Classical,Richard Strauss

 ラトルが振るばらの騎士を聴いてみたくなって、そういえば、ベルリンフィルのジルヴェスターコンサートでばらの騎士の最後の三重唱をやっていたなあ、と、昔録画したDVDを引っ張り出してきました。

  • 指揮==サイモン・ラトル
  • マルシャリン==カミラ・ニールント
  • オクタヴィアン==マグダレーナ・コジュナ
  • ゾフィー==ラウラ・アイキン
  • ファニナル=デール・デユジング
  • 管弦楽==ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 記録==2006年12月31日・ベルリンフィルハーモニー大ホール

歳とったので、涙腺が緩んでいまして、また感動してしまいます。カミラ・ニールントさんは、2007年5月の新国「ばらの騎士」でもマルシャリンでして、そのときの思い出がよみがえりました。とにかく狂いのないピッチと高音域の美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。オクタヴィアンのマグダレーナ・コジュナさんのオクタヴィアンもすごくて、声質の張りが素晴らしい。サクソフォーンでフラジオ音域が決まった時の心地よさを思い出しました。

ラトルの指揮は、いつものようにダイナミクス・レンジの付け方がかっこうよいです。ああ、ここでここまで音量を落とすんだ、という驚き。クライバーのようなうねるようなダイナミズムではなく、音の強弱の振幅が織りなすダイナミズムと感じました。

それにしても、終幕部の三重唱のすばらしさと言ったら、もう何も言えないです。