Opera

Wagner: Tristan Und Isolde
Wagner: Tristan Und Isolde

posted with amazlet on 07.09.20
Hans Sotin Raimund Grumbach Richard Wagner Leonard Bernstein Yvonne Minton Bavarian Radio Symphony Orchestra Hildegard Behrens Heribert Steinbach Heinz Zednik Peter Hofmann
Philips (2005/10/17)

今日は、バーンスタインの振ったトリスタンとイゾルデです。先月はクライバー盤をよく聴いていましたが、昨日から、また「トリスタン」を聴きたくなりましたので、今度はバーンスタイン盤を聴いているわけです。

クライバーのようなスタイリッシュな演奏ではなく、クライバーよりももっと大きな振り付けを施した演奏です。きらいな演奏ではなく、むしろ好きなぐらいです。クライバーとは違った良さです。とくに印象的なのは、随所でかなりテンポを落としているところ。これは特に管楽器奏者の方々にはおつらいのではないか、と推察しています。

ともあれ、長い曲ですので、少しずつ細切れに聴かざるを得ないわけですが、それでもなお、魅力がよく分かる演奏です。

指揮 レナード・バーンスタイン
管弦楽 バイエルン放送交響楽団
トリスタン ペーター・ホフマン
イゾルデ ヒルデガルド・ベーレンス
クルヴェナール ベルント・ヴァイクル
マルケ王 ハンス・ゾーティン

Opera

Strauss
今日もばらの騎士の予習。通勤時間はカラヤン盤を、夕食時にはクライバーのDVDを見ました。クライバーのDVDでは、オックス男爵をクルト・モルさんが歌っておられるのですが、声も良いですし、演技も巧いですし言うことがないですね。昔雑誌で読んだところに寄れば、モルさんがケルン出身と言うことで、オーストリアなまりを巧く表現できないことが玉に瑕だ、みたいな意見があったそうなのです。そこまで聞き分けられないのは残念です。今日は第一幕の途中までしか見ることが出来ませんでしたが、明日も時間があれば続きを見たいと思います。先日の新国立劇場の「ばらの騎士」があまりにも素晴らしかったので、逆にチューリッヒの舞台を見るのが怖い気もしてきています。良いレポートが書けるように、頑張ってみてきます。

Opera

今日になって、少し涼やかになってきました。8月も終わりですが、すっかり夏の風情です。蝉の鳴き声も明らかに変わってきたし、日が落ちるのも早い。そして帳の降りた後は虫の声が響いている。秋ですね。アンニュイな秋。清冽ですが、憂鬱な秋。
でも、今週末はいよいよ「ばらの騎士」ですからね。指揮のウェルザー=メストさんは、2010年から小澤征爾さんのあとをついでウィーンの音楽監督に。昔読んだ雑誌の記事では、ウェルザー=メストさんが始めてウィーンで振ったとき、あまりの緊張に熱を出してしまったのだ、というエピソードがあったのを記憶しています。僕はウェルザー=メストさんの指揮を聞いたことがないので、どのような指揮をされる方なのかとても楽しみです。
最近は、少々音楽を聴く時間がない感じ。それでも、ばらの騎士を聞くと本当に落ち着きますね。辛いときには、あの新国立劇場で感じた感動を思い出すようにしています。今回はどうでしょうか?


iPodの新型が登場するようですね。こちらの記事などでしきりに示唆されています。容量120GBにならないかなあ。そうすれば即予約しようと思っています。もう15GBでは限界ですよ。マーラー全集に、プッチーニのほとんどのオペラ、シュトラウスのオペラと管弦楽、その他バロックから現代までのクラシック、マイケル・ブレッカー参加のアルバム群、これぐらいしかはいらないです。120GBなら全部入れられそう。もうプレイリストを作ってiPodに転送するのに疲れたので……。

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ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
コロ(ルネ)、ライプツィヒ放送合唱団 他 (2000/03/01)
ユニバーサルクラシック

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今日も「トリスタンとイゾルデ」から離れられず、です。相変わらず聴いています。もう何度聞いたことでしょうか。でも、まだまだ聞き込みが足らないなあ、と思っています。がんばります。リブレット読み込みたいですし、トリスタン和音についても勉強しないと……。

