Classical

昨夜は22時半には就寝しておりました。富士山に行くか行かないか迷いましたが、結局行かずに、友人達が私の家に遊びに来ると言うことで話は決定していたはずだったのですが、その後、ポイント天気予報では、15日夜半(つまり今日の夜半です)には天候が回復するから、行かないか? という話になってしまったのでした。もう富士山には登らないつもりでいたということと、やはり夜中に登るということの危険性、大雨が降った後の山ってどうなんだろう、火曜日仕事があるのに大丈夫なのか、などなどと逡巡してしまいました。

友人達と話をして、結局、今晩、友人達は僕の家に泊ることで決定。ただし、友人達は明日の朝早く出立して、日帰りで富士山頂にアタックするのだそうです。うーん、なんというタフな人々なのだろうか。もっとも、一人は某巨大組織の船乗りで、一人はフルマラソンを何度も経験し富士登山マラソンに毎年出場する強者ですから、私の体力レベルとは全くかけ離れています。

前にも触れましたが、私は、大学時代にはどんなに天気が良くても地下のスタジオで3時間練習し、その後ファミレスで練習の反省会をし続けるといったインドアな男ですから。というわけで、残念ながら富士登山は僕だけキャンセルと言うことになりました。

今回はもともと登ろうとしていた登山道が残雪の影響で使えなかったり、台風が来たり、ということでコンディションが非常に悪かったので、初心者の僕には無理だったという風に諦めるべきでしょう。ですが、来月以降、リベンジをしようと画策中です。先だって大山に登ったときのすがすがしさが忘れられないのですよ。たしかに辛かったですが、山頂に登り切ったという達成感は何にも代え難いものでしたし。

というわけで、名曲300に含まれているシューベルトの「さすらい人幻想曲」を聴いたりしていたのですが、ふとした拍子にプフィツナー(ウィキペディアではプフィッツィナーと表記されています)のヴァイオリンソナタをかけてしまいました。

Pfitzner

Sonata for Violin and Piano op. 27 E minor – Bewegt, mit Empfindung
Sonata for Violin and Piano op. 27 E minor – Sehr breit und ausdrucksvoll
Sonata for Violin and Piano op. 27 E minor – Äußerst schwungvoll und feurig

このCD、ジャケットの美しさに魅せられて買いました。ハインリヒ・フォーゲラーの絵なのですが、その物憂げな美しさに酔わされたのです。しかし購入して大正解でした。プフィツナーの曲にそんなに親しんでいるわけではありませんが、このヴァイオリンソナタは名曲だなあ、と思います。特に第三楽章の祝祭的な気分にふれれば、どんなに暗鬱とした気分をも晴れさせる力があるのではないでしょうか。この曲を知人の結婚式のBGMにお勧めしたこともありましたね。

Classical

昨日書きましたように、7月4日(水)のコンサートに行って参りました。オペラシティコンサートホールに行くのは久しぶりです。2年ぶりぐらいでしょうか。コンコースの両脇にはLEDで数字が表示される独特な装飾は相変わらずす。今年で10年目になるようです。昔、ここでアンサンブル・モデルンの圧倒的な公演を聴いたのが思い出されます。もう9年も前のことですね。 Opera City Opera City

曲目のご紹介

前半

  • フォーレ:<レクイエム>より「ピエ・イエズ」
  • バッハ:<マタイ受難曲>より「皆によいことをしてくださったのです〜愛の御心から」
  •  バッハ:<ヨハネ受難曲>より「融けて流れよ、私の心」
  •  ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛と死(ピアノソロ)
  •  リヒャルト・シュトラウス:解き放たれた心
  •  リヒャルト・シュトラウス:「四つの最後の歌」より「眠りのとき」
  •  リヒャルト・シュトラウス:「四つの最後の歌」より「夕映えのとき」

後半

  • ヨハン・シュトラウス:<こうもり>より「私の公爵様」
  •  ヨハン・シュトラウス:<こうもり>より「田舎娘を演じるときは」
  •  ラフマニノフ:ヴォカリーズ(ピアノソロ) プ
  • ッチーニ:<ジャンニ・スキッキ>より「私のいとしいお父さん」
  •  山田耕筰:曼珠沙華
  •  山田耕筰:からたちの花
  •  ヴェルディ:<椿姫>より「不思議だわ…花から花へ」

