ラインの黄金予習

今朝は雨音がしております。そう言えば、今年の関東南部はあまり雪が降らないなあ、などと。もっとも、関東南部は三月に入ってから雪が降ることが多いはず。逆に真冬に雪が降らないのは冬型が強いと言うことですので、それが普通なのだということでしょう。

調子の良かった自作PCですが、どうもハードディスクがおかしい。カラカラという音をたてたりするので、これはもう寿命が近いと判断。三年間稼働したハードディスクですので。昔もこんな音が出始めたハードディスクが突如としてクラッシュした経験があるので、早めに対処を。ということで、またインストール作業を始めたのですが、これがなかなかうまくいかない。一番腹が立ったのは、Windows XPのSP3を適用しようとしたところ、ブルースクリーンが表示されてPCが落ちたという事故。何度も何度もプロダクトキーを入力していて少々辟易気味です。

昨週土曜日から、カラヤンのラインの黄金を聞いています。1967年(昭和42年)にベルリン・イエス・キリスト教会における録音。ショルティのラインの黄金が古き名優達を集めたのに比べ、カラヤン盤はその次の世代の歌い手達がタペストリを織りなしています。一番の聞き所はやっぱりディースカウのヴォータンで、理知的で精巧で緻密な工芸品のような歌。カラヤンの音作りは聞き慣れたもので、違和感なし。

個人的にはショルティ盤よりもカラヤン盤の方が好みです。小さい頃からカラヤン&BPO&イエス・キリスト教会で育ってきましたので、自然に音楽に入っていける感じです。

リングを聞く理由はもちろん来月の新国の演目だからです。先週末に新国から送られてきた会報に、キース・ウォーナーの演出を紹介するパンフレットが入っておりましたが、少々不安な気分に。サヴァリッシュのDVDの読み替えはまだおとなしいほどでしたので、それ以上の読み替えについて行けるのか、という不安。実はリングの実演に触れるのは初めてですので。まあ、読み替えについて行くには、きちんと理解を進めておくというのが重要だと思います。せっかくの機会を無駄にしないようにします。

 

 

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Posted by Shushi