他のトリスタンも聞いてみたいですね。葉っぱに埃がついたので水をかけて払ってやったでちブログのrudolf2006さんがベーム盤について書いておられたのを拝読して聴きたくなりました。しかしお小遣いが底をついている……。さしあたっては、図書館から借りてきたバーンスタイン盤があったと思いますので、明日はそれを聞いてみようかな、と思っています。ついでに、ベルリン国立歌劇場の来日公演にも行きたくなったのですが、残念ながら全席売り切れですね。これはちょっと口惜しい感じ。もう少し早くトリスタンに目ざめていれば良かったです。

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ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
コロ(ルネ)、ライプツィヒ放送合唱団 他 (2000/03/01)
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 今日もクライバーのトリスタンを。

急に聞き始めた理由ですが、僕の大学時代のサークルの先輩がオケに入団されたというお話を聞いたからです。今度の演奏会では、トリスタンとイゾ ルデの愛と死を演奏されるとのこと。それで急に聞きたくなったというわけです。もちろん、「勝手にワーグナー」ということもあったのですが。

そこで、今日も第一幕から第二幕にかけて会社からの帰りに聞いていたのですが、第二幕の二重唱の甘美さに打ち震えたのでした。すごいですね、こ の美的世界は。このまま融けていってしまいそうです。それで、マルケ王が登場するのですが、ここであのクルト・モルさんですよ。新しいほうのカラヤン盤ば らの騎士でオックス男爵を歌われているモルさんですが、ここでは長大な独唱を聞くことが出来ますね。あのなんともいえない豊かな倍音を含んだモルさんの歌 声が静かに歌い始めるところ、感動的です。マルケ王の難しい立場の心の揺らぎを本当にうまく表現されていますね。そして本当に男らしい。

モルさんの歌は、 「ばらの騎士;オックス男爵」と「指環:ファーフナー/フンディンク」で聞いたのでが、ここまで長く歌っておられるのを聞いたのはこの「トリスタン」だけ ですね。いいなあ、本当に。なんだか聞いているだけで、ドイツの森と草原に夕日が沈んでいく静謐な情景を思い浮かべてしまいます。これはすばらしいです。 このCDは、クライバー師とか、ルネ・コロさんとか、そういう演奏家が参加しておられるという理由で購入したということもあるのですが、モルさんの存在感 も相当だと思います。というか、ディースカウさんもいらっしゃるし、プライスさんもいらっしゃいますし。かなりベストなアンサンブルですね、これは。

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Apple iPod 80GB ホワイト MA448J/A Apple iPod 80GB ホワイト MA448J/A
(2006/09/13)
アップルコンピュータ
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最近iPodの音が大きく感じるようになりました。おかしいです。原因として考えられるのは、

  • iPodのファームウェアアップデートが自動的に行われて、音量レベルが大きくなった?
  • iTuneのアップデートで、音量レベルが大きくなった?
  • iPodを落とした(!)拍子に、音量レベルが大きくなった?
  • BOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンが壊れて音量レベルが大きくなった?
  • 僕の耳が良くなった?

と言ったところでしょうか。というわけで全く持って訳が分からないままです。

いずれの原因にせよ、いままで音量MAXで聴いていたちょうど良かったのに、今では音量MAXだと大きすぎるし、音漏れもしているみたいです。昨日いつものように音量MAXで機嫌良く「トリスタンとイゾルデ」を聴いていたら、隣に座ったおばさんに睨まれてしまいましたし。あわてて音量下げましたが。まあ、自分で音量を調整できる幅が拡がったようなので、勘違いだとしても良いことだな、とは思います。

それで、今日もクライバー師の「トリスタンとイゾルデ」を聴いておりますが、どうしても第一幕しか聴けないです。第一幕、好きなんですよね。特に媚薬を二人で飲んで覚醒する場面、月並みですが、涙なしには聴けないですね。二人で思いがけない結果に喜びとまどっているときに船が港に着いてしまう。クルヴェナールが喜びに溢れた歌を歌うのだが、イゾルデはとまどっている。なんということでしょうか。こういうことは実際にありますからね。ワーグナー自身も同じような状況にあったですし。

ワイドショー的に言えば不倫の愛であるわけですが、そういう卑近な雰囲気におとしめることが出来ないどうしようもない運命性にまで昇華されていることが普遍的に受容されている要因の一つなのでしょう。つまり、おそらくは「死」の導入ですね。愛と死なわけです。武者小路のようですが……。普遍的ですね。そしてこういう言い方が許されるとしたら、魅力的なテーマなのだと思います。

ちなみに、20年ぐらい前に武者小路実篤の「愛と死」を読んで、なんで愛する女に死なれた主人公が自殺しないのかなあ、と不思議に思た、という思い出があります。イゾルデはやはり死へ至りましたので、若い頃の僕にとってもぴったりと来る収束と言うことになるでしょう。今は少し歳を重ねましたので違う思いを持っていますが。

愛と死 (新潮文庫) 愛と死 (新潮文庫)
武者小路 実篤 (1952/09)
新潮社

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今日はいつものように6時半に起床。食事をして少し本を読んでから近所の眼科へ。7月14日に眼鏡の処方箋を作ってもらったのですが、できあがった眼鏡がバランスが悪くてかけられなかったので、改めて処方箋を作り直してもらいました。眼の見え方というのは、客観的にはかることができないですね、「あ、ちょっとぼやけました」、「ぶれて見えます」、「これだと度が強すぎて違和感を感じます」、「これは左右のバランスが悪くて、頭の左側が痛くなります」、などと、主観的、直感的な表現でしか結果を計ることができない。僕も大変でしたが、病院の方もやりにくそうでした。

今の眼鏡だと、左が1.5見えているのに対して右が0.8しか見えていなくて、バランスが悪いので直さなければならないと言うことは分っているということもありますし、バランスの悪さが、眼の疲労や肩の痛みの原因になるのはよく分っていますので、ここは何とかわがままを言ってなんとか良い形に調整して貰いました。ただ、眼科での見え方と実際に眼鏡が出来てからの見え方は変わってくることもありそうなので、今回の処方が上手くいくかどうか少しドキドキしています。

その後、いつもの言っているカフェにて仕事を開始。いつもは9時前にはカフェに行っているのですが、今日は11時過ぎにカフェに入りました。今日は暑いと言うこともあるのか、いつもよりお客さんが多いです。このカフェは、フランチャイズなどではなく、ご夫婦二人で切り盛りされているカフェですが、20席のお店であるにもかかわらずとてもお忙しそうなのです。

ドトールでこの規模なら、もっと簡単に回せるのでしょうけれど、このお店は、注文があってから初めて豆を挽いて一つずつドリップしているので手間がかかるのですね。さらに、供される珈琲の種類も多い。僕はあまり詳しくないのですが、いろいろな産地の珈琲を飲むことができるというわけで、ドトールのように単品だけ出しているのではないのです。だからその分商品管理にも気を遣っているだろうし、種類が多い分だけ注文の手間も半端ではない。それでも頑張って切り盛りされておられるのがよく分かりますので、毎週通ってしまうのですね。

休みの日でも午前中はお客さんも限られていますので、仕事がはかどることが多いです。ただ、お昼にかかるに連れて徐々にお客さんも増えてきますので、昼を回ったら遠慮して店を出ることにしています。朝からお昼まで珈琲一杯で占拠するのも悪いですからね。それで家で昼食をとって、たまに午睡をして、また本を読んで、みたいなパターンになることが多いですね。

明日も充実した一日でありますように。

読んでくださいましてありがとうございました。22

Opera

今日、聞いたのがこの曲。リスタンとイゾルデの恋愛譚ですね、ワーグナーの手によって他の追随を許さぬオペラとなって今も人の心を打ち続けているわけです。クライバーの指揮で聴いております。

ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
コロ(ルネ)、ライプツィヒ放送合唱団 他 (2000/03/01)
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ともかく、今日は第一幕を聞きました。クライバーの指揮は、テンポの変化や音量の変化を自在変幻に行って、ダイナミックなハーモニーを産み出しています。ほとんど軍隊的に統御された弦楽部は、全く乱れを見せていません。コントラバスからビオラまでが一斉に早いパッセージを弾くところがあるのですが、この統率のとれた演奏に感歎したと同時に、クライバーが「運命」の第三楽章のコントラバスから始まるフーガを思い出したのでした。クライバーのようなカリスマ的指揮者の魔法にかかるとオーケストラも素晴らしい力を発揮するようです。