アンコール

  • グノー:アヴェ・マリア
  •  成田為三:浜辺の歌
  •  プッチーニ:<ボエーム>より ムゼッタのワルツ
  •  ドニゼッティ:<シャモニーのリンダ>より「私の心の光」

前半は、少々堅めの曲が並びましたが、冒頭のフォーレで、その高音の美しさに圧倒されました。森麻季さんの声も美しいのですが、ホールの残響音も素晴らしくて、石造りの教会のなかで聴いているような感じを受けました。高音の倍音も豊かに聞こえました。陶磁器のような美しさですね。低い音程もふくよかで素晴らしい。

それにしても、本当に絶妙で巧みなピッチコントロールだと思います。僕は、管楽器をやっているので、少々ピッチの狂いは分かる方だと勝手に思っていますが、ピッチが不安定になったな、と思ったのは一回だけだったように思います。

一番感動したのは、「私の公爵様」ですね。この曲、恥ずかしながら20年ぶりぐらいに聴いたのですが、いやあ、幼い頃を思い出して、少々涙ぐむ感じです。ウィーンの洒脱な感じを身体全体で表現しながら歌っておられました。

昨日も書きましたが、山田耕筰「曼珠沙華」の哀切な歌唱は絶品でした。こんなにも暗い情念に溢れた歌をも自家薬籠中にされておられる森麻季さんに感服したのでありました。


昨日、「信じられないこと」云々を書きましたが、それは明日にしましょう。今日書くのは少々気が引けますので。


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Classical

愛しい友よ~イタリア・オペラ・アリア集 愛しい友よ~イタリア・オペラ・アリア集
森麻季 (2006/10/25)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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こんばんは。
今日は少し遅い時間に更新していますので、今日こそは短めに終らせようと思います。

というのも、本日は、オペラシティコンサートホールで開催された森麻季さんのリサイタルに行って参りました。詳しい話は明日書きたいと思いますが、二時間満喫してきました。プログラムですが、前半は、フォーレやバッハの宗教曲と、シュトラウスの歌曲で厳粛な趣、後半はヨハン・シュトラウスの「こうもり」や、「ジャンニ・スキッキ」、山田耕筰、ヴェルディといった、親しみやすい曲、華やかな曲で構成されていました。

後半の「こうもり」は本当に巧かったですね。それから、山田耕筰の「曼珠沙華」の哀切でいながら刃物を突きつけられたような異様な迫力も凄かったです。新境地かもしれません。

アンコールは4曲。同じみのグノーの「アヴェマリア」、ムゼッタのワルツ、浜辺の歌、ドニゼッティでした。

今日聴いて思ったこと。

  1. 予習は、計画的にきちんとしましょう。まあ、今回はプログラムが急に変わったりしたので、限界はあったのかもしれませんし、歌曲を網羅して予習するのも少々難しいかもしれませんが。
  2. 無理をしてでも良い席を取った方が良いかもしれませんね。今日の席は身を乗り出さないと見られない席でしたので、聴く姿勢が少し難しかったです。
  3. オペラグラス、双眼鏡は、オペラではないときも持って行った方が良いですね。歌っている表情などを見るのも、生演奏ならではですし、特に歌曲のリサイタルなどでは、歌手の方がある種の憑依状態になっていますので、感動も深まると思います。
  4. それから常識ですが、開演時間の少し前には、会場に到着しておくこと。これだけはきちんと守っています。大急ぎで会場にはいって席に着くと、周りにも迷惑ですし、すぐに音楽世界に入っていけないと思います。ある程度余裕を持って(遅くとも30分前)、会場の席について、音楽が始まる前の余韻を楽しみ、聴く準備をしていくべきでしょう。音楽の善し悪しは、演奏家だけに依存するわけではありません。聴く手がどうコンディションを作り上げていくか、にもかかっているのです。

なんてことに、これからは(これからも)気をつけていこうと思います。

それから、今日はほとんど信じられないことが終盤に起こりました。演奏家の方々のことではありません。観客のことです。明日は、もう少しつっこんだ感想を書くのと、その「信じられないこと」について書いてみたいと思います。

今日は短めですが、これで失礼します。お休みなさい。

Classical

今日は、「勝手にドヴォルザークの日」に参加します。

とは言っても、僕のドヴォルザークCDの保有状況はお寒いものであることに気づきました。カセットテープにエアチェックしていた時代にはもう少し聴いていたと思うのですが、この10年間ぐらいは、集中して聴いたことがないなあ、とちょっと反省しました。 とはいえ、何かないかな、ということで、本当はスタバート・マーテルを聴いて書こうと思ったのですが、時間がなくなってしまいました。

