徒然なるままにベートヴェン

それにしても、なんともかんともな生活が続いていますが、その傍にいるのは、なぜかベートーヴェン。こんなにベートーヴェンを聴く日が来るとは思いもよりませんでした。Twitterにも書きましたが、ベートーヴェンのアダージョを集めたコンピレーションアルバムにハマり、そこからラトルがウィーンフィルと作った懐かしのベートーヴェン全集を聞く日々という感じです。聞く時間というのは、もちろん、仕事場への往復電車でしかないわけですけれど。

https://music.apple.com/jp/album/beethoven-adagios/1675036696

アダージョ・ベートーヴェンというコンピレーションアルバムは、Apple Musicで、何かの拍子に見つけたものです。格安アルバムでよく目にしていたブリリアントレーベル。第九のアダージョはこんなに良かったのか、とか、皇帝のアダージョ、これまでは退屈に感じていた向きもあったのですが、静謐でいいな、など再発見が多かったです。

一方で、有名なラトルのベートーヴェン全集。20年ほど前に発売されたと記憶しています。当時は、一つの教養として聞いていた気がしますが、今はなぜか心に染み入る感じ。10年以上前に、経験を重ねるとベートヴェンを聴くようになるのかもしれない、と思いながら、ワーグナーに狂っていた頃があったのですが、そうした日々がとうとうきてしまったのかもしれません。

さて、今日で4月もおしまい。通勤時間はあっと言うまですし、家ではゆっくり音楽を聴くというよりも、インターネットラジオで、ジャズやクラシックを流して新たな音楽に合うのを楽しみにしている、と言う感じになっています。とはいえ、音楽ライフとしては幸福であることには変わりないのかも、と思います。

あとは、楽器を少し吹けるといいんだがな、などと思ったり。

と言うことで、皆様も良いゴールデンウィークを。

おやすみなさい。グーテナハトです。