Miscellaneous

先日訪れた神社。お宮参りですね。つかの間の平和。これを維持するのが大人の役割なんですけれど。次の世代に良いものを残したいですね。

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帰宅の電車で、夜遅いのに近くの私立小学校の生徒が乗っていて、《魔笛》のリブレット読んでました。あんなに難しいストーリーを読むとは…。

ではおやすみなさい。

Miscellaneous

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今日は仕事場のみなさんと松茸をいただきました。ありがたいことです。というか、松茸をちゃんと食べたのは初めてかも。

昨日から図書館で借りたフーコーの解説本を読んでいます。価値転倒? 考え抜くとこうなるのか、と言う感じ。戦後の思潮と辻邦生文学の結節点を探している感じです。

ではおやすみなさい。グーテナハト。

Alban Berg,Miscellaneous

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なんだか、また戦時中のような感覚に戻ってしまいました。

今日の地震をうけて、なんだかそんな気分になりました。

2011年、あの震災直後の状況は、いわば戦時下のような事態だったなあ、といま思い出しています。

私なんて、関東西部に居て、そんな大きな被害は受けていませんので、なんだかんだいう資格はないのかもしれません。

ですが、信号機の灯が落ちて、真っ暗闇の交差点を車が恐る恐る走っていく様を観たり、翌日の電車の運行状況を駅で必死に調べたり、灯りの落ちた仕事場でデスクライトの灯りを頼りに書類を読んだり、なんていう経験をしました。

あの頃は異常が通常で、人間というものはこんなにも簡単に異常に慣れるものなのか、と半ば驚いたりもしました。

というか、あれは本当に戦争だったのかも、と思います。自然からの戦争に当然負けてしまったわれわれ、という感じ。

で、そうしたこともこの東京地方では、ずいぶんと前のことと思っていましたが、今日の少し大きめな地震で我に返った気がします。

あの時のそこはかとない不安。晴れた昼下がり、青空とさんさんと降り注ぐ太陽の光をみながら、でも、すでに昔のような牧歌的な気分にはなれないのだ、という、大きな喪失感のようなものを感じたりしたことを思い出しました。

今日の地震は、私の部屋も損害を蒙りまして、エレピの上にアンプが落ちてくる、という惨事でした。エレピには深い傷が。。ですが、音は鳴ってくれましたので、なんとかかんとか、というところです。

まさか、あの重いアンプが落ちてくるとは。そして、そのアンプ受け止めながらもエレピが壊れなかったという幸運に感謝している状況です。

世界が平和でありますように。

今日の一枚。なぜか、この心情には「抒情組曲」を聴きたいと思いました。冷たい織物の向こう側に救いはあるのでしょうか。この曲、実はベルクの不倫相手アンナ・フックスのイメージが隠されています。想像するに、そこはかとないアンバランスがここにはあるはず。安定しないのが世界というもので、常に先への不安が存在するわけですが、そういう気分が、根拠なき不安と通じるのでしょうか。

この全集の2枚目に収められています。ラサール弦楽四重奏団による演奏です。アルバン・ベルク弦楽四重奏団の師匠筋です。

Alban Berg Collection / Varrious (Coll)
Vienna Philharmonic Orchestra LaSalle Qt Chicago Symphony Orchestra
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ではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

Miscellaneous

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昨夜、書こうかと思った矢先に仕事場に呼び出されました。

雨がしとしとと降るなか、仕事場に向かいましたが、土曜日の夜、人通りの少ない街の雰囲気がなんだかかっこよくて、少し感動しました。雨に濡れた街路が光を反射して、こういう都会もいいなあ、と思いました。そういえば、辻邦生先生も雨の都会が好きだったとか。前世は都会のホームレスだったのではないか、なんてことを書いておられたのを思い出しました。

ようやく涼しくなりましたが、体調など崩されないよう。

おやすみなさい。

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Wozzeck-Comp Opera
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今日は久々に《ヴォツェック》を聴きましたよ。ヴォツェックの痛みは汎地球的。倫理は贅沢品でしょうかね。