と言うわけで、ノイマンがチェコフィルを振った「スラヴ舞曲」を聴いております。 この曲は、本当に思い出深い曲です。始めて聴いたのは、カラヤンがベルリンフィルを振った盤で、こハンガリー舞曲とカップリングされたグラモフォンのカセットテープを聴きまくった思い出があります。中学生前半ぐらいでしょうか。いわゆるドイツ音楽とは違う旋律に異国情緒を感じておりました。当時トールキンをむさぼり読んでいまして、この曲を聴きながら読むのが楽しみでもありました。

このCDにはカラヤン盤には収録されていなかった曲もいくつか収録してありまして、新鮮な気分で聴いています。ノイマンの指揮はカラヤン盤よりテンポが遅めではありますが、舞曲のノリといいましょうか、リズムを巧くタメている部分が感じらます。やはりネイティヴが振られる民族舞曲は違うなあ、という印象です。カラヤン盤を、おそらくは極度に純化されている音楽に例えるならば、ノイマン盤は、民族的記憶が肉化した音楽である、とでも言うべきでしょうか。

それにしても、最も有名と思われる第10番「マズルカ」は本当に良いですね。ああ、初めてこの曲を聴いたきっかけを急に思い出しました。小学生のころだと思います。当時住んでいた大分市に矢崎彦太郎さんがいらして(オケは失念。申し訳ありません)「新世界より」を振ったあとに、この曲をアンコールで振られたのでした。まだ40歳にもなっておられない時期で、本当に若々しくいらしたのを思い出しました。アンコールの冒頭「今日は2曲アンコールで演奏します」とおっしゃって、1曲終った後に「公約通りもう1曲演奏します」とおっしゃって会場の笑いを誘っていました。こういうことは良く覚えているものです。

かつて、チェコのプラハに行ったことがあります。プラハの国立博物館が夕陽に当たってバラ色に輝いていたのが昨日のように思い出しますね。もう何年も前の話ですが。また行きたいな、と思って、クローネ硬貨を財布に入れているのですが、あれ以来再訪できていません。夢にまで出てくるぐらいだったのですが、なかなか時間やきっかけがないものです。

ceska ceska

当時はまだ東欧の雰囲気残っていたのですが、きっともう喪われていると思います。それに物価が安かった! 観光スポットは高かったのですが、泊った部屋の近く、住宅街の中の食堂では、当時日本円で300円ぐらいでお腹一杯食べた記憶があります。観光スポットのレストランは反対に凄かったです。頼みもしないのにデザート持ってきたりして……。

写真を載せてみました。当時はまだデジカメがありませんでした。コンパクトカメラで撮ったものをスキャナで読み込んでみました。
 Prag
プラハ城から撮りました。

Prag
同じくプラハ城から。

Prag
城内の聖堂に描かれた壁画。

Prag

城内のヴィート大聖堂です。

プラハにまつわる歴史は、喜ばしいものから悲しいものまで複雑に入り組んだモザイク画のような様相があって、なかなか忘れることができません。いつかまた訪れるときのために勉強し続けたいものです。頑張ろうっと。

ちょっと脱線気味でしたが、おかげさまでドヴォルザークを聴くことが出来ました。ありがとうございました。


今日は8時に起きました。さすがに昨日の疲れはなかなか癒えません。午前中は近所のカフェで一仕事。しかし、iPodを持って行くのを忘れてしまいました。疲れているときはミスが増えるようです。気をつけなければなりません。午後は帰宅して昼寝をしようと思ったのですが、なかなか寝付けず。そのまま起きていろいろと溜まったやるべきことをこなしておりました。そんなこんなで、ブログを書いているところです。明日からは仕事ですが、午後になって酷くなってきた筋肉痛にどこまで耐えられるでしょうか……。ああ、翌日に筋肉痛が出るぐらいで良かったです。二日後に出るまでに衰えていなくて良かったですね。でも本当に静かな日曜日を過すことができました。ドヴォルザークも聴けましたし。本当にありがたいことですね。


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Classical

ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
大阪フィルハーモニー交響楽団 ブルックナー 朝比奈隆
ポニーキャニオン (2000/01/19)
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つい先だって、NHKで「あの人にあいたい」という短いドキュメンタリーが放送されていました。その中で、朝比奈隆さんの言葉が紹介されていました。

