ブロムシュテット/シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」
- R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき
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- アーチスト: ブロムシュテット(ヘルベルト)
- レーベル: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 価格: ¥ 1,050
- 発売日: 2002/06/21
- 売上ランキング: 86
- おすすめ度
ブロムシュテットが振るドレスデン・シュターツカペレで「ツァラトゥストラはかく語りき」を。
冒頭の金管の絢爛さに息を呑む。そして弦楽器の透き通った冷たい水で喉を潤すような清涼感。速度は中庸で4曲目「喜びと情熱について」の弦楽器の疾走感と分厚い金管部のコントラスト感がたまらない。6曲目「学問について」はじっとりとした足運びでコントラバスが唸りはじめる。やや抑え気味のテンポを途中で速いテンポに切り替える素早さたるや。手堅いです、ブロムシュテットさん。本当に「流れ」で演奏してないというのが分るんですよね。全権掌握しています、という感じ。
録音も良い感じです。ドレスデンのルカ教会ですので、クライバーの「トリスタンとイゾルデ」と同じ場所ですね。
- Einleitung (導入部)
- Von den Hinterweltlern (現世に背を向ける人々について)
- Von der großen sehnsucht (大いなる憧れについて)
- Von der Freuden und Leidenschaften (歓喜と情熱について)
- Das Grablied (埋葬の歌)
- Von der Wissenschaft (科学について)
- Der Genesende (病より癒え行く者)
- Das Tanzlied (舞踏の歌)
- Nachtwandlerlied (夜の流離い人の歌)
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