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桜の続き。うつろいゆく時の流れ。
先月から大変な状況で、プライベートな予定はほとんどキャンセルしました。ジェットコースターに乗っているような毎日でした。というか、今もそうなんですが。
おかげで、「ラインの黄金」もキャンセルしました。まったくついていません。週末の「ヴォツェック」は死守したいところです。
というわけで、心機一転さっぱりした今日この頃。
いまだに音楽との関わり方を見出せずにいる毎日です。まったく、どうすればいいのやら。
今日はプレヴィンのシュトラウスを2曲。《ツァラトゥストラ》と《家庭交響曲》。
この典雅と皮肉の織りなす壮麗壮大な伽藍は、西欧音楽の一つの終着点なんだろうなあ、と思います。その延長にコルンゴルトなんかもいるんだと思います。
そうそう。この前思いついたのが、西欧音楽はカトリシズムと同じく普遍性を希求している様式であるということ。がゆえに、我々も理解し得るということなのか?、のんてことを思いつきました。
ではグーテナハト。

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先日行った熱海の海。美しい光景ですが、なにか引っかかります。このような景色をこの際未来も見ることができるのでしょうか。
この一週間は、音楽から遠ざかり気味でした。といっても、音楽は聴いてまして、あの例のT-SQUAREというバンドの昔の音源を聴いて懐かしんでいました。ただ、どうにも西欧音楽は聴けず、という感じでした。
少し最近の立ち位置を確認しなければなりません。
どうもあの偽ベートーヴェン事件で、音楽にしらけてしまってですね。いや、あの事件でしらけるなんて、そこまで音楽が好きじゃなかったのでは、と思われるかもしれませんが。
正直、偽ベートーヴェンについては、かなり「無理」をしてよく書いた記憶があります。ですが、CDを聴き、コンサートに行きましたので、そうした事実は記録すべきと考え書きました。が、そこに、なにか「長いものにはまかれろ」といったベクトルが作用していたのではないか、と反省する部分もあるのです。あんなにいいと言われているのに、自分だけがわかっていないのではないか、という疑念を感じたからでしょう。もちろんそこに「全聾の」とか「絶対音感」という雑音も含まれていたのでしょう。
私のモットーとして、批判はするまい、というのがあります。専門の音楽教育を受けていませんので、そこまで言っていいのか、という、少し引き気味のスタンスで臨んでいます。それが理由で、ブレというか、キレのなさというものが生じたはず。そういう意味では徹底できなかったという悔いがあります。
ただなあ。あそこまで、評価していたマスコミやブログを見ると、音楽を語るということの責任性というものを強く感じます。かつて、大学に居た時に、教授と大学院生が、音楽評論の妥当性について熱く語っていたことを思い出しました。評論についての妥当性が問われないままという状況に疑問を呈する議論だったと記憶しています。
言論は歴史を創るものであり、事実を変えることさえも可能です。昨年何度か書いたヴェルディがイタリア統一に果たした役割が後世に作られたものであるということや、昨今の歴史問題などもそうしたものにあたるのでしょう。言論に対する飽くなき妥当性の追求を可能な限り行う、ということの難しさは、この20年間のインターネットの時代にあって、問われ続けながらも解決されていないことなのでしょう。
そういう意味では、ブログであろうとも、言論活動の一環ですので、そこに妥当性を常に求め続けることは必要です。経済活動を伴わないものである以上、そこには常に妥当性を求める必要はあります。ただ、妥当という言葉はあまりに絶大なもので、求めることはできても実現できないものなのです。妥当という言葉は、ブレンターノに依っていたはずです。それほど重い意味を持つものはず。
なんだか絶筆宣言のようになってますが、絶筆はしないです。妥当というものは求めるものであり、実現できないものである以上、絶筆すると止まるので。
今日は新国立劇場でオペラトークを聴いてきました。そちらの報告は明日から。それにしても手を広げすぎていて、すこし戦線を整理しなければなりません。。
ではグーテナハト。

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大学時代の先輩と一席ご一緒してもらいました。馬刺しを食べられる渋谷の料理店にて。
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今回の騒動や、昨今の諸問題についていろいろと。大学の先生ですので、本当にたくさん教えてもらいました。
「絶対音感がないと音楽をきちんと語ることはできない」という意見があるそうです。これは、私が漠然と考えていたものに一致していて、少し思いを巡らせています。今回の事件は別にして。
それではグーテナハト。

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オペラは、音楽、詩、演出によって成り立ちます。
ですが、普通の音楽もそうかもしれない、などと思うことも。
純粋に音楽だけを享受するべき、と思っていましたが、それは難しいのではないか。
などと、昨今の騒動をみて考えました。
最近本当に多忙。6時間連続会議なんてのも。頭の体操。
それではグーテナハト。

