冬の始まり──リヒャルト・シュトラウスのヴァイリンソナタを。

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今日の東京地方は、急に寒くなりました。コートを着込んで、落ち葉を踏みながら散歩をしたり。いよいよ冬の始まりですね。しばらくは天気が悪いようですが、その後は、きっと冬の蒼天が訪れることでしょう。

今日はこちら。

NHK-FMのきらクラを聞いていたところ、シュトラウスのヴァイオリンソナタが紹介されていたので、Apple Musicで早速聞いてみました。

選んだところ、アラベラ・美歩・シュタインバッハーのアルバムが出てきて、ちょうど、今日、北ドイツ放送管弦楽団の演奏会で、シュタインバッハーがメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトを弾いているのを見ていたこともあって、様々なシンクロニシティを楽しみました。

きらクラでは、第三楽章を三舩優子さんが絶賛しておられたんですが、いや、本当にいい曲です。

ソナタということで、ヴァイオリンとピアノで演奏されているのですが、音数が多く、ピアノ四重奏かあるいは、ヴァイオリンコンチェルトを聞いているかのような気分になってしまいます。

室内楽を極度に拡張したもの、とされていますが、これ以降は、シュトラウスは室内楽を締めくくり、交響詩やオペラへと進んで行くことになります。

作曲されたのは1887年から1888年にかけて。23歳から24歳にかけてです。天才です。

しばらく、繰り返して聞きたい曲だなあ、と。エマニュエル・アックスとイツァーク・パールマンの録音もApple Musicにあるようですし。

明日からまた平日ですね。世界の変化も激しいですが、私の周りも変化がたくさん起きています。まあ、やるべきことを淡々とやるだけです。

それではみなさまおやすみなさい。グーテナハトです。