Miscellaneous

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)
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「良いニュースと悪いニュースがある」というのは、数年前に流行った言葉ですが、こんなニュースサイトがあるんですね。

http://www.huffingtonpost.jp/news/good-news-jp

ニュースといえば、悪いものばかりなんですが、このサイトでは良いニュースがばかり取り上げられているようです。まあ、Huffingtonpostには賛否両論あるようですが、こういう取り組みは良いですね。

トルコ大統領が自殺しようとする男を救った、とか、飛行機内で急病の17歳の少女を救ったのはウルグアイ大統領だった、とか。

こちらの記事を参考にして見つけました。

http://www.lifehacker.jp/2016/01/160116bad_news_stream.html

先日の記事ではありませんが、人生は「良いもの」であるということは、世界も「良いもの」であるわけです。もちろん、悪いニュースばかりなんですが、それでも良いニュースがなければなりません。そう考えるための一つの助けにはなりそうですね。

今日も、朝は早めに起きて仕事関連。帰宅して、また散歩。近くの図書館に行ったのですが、そこでまた泣ける話を読んだりして。これはまた明日にでも書いてみようと思います。

明日の東京地方は雪のようです。電車が動くか心配です。早めに出た方が良さそうですね。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

 

Miscellaneous

なんだか最近つれづればかり。

ったように日の光を浴びたいわけですが、それが叶うのは休日だけです。今日は、近所へ散歩して、思う存分日の光を浴びてみました。その後プールへ。最近、やっとクロールが出来るようになりました。が、随分と疲れます。

それ以外は、家事と仕事ばかり。仕事関連の本を読みましたが、ちょっとここにはかけず。

どんどん追い込まれていく感じ。こういう時は、いつも書いているように早く寝るべし、です。

今日はこちら。やはりネルソン・ランジェルを聞くと仕事がはかどります。音楽と言ってもいろいろあり、ゴルドベルク変奏曲のように不眠症に効くものもあれば(?)、集中できる曲もあります。

Always
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Nelson Rangell
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というわけで、今日も早く寝ます。おやすみなさい。

NNTT:新国立劇場,Opera

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冬の晴れ間というのは本当に気持ちが良いものです。狂ったように日を浴びたい今日この頃。とはいえ、つれづれしか書けない今日この頃。

とある仕事が入ってしまい、仕事場への電車でそれをやらなければならないなどいくばくかの自由がなくなりつつあるような状況です。あと数ヶ月は続く見込み。まあ、仕事なので仕方がない。うまくいくとも限らない。そういうものではありますが、まあやるだけやってみないとね、という感じかも。

そんな中で、新国立劇場の来シーズンのラインナップが発表されました。

  • ワルキューレ
  • ラ・ボエーム
  • セビリアの理髪師
  • カルメン
  • 蝶々夫人
  • ルチア
  • オテロ
  • フィガロの結婚
  • ジークフリート

新制作は三つ。《ルチア》が新国立劇場オリジナル制作でしょうか。アベノミクスで景気が良くなったと言われているようですが、さすがにここには補助金増額で新制作が増える、ということはないのでしょうかね。文化庁が東京から京都に移転するという状況も何か示唆しているような気もしないでもありませんが。。

あとはブリュンヒルデ。イレーネ・テオリンが《ワルキューレ》で登板。これは前回2010年の《ジークフリート》と《神々の黄昏》の続きなんですが、《ジークフリート》では、リカルダ・メルベートに交代なんですね。

さらに、驚いたことに、リヒャルト・シュトラウスのオペラが消えるという状態に。これは残念。これは昨今なかったんじゃないでしょうか。必ず毎年1演目はシュトラウスのオペラがあった気がします。

しかし、変わるものはどんどん変わるということなんだなあ、と思います。そこに合わせていかないと、ということです。

さて、帰宅時にはこちらを。パルジファルは、別格な音楽なんだろうなあ、と思います。そんな中でiCloudミュージックライブラリの問題点のようなものに気付いたり。そちらはまた明日以降書こうと思います。

Parsifal
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ではみなさま、おやすみなさい。

American Literature

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今日、読み終わりました。

というか、ストーリーと結末は知っているんですが、先が気になって仕方がなくて、ついつい飛ばし読みのように速読してしまいました。前にも書きましたが、高校時代には何を読んでいたのか。訳が良くなったのかもしれないです。

それにしても、語りの手法が本当に巧みで、例えば、海に出て二日目に意識が混濁してくるあたりの筆致が素晴らしく、本当に唸ってしまいました。あとは、パースペクティブがずいぶん動く場面があって、そのスピード感に酔いました。

※ もっとも、こうしてわかってきたからといって、何があるのか、という問題はあるのです。懐古調には懐疑的でもあります。

ストーリの内容もそうですし、あるいは方法論的な部分も含めて、ノーベル文学賞受賞作品への畏れみたいなものを感じたり。

Kindleなので、隙間時間でずいぶんと勉強になります。どうも最近、まとまった時間をとって本を読むとか、そういうことができなくて困っているのですが、Kindleなら、iPhoneを通して通勤時間中や食事をしながらといったタイミングで読めますので、ずいぶんと捗るような気がします。前にも書いたと思いますが、iPodが出てきた時の感覚と似ているのかも、と思います。

明日で今週のウィークデーは終わり。頑張らないと。

ではおやすみなさい。グーテナハトです。

American Literature

老人と海 (光文社古典新訳文庫)
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今日も「老人と海」を少しずつ。この魚に引っ張られて、長い間海上で過ごす、ということ自体が、ありそうで、なさそうで、という微妙なところで、本当に素晴らしいなあ、と思います。釣った魚を食料にし、魚と駆け引きしながら、野球のことを夢想するというなんとも言えないカッコよさ。高校生の時にはわからなかった境地かも。

ヘミングウェイ、あまり読んでなかったんですが、これはもう、チャンドラーを通じて村上春樹に伝わっているんだろうなあ、なんてことを思ったり。

音楽はあまり聞けず。カラヤンの《トリスタンとイゾルデ》がApple Musicで聴けたので少し聞いたというところか。

帰宅して食事をしていると、はがきが来ているという。なんと、某試験の午前試験の一部が合格していたらしく、次回の本試験が楽に受けられるという状況になっていることがわかり、ただただありがたい。

明日も朝から会議となりましたので、今日はそろそろ休みます。おやすみなさい。グーテナハトです。

American Literature,Tsuji Kunio

「老人と海」。高校三年の読書感想文の課題でした。あの時は、半世紀前の翻訳が家にあったので、そちらを読んだのですが、ずいぶん苦労したおぼえがあります。

で、こちら。先月、Kindle版の半額セールをやっていたので買っていたのでした。

老人と海 (光文社古典新訳文庫)
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読み始めると、これがもうなんだか本当に面白いのですね。

まだ半分ほどしか読んでいませんが、本当に巨大な小説だということがわかりました。

辻邦生の「ある生涯の七つの場所」で、主人公の私とその恋人のエマニュエルの会話が実に素敵なんですが、たしかそれはヘミングウェイの影響だということを読んだことがあります。「老人と海」でも、冒頭で、老人と少年の掛け合いがありますが、これも本当に素敵です。

それから、こればっかりは、書くと陳腐になってしまうのですが、自然と人間の関係というものがあらゆる意味ですごくよくわかります。おそらく、この「感じ」を表すためには、読み手も一つ小説を書かなければならない、とすら思いました。

また、今のところ、ですが、この「老人と海」すら辻邦生の「ある生涯の七つの場所」の一つの短編であるかのような気がします。

そうか。

「ある生涯の七つの場所」はスペイン戦争が一つのモチーフですが、あれはヘミングウェイへのオマージュだったということなんだなあ、と。

当たり前すぎて、今まで書くことすらなかったことかもしれないです。あるいは、今初めて気がついたのか。記憶はうつろいゆくものですから、どっちなのかはわかりません。

「仕事」の合間の隙間時間で、iPhoneを開いてKindleで読んでいますが、こういう読書習慣はこの数年のものなんだろうなあ、と思いました。

それでは、みなさまおやすみなさい。グーテナハトです。

Gustav Mahler

Mahler: Symphony No. 8
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ちょうど1年と1日前にこちらの記事を書きました。

マゼールのマーラーの思い出を思い出す。

なんということか、一年経って、今日聞いたのがニューヨクフィルハーモニックと2009年に演奏したライブ録音でした。こちらもAppke MusicでもAmazonプライムでも聞くことができます。

そして、充実のライナーノーツもPDFでリリースされています。

で、聞いて思ったのは、1989年の録音と本当によく似ていたということです。巨大、壮大な宇宙的マーラーでした。本当に1989年の録音を思い出しながら聞きました。

今日はこの録音以外にも、グロフェ《グランド・キャニオン》もマゼール指揮で聞いたのですが、本当に巨大な演奏でした。グロフェが、ワーグナーの《指環》あるいはシュトラウスの《アルプス交響曲》の聞こえてきたぐらいです。

Grand Canyon Suite / Hero & Leander
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ちなみに、この記事の題名は意図したものです。巨大なのは、マゼールでもあり、マーラーでもあり、という感じですから。

今日も午前中は仕事関連の調べ物など。午後は家事を。こればかりは毎日やらないと。家事をしながら、たまたま出てきた北杜夫「巴里茫々」が収録された古い文學界を読んだりしました。なんだか、今から思うとすごいことがたくさん書いていありました。

巴里茫々
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北 杜夫
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それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハト。

Apple Music

スクリーンショット 2015-12-13 22.01.31

iCloudミュージックライブラリの意図しない挙動については、先日書いた通りですが、その後の状況です。

先月末に、ICloud ミュージックライブラリとのマッチングとアップロードを終えましたが、本日、iPhoneでiCloud ミュージックライブラリをオンにセットして、挙動を確認してみました。すると、先日発生した予期せぬダウンロードは起こらなかったのです。