人より一日でも長く生きて
人より一回でも多く指揮台へ立つ

良い言葉ですね。指揮者でなくとも、そうありたいなあ、と思いました。

ブルックナー:交響曲第7番
大阪フィルハーモニー交響楽団 朝比奈隆
ビクターエンタテインメント (1987/08/21)
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実は、朝比奈さんが大阪フィルを振った演奏をNHK-FMで聴いたのが、僕のブルックナー体験の始まりでした。小学6年生ぐらいだったでしょうか……。最初はよく分かりませんでしたが、聴いていくうちにブルックナーのすばらしさが分かってきたのでした。 それで、社会人になって、またクラシックを本格的に買い始めた時に出会ったのが、ザンクトフローリアンでのあまりにも有名な7番の録音でした。これはすごい録音でした。 今日は、1908年にお生まれになって、2001年になくなるまで指揮台に立ち続けた朝比奈隆さんの偉大さを改めて認識したのでした。


この文書は、6月18日に書いたのですが、FC2のサーバーの調子が悪くて、アップできませんでした。ちょっと遅刻気味ですが、18日分と言うことでお願いします。


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Classical

Gustav Mahler

マーラー:交響曲全集 マーラー:交響曲全集
オムニバス(クラシック)、アルノルト・シェーンベルク合唱団 他 (1995/07/07)
ユニバーサルクラシック
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マーラーの交響曲のうち、始めて聴いたのがこの「復活」でした。これも昔書いたことがあるかもしれませんが、小澤征爾さんがタングルウッドで復活を振った場面をテレビで観たのです。終楽章フィナーレに激しく感動したのでした。荘厳で重厚な音は、それまで経験したことのない音でしたし、あるいは、アプリオリに経験していたけれど、それまで知らなくて、聴いた途端に自分が持っていたある種のイデアと合致したと言う感じ、をうけました。始めて聴いたのですが、始めて聴いた気がしない、そんな妙な感じだったのを覚えています。 それから、カセットテープを買ったのですが、ショルティさんが振った復活でした。そのCDを繰り返し繰り返し聞いていたので、復活と言えばショルティ、と言う感じでした。 今回アバド盤を聴いているわけですが、速度はショルティ盤に比べて段違いに遅いです。ですが、一つ一つの音価を大事にしているというのがよく分かります。一音一音の意味を拡大鏡で覗いている感じです。ゆっくりになればなるほど難しいと思うのですが(速いのもむずかしいですが)、オケも頑張ってついてきています。第五楽章の冒頭のコントラバス、ショルティ盤とはリズムが明らかに違う気がしました。復活にもスコアの相違があるのでしょうか? 継続調査します。


今日は6時に起きたのですが、昨晩のつかれもあったので、少々昼寝。夕方は、後輩の結婚披露宴に出席。二次会に誘われていたのですが、やむなくお断りして21時過ぎに帰宅。良い結婚式でした。ピアノをBGMでひかれていたのですが、ヘンデルの水上の音楽や、バッハのフーガ、ベートーヴェンの「春」などをピアノに編曲して演奏されていました。生演奏はやはり良いですね。


辻邦生「小説への序章」を待ち時間の間にぱらりぱらりと読んでみました。この堅牢な評論のテーマの一つが小説が普遍性を獲得するためにはいかにするべきか、と言うものです。普遍性を獲得するには、全てを記述すると言う方法もあるのだが、この現代社会に於いてはそれは不可能となった。従って、逆の方向、拡散する情報を追いかけていくのではなく、自分の主体の中に沈潜していく。研ぎ澄まされた主観はあるとき全体を把捉しうるアノニムで普遍的な主観へと昇華していく。そこにおいて普遍性を獲得するのである、という論調だったと思います。こうしたアノニムで普遍的な主観へと純化していく方向は、カントで言えば超越論的認識であったり(これは科学の普遍性を獲得するための方法論ですが)、ルソーで言う内面への転回であると思いますし、禅の悟りの境地や、キリスト教で言う神の啓示といった境地をさしているのだと思います。