でも、私は今日良いことをしました。あいた隣の席にスマホが落ちてました。途中の駅でしたが、電車を降りて、忘れた人いませんか、とホームでほうぼう聴いて回りましたが、不思議なことにだれも忘れてません。しかたがないので駅員に託しました。えーっと、普通ですね。すいません。無事に持ち主に帰るといいんですけどね。みなさまも(私も)忘れ物にはお気をつけ下さい。

ではみなさまおやすみなさい。

American Literature,Book,Miscellaneous,SF

先週から、ハインラインを二冊読みました。学生時代に読むべき本でした。今更読んで本当に残念。
今回読んだのは「スターファイター」と「銀河市民」です。いずれも、実に古典的な物語構成で、大変勉強になりました。

スターファイター (創元推理文庫)
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「大宇宙の少年」という題名で新訳も出ているようです。

大宇宙の少年 (創元SF文庫 ハ 1-7)
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「スターファイター」は、月旅行に憧れる高校生が懸賞で偶然手に入れた宇宙服を使っていたところ、異星人にさらわれ、異星人の月面基地に監禁されてしまうという物語。脱出、捕縛、救出、どんでん返し、と物語の王道を歩んでいます。ですが、その意外性や、スケールの大きさ、人類一般への深い洞察、科学的技術的に緻密な考察など、本当に物語の喜びが横溢している作品です。

銀河市民 (ハヤカワ名作セレクション ハヤカワ文庫SF)
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「銀河市民」も、奴隷の少年ソービーのビルドゥングス・ロマンであり、貴種流離譚という物語の王道です。乞食に拾われたソービーは自由商人の中で頭角をあらわします。実のところ、彼は世界最大級の大富豪の跡取りで、奴隷制度根絶のために力を注ぐというストーリー。こちらも本当に面白かったですが、本当はもっともっと長い物語のはずで、おそらくは制限などによってかききれなかったか、ハインラインが飽きてしまったかのどちらかだと思いました。あるいは日本語訳が抄訳なのかもしれません。

ちなみに、会社の若い皆さんに「ハインラインしっている?」と聴いたところ、誰も知りませんでした。私の少し上の先輩に聴いてみたところ、ご存知でした。「夏の扉」を読まれたそうです。

もっとも、「スターファイター」も「銀河市民」も両方とも1950年代の作品です。いまや古典だし、読まれることも少ないのですかね。少しさびしいような残念なような。でも「宇宙の戦士」は機動戦士ガンダムの元ネタではないかと言われていますので、現代日本のアニメの源流の一つがハインラインともいえるのですけれどね。

今日は家族通院のため、割当てられた社命公休をいただきました。考えごとをしたり、IT関連の勉強をしたり、書評を書いたりとまあまあ生産的な一日でした。暑い一日でしたが皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。

それではおやすみなさい。

J.S.Bach,Miscellaneous

暑い一日。なんともかんとも。。みなさまはいかがお過ごしですか。

今日は一日いろいろと聴いておりました。午後はNHK-FMのリクエスト番組を聴いたり。下野竜也さんや浅田舞さんが出ておられて、ダンシング! クラシックということで、舞踏にまつわるクラシック音楽のリクエスト特番という感じでした。私も《七つのベールの踊り》をリクエストすればよかったです。

音楽というのはほんとうに不思議で全く良くわかりません。歳をとればとるほどわからなくなります。やはり説明できるもんではなく、ただ聴くしかないのでしょう。それを語ったとしても、語れるわけもなく。他の方々とすりあわなくても、伝わらなくても、それはそれでしかたがないわけで、ただそう入っても伝える努力というか、伝えるベクトルさえあればいいということなんでしょうかね。

そんなことを今日はこの演奏を聴きながら思ってしまいました。

アルフレッド・ブレンデルの弾くバッハのイタリア協奏曲です。

バッハ:イタリア協奏曲、他
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ブレンデルの演奏はまめやかで、深刻ぶることのない演奏は、清々しさを感じます。今日もっとも凄いと思ったのは第二楽章の音階が微細なもたり具合です。音符に現れない本当に微細なテンポのズレのようなものがあって、そうした遊びが音楽に潤いをもたらしているのだと思いました。これ、ジャズほどにぶれさせてしまうとNGなんですが、そこまでいっていないわけで、そうした絶妙さが素晴らしいです。

イタリア協奏曲は高校時代の友人が、ピアノをやっていて、彼がうちに遊びに来てくれた時に弾いてくれました。私も一時期第一楽章を練習しました。右手と左手の音階が上行と下降でぶつかるところが刺激的で、喜んで弾いていたのを思い出しました。

私ももう少し楽器やらないとなあ、と思いながら、今日はハノンを弾きました。薬指が心地よく痛いです。

というわけで、みなさまおやすみなさい。

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暑い日が続いております。みなさまお変わりありませんか?

