怒濤の週末に突入する──ローマ人の物語
今日も少々ハード。ですが、何とか早起きできたので朝のうちに更新します。コルンゴルトを聴きながら、ですけれど。本当はやらないと行けない仕事があるのですが、少々逃避していますかね。そちらは25日に片付ける心づもりなのですが、さて、どうなるか。
昨日、ローマ人の物語第三巻「勝者の混迷」を入手しました。予定ではまだ第二巻を読んでいるはずでしたので、こちらの進捗はすこぶる順調。その功績はすべて塩野七生さんにあるのは間違いないです。
一次文献をよまねば、みたいなことを先日書きましたが、昨日はギボンの「ローマ帝国衰亡記」の抄訳を読んでいました。まあ一応原典をにあたっていると言うことで。先日読んだ「マンガローマの歴史」がいい予習になって良かったです。
さて、「勝者の混迷」も面白いといいのですが、グラックス兄弟の改革など少々残念な史実を読まねばならないというところでしょうか。先日の「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」でも高みの上り詰めようとするまではこちらもワクワクしながら読みますが、ローマはすでに覇権国家になっています。ここからはローマの爛熟した世相とか、暗愚な皇帝とか、すこし残念な歴史を読まねばなりません。そのあたりをどのように塩野七生さんが調理なさっているのか、楽しみではあります。
辻先生の本も読まないとなあ。いろいろ課題やタスクがありますが、出来るところから打ち崩していきましょう。余り焦るとろくなことはありません。
ディスカッション
しーさん、コメントありがとうございます。
コルンゴルトの交響曲、意外と良いです。二日連続で聴いてしまいました。第三楽章の静謐なところとか、とても楽しめます。ローマ人、おもしろくて逆に困っています。人間は昔から変わらないですね。だからこそ、読んでいてとても勉強になります。
よんちゃんさん、コメントありがとうございます。お返事が遅れまして申し訳ありません。
いよいよ「勝者の混迷」に突入です。しかし、世界帝国となったローマの内紛を読むのは確かに少々今までにない抵抗を感じますね。グラックス(兄)が殺されてしまうところまで来ましたが、やるせない。人間は昔からかわらないですね。頑張って読破します。
コルンゴルトの交響曲私も大好きです。
ローマ人の物語は最後まで結構読ませてくれますよ。
今でも変わらない人間の業みたいのを感じて、人間て進歩しないなーっていうような感想になりますけど。
こんにちは。
もう「勝者の混迷」まで来られましたか!
僕は2,3年前に「ハンニバル戦記」を読み、次の「勝者の混迷」の途中で止まってしまいました。
これを機会に読み始めます。