マイケル・ブレッカーの勇姿をDVDにて
Some Skunk Funk Randy Brecker、Michael Brecker 他 (2007/04/24) |
サム・スカンク・ファンク ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー (2007/06/13) ビクターエンタテインメント |
いやあ、今日タワーレコードに行ったら、マイケル・ブレッカーのDVDが発売されているのを知って感涙。即大人買いですよ、これは。
グラミーをとったドイツのビックバンドとのブレッカー兄弟のライブ映像ですからね。5月に発売されていたらしいのですが、CD屋になるべく近づかないようにしていたので気づかなかったというわけです。
早速帰宅してDVDを見てみる。最初の何曲かはマイケルが登場していないので、とばしてマイケルが登場するStrap – Hangin’から聴いてみる。マイケルの姿をみて鳥肌が立ちましたよ、マジで。最後のアルバムPirgrimageよりも元気が良いし体調も良さそう。そして、マイケルのフレージングがとても良い。相変わらず歌いあげているなあ、健在だなあ、と。この歳でこのフレージングかあ、若いよなあ、と。もう亡くなってしまったなんて信じられないです。
映像見て改めて思ったんですが、ウィル・リーとか、ジム・ベアード(ライナー表記はビアードになっているけれど)、アースキンもみんな歳とっていますね。ランディも髭が真っ白だし少し太り気味。でも、ウィル・リーは歳取っても本当にかっこいいなあー。ああいう風に歳をとれたら良いんですが。ジム・ベアードのソロもいいですねー。彼、足下にかなりチャンネル数のあるミキサー置いている。すごいなあ、プロは……。
もちろん、音源としてはCDで既に発売されていましたので、聴いていたのですが、やっぱり映像付きは良いです。
でも、このマイケル・ブレッカーのソロ聴いたら、もう僕自身もうサックス吹けないですよ。吹けっこないですもん、こんなの。聴く方に徹しますです、と言う感じに追い込まれてしまいますね。
やはり、ビックバンドとやっていますので、6人編成のブレッカー・ブラザーズバンドよりも数段ダイナミズムが上がっている。アレンジもいいです。
それで、このビッグバンドなんですが、WDR Big Band Kölnと書いてある。それで、WDRって、昔、West Deutschland Rundfunkの略称かな、ということで「西ドイツ放送協会」みたいな紹介をブログでしてしまった記憶がある。でも、ロゴの右上には、ARDのマークが入っている。あ、WDRって、ARDのことなんだっけ、と一瞬青くなる。たしかに、去年ドレスデンに行ったとき、ARDのテレビでしきりにWDRっていうロゴが出ていたから、もしかして、ARDってWDRに発展的解消したんじゃないか、とおもっていたのです。
でも、Wikipediaによれば、WDRは「西ドイツ放送協会」でいいみたい。よかったですよ。
それで、ARDの略称は、"Arbeitsgemeinschaft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten der Bundesrepublik Deutschland"というらしく、日本語で言うと、ドイツ公共放送連盟というらしい。ARDの配下に、WDR(西ドイツ放送協会)とかBR(バイエルン放送協会)とかSWR(南西ドイツ放送協会)っていうのがあるかんじ。ARD本体は1チャンネルでDas Ersteというチャンネルを持っているけれど、配下の地方公共放送曲も独自のチャンネルを持っているらしい。NHKが1チャンネルなんだが、NHKの各地の放送局も独自にチャンネルを持っているというイメージでしょうか。そういうARDとWDRの関係を知らなかったんですね。不勉強でした。
今日は9時には都心について所用をすませて、すぐにスタバでちょっとした仕事。それから、新宿に出てタワーレコードに行ってみる。あれれ、こんなの出てたんだ、買わなきゃ、の連続でした。大人買いですね。少々反省。それで、アバドさんがルツェルン祝祭管弦楽団を振っているマーラーの6番のDVDも買ってしまった。映像が流れていたんですが、それ見ただけで買おうってかんじ。アバドさんも相当老け込んでしまいましたが、凄い演奏の予感。このDVDのことは明日以降に書こうと思っています。
家に帰り着いたのは5時半頃でしょうか。それからまた仕事をして食事それで、ブログの更新。なかなか充実した土曜日でした。明日も充実の予感。暑そうですけれど。あさからまたいつものカフェに行く予定です。
今日も読んで頂いてありがとうございました。
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