こちらのウェブログですが少しばかり変わりました。

先日から行っていた作業がようやく一段落しました。これまで11年間使ってきたMovabletyepからWordpressへの移行がほぼほぼ完了しました。

さすがに、Movabletypeへの思い入れというか郷愁というものは少なからずありましたが、やはりMovabletypeは商用のスキームになってしまったということなのでしょうか。テーマやプラグインの柔軟性がなく、なかなか思うように扱うことができませんでした。なにより、コメントにトラブルが生じていて、ご迷惑をお掛けしたということが、移行の最大の理由になるのだと思います。

使ってみてまあまあ使いやすそうなのですが、仕組みはまだ理解していませんので、これから少しずつ勉強します。なにはともあれPHPが必要ですが、昔少しいじったぐらいですので、ちょっと頑張らないとね、というところです。

私の方は今週も暑さにやられてふうふう言ってます。早く秋が来ませんかね。

ではおやすみなさい。

Miscellaneous

今日の東京は曇りのち雨。ただ、雨もそんなに強くなく、しとしとという感じでしょうか。正直今日は日中ずっと室内にいましたので、気候の感じはわからないのですが、それもなにか不健康なので、一日に数度は窓際で外の風景を眺めて気分を休めることにしています。本当は昼休みには屋外に出たいのですけれど。
今日はこちらを聞きました。ビル・エヴァンスのAffinity。最高ですね。詳しくは後日。

Affinity
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仕事で毒をたっぷり吸い込んでしまい大変です。解毒には何をやればいいのかいろいろ考えましたが、実はボランティア活動ではないか、と思いました。解毒というより、良いものを取り込んで毒を追い出したいものです。
明日も暑い一日になりそうです。どうかお身体にはお気をつけて。おやすみなさい。

Miscellaneous

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この数年、晩酌が欠かせない日々が続いていましたが、この二週間ほど、なんとか家では禁酒できています。
このところ芋づる式に酒量が増えていましたので、そろそろやめないと今後の健康がきつくなる、といのがその理由です。
ですが、予想通りですが、短期的にもいいことが幾つかありました。
一つは、よく眠れるようになったということです。それまでは、夜中に一度は目を覚めしていましたが、そんなことはなくなりました。おかげで、昼間のパフォーマンスも少しは改善した気がします。
また、体重も減っている気がします。これは、カロリーをへらしたり、夕食のタイミングを変えたりなどの理由はあります。
それから、酒代が浮きますので家計にもいいですね。
先日の飲みの席では、ビールのジョッキ二杯でもうたくさん、と思いました。ということは、昔に比べてどんどん弱くなっているということなんでしょう。禁酒してはいますが、すでに体は悪くなっていたりして、などとおもったり。
ちなみに、写真は、LiftというiPhoneアプリです。緑色のところがアルコールを飲まなかった日です。そうでないところは、外で軽く飲みました。オレンジ色は連続記録達成中という意味です。on weekdayと書いてある割には週末も飲まないように努めてます。
ちなみに、最近聞いているのはこちら。ベルリオーズの歌曲「夏の夜」。ゴーチエの詩にベルリオーズが曲をつけています。ベルリオーズに歌曲を聴く機会はこれまで殆どなかったので新鮮です。オケ伴奏版ですので、おのずと気が休まります。いろいろな歌手のバージョンを聞きましたが、やはりアンネ・ゾフィー・フォン・オッター様が一番です。いまのところ。

Berlioz: Les Nuits d'ete, Harold en Italie, Le roi de Thule
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明日は辻邦生先生の命日です。
ではグーテナハト。