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仕事関連のミッションで、昨日、今日と家で初作業をやっていました。
なんとか今日で終り。なかなか予定通りには行かないものです。激しく反省中。
次のミッションは1月末です。その次は、4月。
大丈夫か、わたくし。。
さて、このブロク、前身のブログからかぞえると2003年から書いていますので、かれこれ10年以上続いています。内容はずいぶん変わりましたし、もっと変わりたいんですが、ともかく続けることが大事だと思っています。
2003年当時はMovable Type 3というブログシステムを使っていたと記憶しています。自分でサーバーを借りて、CGIをインストールして、カスタマイズをしながらブログを作りました。今のようにアメーバやココログといったブログサービスなどなかった時代でしたので。
このMovable Typeですが、いまやWordpressにおされて、ユーザーはあまりいないようです。ですが、ビジネスではまだ使われていて、ブログという枠組みをこえて、CMSとして使われているようです。
そのMovable Typeもバージョン6になりました。お正月にバージョンアップ作業は終わりましたが、投稿をtwitterに連動するプラグインが稼働しない状況が二週間続いていました。サーバーに文字コード関連のモジュールがインストールされていなかったので、サーバー会社にインストールをお願いして、入れてもらい、その後プラグインのチューニングに手間取り、なかなかうまく行きませんでしたが、本日無事完了しました。
こういう作業は答えがすぐに出ますので、大変気分がラクです。かえって文章を書くのは答えが出ません。が、私にしてみるとどっちも面白いです。
さて、今日はアレクセイ・オグリンチュクを聴いたんですが、素晴らしすぎて卒倒しました。やっと目指すべきものがわかりました。

モーツァルト : オーボエ作品集 (W. A. Mozart : Oboe Concerto | Quartet | Sonata / Alexei Ogrintchouk) [SACD Hybrid] [輸入盤]
アレクセイ・オグリンチュク
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オーボエ系は、宮本文昭氏、茂木大輔氏、オグリンチュクを書くのが宿題になっています。今週1つずつ潰します。
それではグーテナハト。

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何度も書いていますが、冬は朝日が遅いですし、大体天気が良いので、写真とる側にとってはありがたい限りです。
月曜日からいまいちだった胸の調子はだんだん治まってきました。あまり無理しては行けないですね。が、最近残業続きです。。
ではグーテナハト。

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
写真は我が家から観た日の出です。ちなみに右手の二本の高層ビルは東京都庁です。
昨年は、こちらのブログをきっかけに、図書新聞へ書評を5本ほど寄稿する機会をいただきました。現在も準備中です。
その中で、茂木大輔さんの本を書評したなかで、かつてから持っていたオーボエを吹きたいという気持ちに火がついてオーボエを初めてしまいました。
ここにはあえて書きませんでしたが、実は昨年の夏頃に、とある音楽関係の方のお話を聴く機会がありました。詳しくはかけませんが、その話を聴いたなかで、音楽と係るということにおいて、音楽演奏を行わないということはありえないのではないか、と強く思ったわけです。
下手でも良いのです。とにかく楽曲と向き合い、自分の手で音楽を創るということが大事ではないか、と。
バルトークもそういうことを言っております。
といいながらも、やはり音楽との関わり方は人それぞれで良いのです。全員が楽器やることもないと思います。音楽を聞いてたまにカラオケで歌うというありかたもあるべき姿と思います。
ですが、少なくとも、コンサート評であったりCD評を行うのであれば、楽器演奏をやっておかないと、大事なものを見落としているのではないか、そう思うわけです。なにか楽器をやっていれば、違った視点があるはずなのです。
ただ、これはもしかすると、音楽を評するということに行き詰まっているからということもあるのかもしれない、などとも思っています。楽器をやらないでも音楽の本質を捉えることができる方もいらっしゃいますので。
もっとも、私の場合、もとからサックスを吹いていましたし、今もやはりサックスは続けています。楽器を吹くのはそもそも好きでしたので、才能やら目的などという難しいことは考えずに、単に吹きたいということもあるのですけれど。それから、楽器を吹くと精神的にも良いですし、頭の回転も早くなります。多分。
というわけで、今年もいろいろと書いていこうと思いますので、どうかお付き合いください。
ではグーテナハト。

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遅刻のエントリー短信。
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近所のジャズバーのジャムッション後半に少しだけ参入。二曲ばかり吹きました。
Autumn LeavesとDays wine and roses。Autumn Leavesは、アルコールのせいで後半暴れてしまいました。
ジャム・セッションだけだと、なかなか上達しないのですね、きっと。
次回は最初から参加したいものです。どうもまだちゃんとリズムが取れない。
慣れてないのか才能なのかようわからん。
セッションの後、飲みタイムで、ミュージシャンと世間話して帰ってきました。なんか、居心地良かったです。
セッションホストのピアノの方の息子さんが、大学生で、ジャズ研のドラマーで、彼の話を聞くのが面白い。私の小さいころの遠足の行き先と、彼の遠足の行き先が微妙にかぶっていたりして。名栗川とか。
若者と話をするのは楽しい。でも、そこでは私も若い方に入るんですけど。
ではまた。遅刻のグーテナハト。

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ホフマン物語、日曜日に聴きに行きます。今日は予習しました。こちらは過日の空。やはり雲のダイナミズムは素晴らしい。
短くグーテナハト。