5月になりました。どんどん夏が近づいています。
今日は在宅勤務で、窓の外に拡がる夏の日差しを感じながらデスクワークに勤しみましたが、夕方、これはさすがに太陽の光を浴びないわけにはいかない、と外に出ました。本当に素晴らしい夏の夕刻という感じで、飴色の光に大地が浸っているのを見ているだけで、幸福感に包み込まれた気がします。日差しの色は、8月のそれにあたるのでしょうか。8月の暑熱はなく、ただただ爽やかな陽気の中にいる幸せでした。
OTTAVAというクラシック音楽を流しているインターネットラジオがありますが、ちょうどそのとき、今日は昼からイタリアワインを飲んでいますというお便り紹介があり、この日差しの中で軽い白ワインを飲むのは幸せだろうな、と思いました。ワインもおそらくは生の愉しみであることには間違いありません。過度な禁欲や節制は慎むべきもので、確かにアルコールは身体に悪いことは分かっているとはいえ、果実が遠いイタリアの地で受け取った太陽の光をワインというかたちでいただくことも悪くはあるまい、などと思ったりしました。
皆様もどうかよい5月の日々をお過ごしください。