ウェイン・ショーターに関する思い出

年度末ともなると、いろいろとお付き合いをしていただいています。週末でやっと一息。

最近、夜にiPadでApple Musicを聴くのがいい感じです。今日はこちら。

Night Dreamer

Night Dreamer

posted with amazlet at 17.03.19
Wayne Shorter
Blue Note Records (2006-08-21)
売り上げランキング: 6,352

JazzといってもFusionのような音楽からはいりましたが、なぜか、ウェイン・ショーターのジャズは好きでして、こういう気だるいアルバムを昔からよく聞いていました。ショーターはテクニカルという感じではありませんが、共感できるフレーズに出会うことが多く、好きなんだと思います。

はじめてショーターを聴いた(見た)のは、1992年で、ハービー・ハンコックと来日した映像。こちらです。著作権の都合か、音声はでませんけれど。

このとき、ショーターは、前半部分はアウトしたメカニカルなフレーズを吹き続け、最後は、ひたすらのロングトーンでソロを終える、というものでした。まったくの枠から外れたパフォーマンスにかなりの衝撃を受けてしまったのでした。それもゴールドプレートの美しいテナー・サックスでこれをやるのですから。

私は、ジャズのソロというものはこういうものだ、と思い込んでしまい、大学に進んだわけで、そうすると、まあ、何をやっているんだ、という話になります。ショーターがやるのと、素人がやるのとはちがいますので。今日、気がついたのは、おそらくは、この映像のこの演奏が、人生の一つのポイントだったのかも、とおもいます。

明日は春分の日。夏へまっしぐらで嬉しい限りです。

それではみなさま、おやすみなさい。

Jazz

Posted by Shushi