モノからヒトへ
仕事場でどうしても少人数で短時間にやらなければならない仕事があり、今年からAccessを使っていろいろやっているのですが、これがまたなかなか大変で、今日も2時間みっちりクエリをつくり続けました。
確かに、これまで二人がかりだったのが一人の方でできるようになったので良かったのかも、などと。引き換えに属人化したシステムが出来上がってしまい、頭を抱えるというのはどこにでもある話です。何とかその場をしのぐためにがんばるのですが、その先の運用なソフトパワーまで考えられないという。自戒を込めて、ですが。まあ、そこに資源を避けないという背景があるのですが、きっとグサグサ刺されるんだろうなあ、と思ったり。その場がしのげているから良い、でいいのかもしれませんけれど。
こういう話は、なにか、戦艦をたくさん作ったけれど、うまく戦えなかった事案などを思い出してしまい、やはり、モノを買ったり作ったりすることより、コア・コンピテンシーのような、真似のできない永続的なコンセプトを作ることの方が重要なんだろうなあ、と思います。
これは、個人個人に取ってもやはり同じで、買い物するより、何かを体験したり学んだりする方が大切です。ユダヤ人が勉強したのもやはりそういうことなんだ、と聞いたことがあります。財産より、財産を作る能力があれば、敵に奪われてもまた何度でもやり直しがきく、ということなんでしょう。
ただ、モノからヒトへというような単純な話でもなく、得てして気合いや精神力だけになりがちなこともあるのですが、やはりインフラや兵站は大切です。衣食住が人を動かすわけですし、人が世界を動かすのですから。
今日はこちら。なんだか、クエリ地獄から生還した後に聞いて大変癒されました。
ユニバーサル ミュージック クラシック (2005-09-07)
売り上げランキング: 13,656
それではみなさまおやすみなさい。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません