Classical

karajan brahms 昨日は久々にタワーレコードへ。悪い虫が出て少々買いすぎてしまいました。

そのうちの一つが、グラモフォンから出ているブラームス交響曲全集の廉価版です。その中でも特に交響曲第三番を聴いています。

非常にスタイリッシュでありながら、胸を打つ情感、切迫した感じに溢れています。特に、第三楽章、悲しみが溢れ出ています。聴いている方もメランコリッシュになります。 

気づいたのですが、カラヤンは結構テンポを動かすのですね。僕がこれまで聴いた印象ではあまりテンポを動かさず一気に演奏するイメージがありました。そこが少し驚いた感じです。それから、テンポどりもあまり早くない感じです。カラヤンのテンポ取りは早いという印象があったのですが、そうでもないのですね。意識して聴いてみるといろいろ新しい発見があって面白いです。

それから、先日のモーツァルトでもそうでしたが、弦楽器はテヌート気味に音価を長めにとっていることがおおいですね。それがのびやかな美しさを醸成しているのだと思います。

全体的に、クライバーのような華やいだ甘い感じは少ないですが、まさに王道なブラームスで、雄大なブラームス、そして悲哀に満ちあふれたブラームス。違和感なんて全く感じず、むしろ懐かしい気持を持ちます。

なぜ懐かしいのか、というと、初めてクラシックに意識して触れた時に、親からプレゼントされたカセットテープがグラモフォンの名曲100選のなかから選んで貰った6本のテープで、それ全てカラヤンがふっていたんですね。運命、田園、アイネ・クライネ・ナハト・ムジークなどなど、王道ものです。それを聴いて育ったもんですから、一時期はカラヤンを聴いても面白くないなんて感じることもあったのです。でも、カラヤンは凄いというのは、先日も書いたとおり。カラヤンの厳然たる美意識がやっとわかるようになってきた、と言うところでしょうか。


今日は6時半に起きたのですが、少々疲れていたようで8時まで二度寝をしてしまいました。やむなしです。それから近所のカフェに出かけて仕事をしました。カフェではインターネットも使えませんし、気の散る要素が少ないので、仕事がはかどります。14時前に帰宅して、少々午睡。それからまた仕事。18時ぐらいに一息ついて、食事。夜はブラームスを聴きながらブログです。明日からまた仕事ですが、頑張ります。
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