イゾルデはマーガレット・プライスさんなのですが、ものすごく巧い。ピッチの崩れなど全くない。それでいて美しさの中に力強さを包含している。イゾルデの悲愴でありながらもりりしく矜持を持って行動しているのが分かるのです。

トリスタンのルネ・コロさんの声の美しさは言うまでもなし。クルヴェナールのフィッシャー・ディスカウさんの歌はいつ聴いてもその人と分かる。実は、彼は微妙にピッチをシャープ気味に歌っているのではないか、と最近思い始めました。それはピッチが狂っているという風ではなく、意図的に狂わせていると言う風に聞こえるのです。そう言えば昔こんな記事を読んだことがあります。ランディーとマイケルのブレッカー兄弟は、トランペットとテナーサクソフォンでテーマをとるのですが、ピッチの微妙な違いが音楽的に良い方向に傾くことがあるのだ、というような記事だったと思います。テンポをずらして歌唱をより浮き上がらせる方法というのもあると思いますが、あえてピッチを変えて歌唱を浮き上がらせる方法もあるのではないか、と思ったのでした。

このCDでは大好きなクルト・モル氏がマルケ王を歌っていますが、登場は第二楽章から。明日以降聞いてみたいと思います。

それから、本当に遅刻してしまいましたが、「勝手にワーグナーの日」にも参加させて頂きます。


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Strauss

Richard Strauss: Der Rosenkavalier Richard Strauss: Der Rosenkavalier
Gottfried Hornik、 他 (1990/10/25)
Deutsche Grammophon
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昨日の余韻に浸るべく、カラヤンのばらの騎士を聴きました。昨日の演奏の印象が消えてしまうのではないか、と少し不安だったのですが、かえって昨日のことが思い起こされてきました。いやあ、思い起こせば起こすほど本当に夢のような時間でした。パフォーマンスに求められるのは、やはり現実を忘れさせてくれる甘美な体験です。それが結実していたのだなあ、と改めて思いました。

さて、昨日貰ってきたパンフレットに秋のドレスデン来日の案内が入っていました。それをみてびっくり。昨日のマルシャリンを歌ったニールントさんがサロメに出演されるとのこと。さっそくぴあで調べてみたのですが、一番安い席でも三万円を越えています……。諦めました。

ですが、家人と相談をして、違う贅沢をすることに。9月2日のチューリッヒ歌劇場のばらの騎士にも行くことにしてしまいました。ウェルザー=メストさんの指揮です。しかし、やっぱり海外オペラは高いですね……。かなり勇気がいりました。これで、今年はばらの騎士を三つ観ることになります。出費が増えるのは痛いですが、頑張って働きます。


今日は4時半に起きました。最近、早起きするようにしています。22時から23時の間に布団に入ってぐっすり。4時過ぎに携帯電話に仕掛けたアラームが鳴り始めると、なんとか起きあがって、顔を洗って、果物やプリンを食べて、額に凍らした保冷剤を当てて、ブログの元ネタを書いたりしています。朝は確かに眠たいですが、夜に比べれば疲れも少ないですし、周りも静かなので、はかどるような気がします。でもさすがに読書は厳しいかなあ、と……。文章を書くといった、手を動かす作業のほうが眠たくならず、良いみたいです。もうすこしこの習慣を身につければ、早朝でも本を読めるようになるかも知れません。

Opera,Richard Strauss

Richard Strauss: Der Rosenkavalier Richard Strauss: Der Rosenkavalier
Gottfried Hornik、 他 (1990/10/25)
Deutsche Grammophon

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新国立劇場のばらの騎士、6月9日に迫ってきました。 というわけで、予習を。 葉っぱに埃がついたので水をかけて払ってやったでちブログさんでもベーム盤が取り上げられていました。ベーム盤は聴いてみたいのですが、いったんはiPodに入っていたカラヤン盤(新しい方)を聴きました。

