Italy2007


at FRA
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フランクフルト空港には定刻に到着。そのまま乗り継ぎのフィレンツェ行きの便の搭乗口に向かおうとするのだが、もう一度手荷物チェックを受けることになる。この検査場がとても混雑していて大変な騒ぎ。自分の番がやっと回ってくると、警告音と共にアウト。髭を蓄えた中背のおじさんに体中を探知機でなで回される。英語しゃべれるか? と聴くので少しはドイツ語行けるよ、というと、そりゃあ良い、みたいな感じで和やかでしたけれど。どうやらベルトが引っかかったみたい。

それで、ベルトコンベアに載せられX線検査を受けている手荷物の方にも問題が。ノートPCを持ち込んだのだが、どうやらそれが引っかかったらしい。それだけでなく、電子辞書、デジカメなども細かくハンドチェックされる。ノートPCはSpecial Checkが必要だ、ついてこい、と言われて、またおじさんの後について検査場横のブースに連れて行かれる。なにやらカードのようなものをPCになでつけ回して、機械に差し込んで、問題なし、ということで放免される。あれは硝煙反応を探知するものなんだろうと思っている。

手荷物検査であたふたしたあと、無料のコーヒーマシンを見つける。ルフトハンザが提供しているらしく、いれたてのコーヒーを楽しめる。しばしの休息。

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いくらルフトハンザといえども、エコノミークラスは狭い。大柄なドイツ人がどうやって座るというのだろう? と不思議に思う。隣に、ラテン語系の言葉を話す体格の良い大柄な人。おそらくはスペイン語圏のテニスプレーヤーだと思うのだが、話をしないまま。

楽しみな機内サービスは、食事もさることながら、ワインも楽しみである。ルフトハンザは、ワインちゃんと開けて注いでくれますからね(コルク栓じゃないけれど)。全日空だと300mlぐらいの瓶を配るところなのですけれど。

食後にブランデーはないか、と尋ねてみると、コニャックならあるわよ、ということで、コニャックを飲む。たまに飲むと本当に美味しい。ちゃんと葡萄の香りが楽しめる。もう一杯欲しいところだけれど、さすがにこの先長いので諦める。

良い気分で少しばかり眠って、本を読んだり、書きものをしていたら、あっという間にフランクフルト空港。始めてヨーロッパに行ったときに感じた果てしないフライト時間は、慣れるに連れてどんどん短くなっていくように思える。

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搭乗時刻の数分前に37番ゲートに到着すると、搭乗口にはすでに乗客が大勢集まっている。僕たちの乗る飛行機は、ルフトハンザドイツ航空のボーイング747型機で、Sachsen号と命名された機体。天気はとても良い。これから、フランクフルト経由フィレンツェに向かう。まずは長い旅になるのだが、良いフライトが楽しめそうな予感。