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本当に目の回るような4月でした、と書いてみたのですが、そんなことはないです。確かに、夜遅くまで仕事をしていたことは事実ですが(ただ、この夜遅いというのも、相対的な概念。勤務時間の多寡は、その人それぞれによって感覚が変わります)、その仕事が目が回るようなものだったか、というと、そのようなこともなく、これまでやってきたことを繰り返しで、そうそう新鮮味もなく、何だかな、という感じ。そう言う形で消耗するからには、そこになにか意味を見いだせないと厳しいです。

そんな中でも季節は巡ってきます。美しい新緑を見ると心が和みます。今年も春が訪れ、初夏に向かって動物も植物も昆虫も育っています。透き通るような青々しい若葉を見るとそれだけで幸福です。この季節がずっと続けばいいのに、と思いますが、季節の巡りの中で新緑の若葉を見ると言うことにこそ意義深さがあるのだと思います。

かわらない季節はありませんし、かわらない人生もありません。

季節は繰り返しますが、しかし、人生は繰り返しません。

人生を季節に見立てると言う見方もありますが、私は、人生は波だと思っていて、その大きな波のうねりをうまくとらえて生きていくことが必要なのだ、と思います。日々の小さな波もあれば年単位数年単位の波もあります。それは振り返ってみるとそういう波があったなあ、とふりかえるようなものです。この先の見えない波にうまく乗らないと。そう思います。

この消耗の中で次に進む努力が必要だなあ、と。そんな中で、来週で4月が終わり、平成も余すところあと1週間。令和へと時代が移るわけですが、そうした変化が楽しみです。

それではみなさま、おやすみなさい。