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Classical

少し遅刻気味ですが、「勝手にクライバーの日」に参加したいと思います・

ベートーヴェン:交響曲第5&7番 ベートーヴェン:交響曲第5&7番
クライバー(カルロス) (2002/09/25)
ユニバーサルクラシック

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クライバーさんといえば、

  • ベートーヴェン交響曲第五番
  •  ばらの騎士(DVD、ウィーン)
  •  カルメン(DVD、ウィーン)
  •  トリスタンとイゾルデ

 などが、印象的なのですが、その中でも、初のクライバー体験だった「運命」を取り上げたいと思います。 始めて聴いたとき、度肝を抜かれました。それまで、運命はカラヤン盤でしか聴いたことがなかったのですがここまでスタイリッシュな音楽に純化しているとは予想もしていなかったのです。ちょうどこのころ、同曲異演のことが分かり始めた頃だったのでなおさらでした。特に第三楽章のコントラバスのフレーズを速いテンポでリズムをしっかりキープさせながら、一糸乱れぬ兵卒の行進のように統御しているのの驚異的。第四楽章の入り方もきわめて祝祭的で絢爛としています。こんなベートーヴェンもありなんだ、と本当に驚いて、それいらクライバー盤を買うようになり、買えば買うほど驚きが待っているという状態でした。

 「トリスタン」も素晴らしいですよね。ルネ・コロさんやディースカウさんが印象的。これもまた別の機会にかければと思っています。

R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
クライバー(カルロス)、ウィーン国立歌劇場合唱団 他 (2002/06/26)
ユニバーサルクラシック

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あとはウィーンで振られた「ばらの騎士」も。これも何度か取り上げたことがあると思うのですが、オッターさんのオクタヴィアン、ロットさんのマルシャリン、ボニーさんのゾフィー、モルさんのオックス男爵、と一分の隙もないパフォーマンスです。序奏部をふるクライバーさんの映像を見るだけで、心が揺さぶられます。本当にグルーヴしていますからね。


今日は、クライバーさんを聴くのもそうですが、アバドさんの振るマーラーの復活を聴いていました。このことはまた明日書きたいと思うのですが、これまでデフォルト音源だったショルティ盤との違いに驚いています。使っているスコアもちがうのではないか、と思うところもあったりして、とても刺激的でした。


今日の夜は、大学のころからずっとお世話になっている先輩と食事をしました。大学時代にくらべてお互い話題が歳をとってしまったね、とすこししんみりとした感じになりましたが、最後の方はふたたび哲学話で盛り上がる感じ。その方はまだ学問を続けておられて、本当に尊敬しているのですが、やはり学問にコミットされている方の精神力は並大抵のものではないな、という印象です。いろいろと教えて貰いました。勉強になりました。


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Classical

Brcukner Karajan

今日はカラヤンのブルックナー交響曲第7番を聴いています。ブルックナーを聞き込むのも久しぶりです。ここのところシュトラウスを中心に聴いていましたし、その後はマーラーに進みましたので。 カラヤンの美学の表出という感じです。深く豊かに彫刻された品の良い装飾品を眺めているような感じです。カラヤン的なレガートも健在ですし、彫りの深い印象的な演奏だと思いました。弦楽器が本当に美しすぎます。チェリビダッケのような雄弁さはないかもしれませんが、美しさは絶品だと思いました。

 しかし、久々に聴くブルックナーは素晴らしいですね。僕のブルックナー体験は朝比奈隆さんが大阪フィルを振った交響曲第7番でした。NHK-FMの番組をエアチェックしたのですが、金子健次さんが解説をしておられて、朝比奈さんのテンポ取りが、ほかの指揮者とくらべてゆっくりなのだ、ということをCDを自在にかけながら解説しておられました。

それで、今日思ったのは、やっぱり楽典→和声法→対位法の勉強した方が良いのかなあ、ということ。いまはそういった理論的なことをほとんど知らないまま聴いていますが、理論を知ればもっと楽しめるんじゃないかなということを感じています。きっと、オケに入っておられる方、楽器を弾ける方はきっと別の次元で楽しんでおられるのではないか、と思っています。頑張りますか!



今日は、いつもと違うヘッドフォンで聴いているので、音楽のきこえ方が少し違うような気がしています。いつものBOSE社のノイズキャンセリングヘッドフォンの偉大さが分かった気がします。やはり、普通のヘッドフォンでは、たとえクローズ型のヘッドフォンであったとしても、電車の走行音や周囲のお喋りが思ったより気になるんですよね。電車の中で音楽に没入するには、やはりBOSEのクワイエットコンフォートでなければ、と思っています。

Classical

Gustav Mahler

マーラー:交響曲第9番 マーラー:交響曲第9番
ラトル(サイモン) (2002/10/25)
東芝EMI

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今日のマーラーは、ラトルの9番です。帰りの電車の中で聴きました。ラトルの指揮は、想像以上に刺激的で、テンポがとてもよく動いていると思いました。歌わせるところは、ラトルらしく能動的に動かしている感じ。特に第四楽章は、静謐な感じを巧く出していると思います。老成した感じというよりは、若々しく挑戦的な演奏なのではないでしょうか?ただ、ここのところアバド盤をよく聴いていますので、ちょっと違和感を感じるところは仕方がないですね。

それで、思い立ってアバドのマーラーを一曲ずつ聴いていこうかな、と思っています。まずはiPodに入れていく作業から始めないと行けないですね。

それから、今週末9日土曜日は、新国立劇場で「ばらの騎士」を観る予定です。そちらの予習もしなければ。いまやろうとしているのは、カラヤン盤の古い方、シュヴァルツコップさんやクリスタ・ルートヴィヒさんが出演している盤をきいてみようというところ。こちらもiPodに入れて予習する予定です。そう言う意味で言うと、新しいカラヤン盤(シントウさん、モルさん)の第一幕の後半部分の予習もやっているところです。

Shibata_Mahler

グスタフ・マーラー―現代音楽への道 グスタフ・マーラー―現代音楽への道
柴田 南雄 (1984/10)
岩波書店

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いま柴田南雄さんが書かれた「グスタフ・マーラー──現代音楽への道──」を読んでいます。最初に日本におけるマーラー受容の歴史が書かれていて、それからマーラーの生い立ち、「嘆きの歌」からはじまって一つ一つ交響曲を紹介していく内容なのですが、本当に秀逸です。私は音楽理論はほとんど分からないので、書いてあることを完全には理解しきれていないと思いますが、交響曲の拍節的分析、旋律の分析などをしていてくれて、どうしてマーラーの音楽が、ドイツロマン派的音楽と違った響き・旋律を持っているのかと言うことを理論的に説明してくれています。本当に秀逸で、この本を理解するために楽典の勉強をもう一度やってみようか、と思ったぐらいです。激しくおすすめする一冊です。


仕事、ですが、なんとか山を越えました。発生したトラブルを収束に向かわせるべく、午前中はステークホルダーと折衝を重ねて、昼明けには、対応方針が決定。ようやくと収束に向けた具体的な動きになってきた感じです。影響範囲は思ったよりも小さく収まると言うことで、胸をなで下ろした感じ。それで、午後は結構疲労感と闘いながら仕事をしました。帰宅前はもうフラフラです。こういうときには、珈琲を飲みたくなるもので、現にいつもよりも多く珈琲を飲んでしまったのですが、却って肉体疲労と精神疲労のバランスが崩れてしまい、なんだかよく分からない朦朧とした感じに陥ってしまいました。疲れているからと言って珈琲を飲み過ぎてカフェインの過剰摂取になるのは危険です。


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Classical

Strauss: Also sprach Zarathustra; Till Eulenspiegel; Don Juan; etc. [Germany] Strauss: Also sprach Zarathustra; Till Eulenspiegel; Don Juan; etc. [Germany]
Karajan/Berlin Philharmonic (2002/02/04)
Deutsche Grammophon

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今日もカラヤンが振るシュトラウスを聴きました。「ツァラトゥストラはかく語りき」です。先週の日曜日に買ってきたCDのなかの一枚です。この曲は三歳頃から好きな曲だったらしく、おかげさまでいまでも好きな曲の上位に入っています。ニーチェの著作とは全く関係ない、あるいはシュトラウスがニーチェを揶揄しているとも言われているということですがどちらなのでしょうか?文学的才能に恵まれていたシュトラウスが、全く理解していなかったとも考えられないので、揶揄説を信じたいところです。
カラヤンの指揮はここでも流麗豪華で、この壮大な交響詩を豊かにたっぷりと歌い上げています。カラヤンの特徴は弦楽器のレガートなのだそうですが、弦楽器の響きが本当に豊かです。テンポは基本はゆっくりですが、随所で細かくコントロールされています。またお気に入りが増えました。


今日も4時に起きて2時間ほど仕事。やはり疲労が残っているようで、すねのあたりにしくしくとした痛みを感じたので、もう一度眠ることにしました。9時頃もう一度起きて、作業等々。今日は一日中家にいたのですが、部屋の片づけなどをしました。久々の休みでしたので、ゆっくりできました。あとは寝るまでに予定の作業を終らせればOK。明日からも頑張りましょう。


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