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Richard Strauss


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ローマ紀行2008 その16 ベルニーニの彫刻!

ボルゲーゼでは徐々に棒のように硬直し始める足と痛みを増し続ける腰との戦いにあけくれました(翌日のバルビリーニ宮でも同じ戦いをしたのです)。

その疲れを吹き飛ばしてくれたのが、天才ベルニーニの彫刻でした。

「アポロとダフネ」は、シュトラウスのオペラ「ダフネ」で描かれている世界そのまま。アポロに求愛されて、オリーブに変身することで逃れようとするダフネ。アポロがダフネに近づいた瞬間、ダフネはオリーブへと変貌を遂げるわけですが、変貌の瞬間をカメラで捉えたかのような臨場感にあふれる作品。足首からは根が生え始め、手先からは枝が溢れるように茂り始める。おそらくは痛みとともに。それでもアポロから逃れようとするダフネ。一瞬の永遠を捉えた彫刻で言葉が出ません。

「プロセルピナの略奪」もすごかったです。もう昔から散々言われていることですが、大理石を彫ったとは思えない。やわらかい肌の感じまで再現していて、まさに「神は細部に宿る」の世界でした。 しかもこれらを作ったのが20代前半というから驚きます。頭が良くて相当とんがった若者だったのでしょう。何も言わずただひれ伏すのみですが、ひれ伏さないように努力することも必要ですね。難しいですが。

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