山村美紗「都おどり殺人事件」
- 都おどり殺人事件
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- 発売元: 徳間書店
- レーベル: 徳間書店
- スタジオ: 徳間書店
- メーカー: 徳間書店
- 価格: ¥ 580
- 発売日: 2004/01
- 売上ランキング: 351044
訳あって手に取ることになったこの本、勢いよく半分読んでしまいました。
山村美紗さんの小説を読むのは(お恥ずかしながら)初めてなのですが、文章は上品に落ち着いています。主人公は沢木という画家と、舞妓の小菊なんですが、祇園花街の風情がよく伝わってきます。季節によって髪飾りを変えるとか、取引事は真夜中にやってわざと日にちを曖昧にするとか。なるほどなるほど、と言う感じです。トリックは少し奇をてらっているような気もしますが、なかなかよく考えられていて、大きな不自然さは感じないです。早速続きを読むことに致しましょう。
ディスカッション
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rudolf2006さん、コメントありがとうございます。そうなんですよ、京都のこと、とても詳しくかかれているので本当に興味深いですし、好奇心をそそられます。いい作家さんに巡り会えたな、という感じです。
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Shushiさま こんばんは
お久しぶりです。
山村美沙さんのミステリは、テレビで良くやっているので、そちらの方を見ています。意外に、京都のことなど、正確な記述が多いんですよね〜。良くもあそこまで書かれたものだと感心しています。
ミ(`w´彡)