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PCを手に入れてから今年で21年。文章を書くツールについては、遍歴を重ねてきましたが、また一つ大きな宝物を手に入れる時期が来たようです。

Macの文書作成ツールとして有名なScrivenerにiOS版が登場しそうなのです。来月手に入れることができるかもしれません。

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Scrivener for iOS: It’s Time to Talk

私は、Scrivenerを使いたいがためにMacに乗り換えたと言っても過言ではありません(Omnifocusを使いたかったのももう一つの理由です)。

Scrivenerは普通の物書きをするにはオーバースペックともいうべき多彩な機能を持っていて、アメリカでは多くの小説家に愛されているようです。アウトラインプロセッサのように、階層構造で文章の構成を考えられたり、目標文字数をグラフで表すことができたり、前述のとおりオーバースペック気味でありながらも、このツールのおかげで、個人的には幾つもの難関をくぐり抜けることができました。例えば、仕事場で書く必要があった論文の骨子をこのツールで作ったことで、構成や文字数配分を整理することができまして、行き詰まりを脱した、ということがありました。

このツール、もちろんMacで使うしかないのですが(Windows版もありますが、Macの方がデザイン的に優れていたような記憶があります)、仕事時間が長くて、なかなか家で時間が取れない身にとっては、使う機会が減ってしまっていたのです。

iOS版が出ることで、おそらくはそうした問題が幾らか解決するのではないか、と思っています。Dropboxを使ったSyncを前提にしているようですが、iOSで外出先で書いて、時間のあるときにMacで整える、というような使い方ができるようになるはずです。

これで、今まで以上に物書きが楽になるのでは、と願っています。

最近、外出中に自分のやるべきことを済まさなければならない機会が多く、プログラミングなどもiOSでPythonの開発ができるPythonistaというツールを使ったりしています。一層、場所に縛られずに仕事を進めることができそうです。

反面、かつてのように、電車の中では、本を読むぐらいしかやることがなかったがゆえに、読書がはかどった、という事実もあります。どちらが良かったのか。贅沢な話ではあります。

 

ちと体がサインを出している模様。気をつけないと。。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。