればいいのですから。

ということで、音楽全曲とiTunes ライブラリをバックアップして臨みました。

実験結果

ですが、Apple Musicをサブスクリプションしただけでは何も起きません。iCloudミュージックライブラリをオンにしなければ、自分のミュージックライブリとiTunesのマッチングはオンとならないようです。

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そこで、iCloudミュージックライブラリをオンにしてみましたが、予想通りエラーとなりました。

理由は曲数上限である25,000曲を超える32,000曲ほどがiTunesライブラリに登録されているためです。ですので、今のところ、私にはiTunesライブラリを10,000曲削減しないと検証できないことになります。
(やるしかないか…、などと思いますが、今週は時間切れです)

ちなみに、iTunes Match の曲数制限は10月に100,000曲に増えるという情報もあります。この曲数の増加がApple Musicにも適用されればいいのですが。

さしあたりの状況

今のところ言えることは、Apple Musicの購読だけであれば、ミュージックライブラリが破壊されるといった問題はなさそう、ということです。

ちなみに、iTune Matchの件は、未検証ですので、本当に破壊が起こるかどうかはわかりません。米国の投稿からの類推をしたというところです。先に触れたように、遅くとも10月には、本件の結論がでそうです。その前になにか情報があれば良いのですけれど。

今日の二枚

というか、Apple Musicでウハウハしてしまい、今日はジャズのCDを何枚も聴いてしまいました。そのうち何枚かを。

Can't Help It
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Malene Mortensen
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先日から注目しているマレーネ・モーテンセン。モーテンセン自身もいいのですが、バックのピアノが素晴らしいのです。調べてみると、クリスチャン・サンズという天才ピアニストでした。まだ20代後半ですが、本当に素晴らしい。私が気づいたのはリズム感覚が最高ということです。

Man-Child
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Herbie Hancock
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ハービー・ハンコックのMan-Child。ハービーらしいカッコイイ一枚でした。冒頭のHang up your Hang upsの後半、後ろでホーン・セクションがパターンを刻む上で、ハービーのピアノが美しいソロを繰り出しつつ、ストリングス系のシンセが入ってくるあたり、最高すぎ。

くわしくはこちら

次回もApple Musicのことを書きます。

それではみなさま、お休みなさい。

2014/2015シーズン,NNTT:新国立劇場,Opera

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雨が続く毎日。東京地方はこの数日ずっと雨ですね。というより、私の記憶の中ではこの一年ほどで、こんなに雨が続いたという記憶がありません。

昨今なんだか週末にだけしか書けていないですね。最近、仕事のほうがなかなか忙しいのです。忙しさというのは、波のように周期を持って忙しかったりそうでなかったりするもので、最近は忙しい波にあえて乗っているという感じもあります。

まあ、止まない雨はありません。

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先日の新国立劇場の《沈黙》ですが、本当に考えさせられる内容でした。同じプロダクションで二回目ということもあり、どんな感じで観られるのか不安でしたが、思った以上に学びが多かったのです。

「日本には、日本のやり方がある。西欧の神を持ってくるのはありがた迷惑」

「日本人は、結局は神などは理解できず、神も大日如来も、同じものとしてしまう」

このような、西欧の日本化というテーマは、キリスト教だけではなく、随所にあるのでは、とも思うのです。具体的にここに書くことはしません。私の大学時代の先生は、日本の西欧文化受容の非徹底を嘆いておられたのですが、そうしたこととつながるのだ、と思います。

「グローバル」な昨今にあって、何がいいのか悪いのか、全くわからない世界になりつつある中で、この問題は現代的だなあ、と思いました。

今後の世界に不安が多い中、あまりに重いテーマを感じて、数日間は考えこんでしまって、書くに書けなかった、ということだと思います。