  • 伯爵夫人はシントウさん
  • オクタヴィアンはパルツァさん
  • オックス男爵は大好きなクルト・モルさん

このオペラで僕的に一番理解が深まっていないのが第一楽章の後半、伯爵夫人とオクタヴィアンの二重唱のところです。ここばかりはほかの部分に比べて、理解が弱いなあ、と思ったので、帰りの電車の中で集中的に聴きました(今日はとても疲れて半分眠ってしまったのですが)。それで家に帰ってからも聴いています。 伯爵夫人の歌詞のなかからいくつか抜粋してみます。

時とともに流れていくものがどんなに弱いかを、感じないではいられない気持なの。このことは私の心に深く食い込んでいく。

時というものはね、カンカン、時というものはすべての物を変えはしない。でも、時は不思議なもの。ただ夢中で生きているときは全く無に過ぎない。でも突然、時のほか何物も気に留めないようになるの。

カンカン、今日か明日かはしらないけれど、あなたは去っていく。別の人のために──私よりももっと若く、もっと美しい人のために私を捨ててしまう。

このあたりの音楽的盛り上がり方、本当に素敵です。シュトラウスらしい品のある美しさ、です。 それにしても、伯爵夫人の言うこと、本当にそうです。時間こそ最大の自然力で、我々は決してそれにあらがえない。そのことを30代になった伯爵夫人はよく知っているのですが、オクタヴィアンはまだよくわからない。若者たちがそうであるように、まだ無限に時間があるように思っているからなのでしょう。私たちもきっと同じ経験をしているはずなのです。かつてはオクタヴィアンだったが、そのうちに伯爵夫人の気持が分かるようになる。まるで、若い頃はオクタヴィアンを歌った歌手が、歳を重ねて伯爵夫人を歌うようになる、ということを物語っているようですね。

 「ばらの騎士」は、2003年の夏に、上野で二期会の公演があったのを見たことがあるだけです。あとはクライバーさんがウィーンで振ったDVDを見たぐらいです。ですが、今年は二回も見られますからね。楽しみです。


今朝は、気合いを入れて4時に起きて一仕事しようと思ったのですが、一時間であまりに眠たくてダウン。布団に潜ってしまいました。6時半には起きていつものように会社に行ったのですが、かなり悔しいです。今朝は多少準備に失敗した感があるので、明日は準備を万全に早起きしたいと思います。昨日の後輩のプレゼン、なんとか最後まで言ったようです。今日少し相談をしてフォローをしてなんとか完了。よかったです。この後輩が結構やる気もありますし、かわいい奴なんですね。


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Strauss: Intermezzo Strauss: Intermezzo
Dietrich Fischer-Dieskau、 他 (1993/11/16)
Angel

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まずは、残念なことに昨日記事を書いたつもりだったのですが、下書きのままだったみたいでした。昨日の記事がなくて、あれれ、ということで気づいてしまいました。やはり疲れ気味なのでしょうか?

今日は、またですが、サヴァリッシュさんのインテルメッツォなどを聴いておりました。私は聴く範囲が狭いのでしょうか。他の方々のようにいろいろな演奏を聴いたりしていない気がしています。それにしても部屋はCDで溢れているのですが(本と同居して一部屋つぶれている感じです)……。僕は買ったCDを売ったりしていないからなのではないか、と思っています。聴いてみて、どうしても欲しいもの以外は売って行って、スペースをつくって新しいものを買っていく感じ、循環させていく感じにしないと行けないのかな、と思っています。

それにしても、いつ聴いてもルチア・ポップさんの歌は素晴らしい。聴いているだけで明るい気分になりますね。明瞭な発音で歌詞もはっきり。早いパッセージを気持ちよく歌っています。胸がすっきりしますね。

今日は、会社帰りに図書館に寄ることができたのですが、そこで吉田秀和さんの本を少々立ち読みしました(もう限度一杯借りているので、借りられなかったのですが)。そこには、小澤征爾さんがニューイヤーコンサートを振ったことについて書いておられました。とても良い演奏だと褒めていらして、出自にかかわらずともこうして西洋音楽でよい仕事をすることが可能であることの証左なのだ、ということをおっしゃっていました。そうですね。そういった日本のかた、あるいはアジアの方はたくさんいらっしゃるわけですので、そう言った方にとってはとても勇気づけられる文章だな、と思います。千秋君なんか、とても勇気づけられるのではないでしょうか(笑)?