なんということでしょうか。

この話のヒントは、以下の記事でした。

http://www.mcelhearn.com/icloud-music-library-automatically-downloading-new-music-to-ios-devices/

この記事の最後に、勝手に復旧していたという旨の記載があったのです。

それでピンときたのが、iCloudミュージックライブラリが「安定」すれば治るのではないか、という勝手な予想でした。

つまり、先日、iPhoneのiCloudミュージックライブラリをオンにした時、私のiTunesライブラリと同期を開始してすぐのタイミングでした。マッチしない音源をアップロードしている最中だったのです。音源が続々と追加されている「不安定」な状況だったので、iPhoneへの予期せぬダウンロードが起こったのでないか、と思ったのです。

思うに、かつても似たような経験がありました。まだiCloudミュージックライブラリの制限曲数が2万5千曲にとどまっていた頃、手動でiCloudへ音源をアップロードしていましたが、あの時も、新たに取り込んだ音源が意図せずiCloudミュージックライブラリにアプロードされていた記憶があるのです。確か、仕事場の余興で使った音源でした。勝手な想像で間違っているかもしれませんが、iTunesライブラリに新たに追加された音源が操作なしに同期されたことがありました。

楽曲を、iTunesライブラリなりiCloudライブラリなりに「追加」することが、何かしらのトリガーになっているように思えます。

もっとも、この事象は、私の環境で起きているだけですので、試される際には、本当にご注意ください。下手をすると、モバイルデータ通信を使って何GBものデータが意図せずダウンロードされてしまうことにもなりかねません。

さて、今日は、この数ヶ月間で初めて、休日にもかかわらず平日とあまり変わらない時間に起きることができました。前提として、早く寝る、ということは欠かせません。今日も早めに寝ることにします。贅沢。。

ではおやすみなさい。グーテナハトです。

Miscellaneous

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「~宗教・人生~ シリーズ 私の戦後70年「こころの壁を超える」」の再放送があったのですが、本当に偶然見ることができました。

文化人類学者の加藤九祚さんのお話で、シベリア抑留中の人肉食事件など衝撃的な事実が多数あったのですが、紹介されていたゲーテの言葉「人生というのは良いものだ」という言葉を最後に話されていて、いろいろ思うところがありました。

人生はどうであろうとも、よいものだ。
Wie es auch sei, das Leben, es ist gut.

「花婿 der Bräutigam」にある言葉のようです。

加藤さんは、人生は良いものではあるが、そうであるように努力しないといけない、といったことをおっしゃっていたのだと思います。あるいは、もしかするとそこには、どうであっても、人生は良いものであると考える、という戦闘的なオプティミズムも含まれているのではないか、とも考えました。

結局は、どうであろうと人生に対して肯定的な解釈をしなければ、ということなんだとも思いました。

加藤さんは93歳でありながら、中央アジアに出かけて発掘作業などをされているそうです。画面に登場されたお姿も、とても93歳には見えないです。ああいう老い方をしたいものだなあ、と思います。

今日はこちら。チャーリー・ヘイデンのアルバム。ピアノとベースのデュオ。個人的に、こういう組み合わせのアルバムを聴くのは初めてでした。静かな夜にはピッタリのアルバム。こちらはAmaznonプライムで聞きました。以下のリンク先からすぐに聞くことができます。

Nightfall - The CalArts Sessions
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ところで、冒頭の「人生というのは良いものだ」という言葉が身にしみるようになったのも、年をとったからなんだろうなあ、と。若い頃には全く理解できない言葉です。

一週間の疲れを取るために、今日は早く休むことにします。明日は早起きできるといいのですが。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハト。

Miscellaneous

Nelson Rangell
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Grp Records (1990-09-14)
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いつも書いているように、音楽に嗜好については人とわかりあうことはできません。私が良いと思っても、それを良いと思わない人はいるものであり、また昨日の私と、今日の私と、明日の私でも、その音楽的嗜好が変わることはままあるものです。

そういう前提に立ちつつ、このアルバムは、私にとって、試験勉強になくてはならない一枚だったということを思い出して懐かしく思います。

大学受験の勉強をしている時、自習しながら聞いていたのがこちらだったというわけですね。当時、CDレンタル屋で借りてきて、カセットテープにとって、ウォークマンのオートリバースで延々と聴きながら、文標とかやってました。

そもそも、ネルソン・ランジェルを知ったのは、リッピントンズのアルバムにゲストとして参画していたから、だったと思います。デイヴィッド・サンボーンのようなギラギラ光る太い音を持つアルトサックス奏者です。フルートもうまいですし、口笛で演奏することもあります。

このアルバムに含まれるTommorowという曲、バンドでやりましたが、いい曲だったので、結構評判でした。

今日聞いたのはこちら。これも試験勉強に効きそう。頑張りますか。。

Soul to Souls
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Nelson Rangell
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それではみなさま、おやすみなさい。