新国立劇場のオペラ・トークに行ってきました。
楽しかった。一時間半があっという間でした。
っつうか、カバー歌手の方が歌を披露されたんですが、間近で聴いたのも相まって、ものすごく感動しました。歌手の方が素晴らしいのはもちろん、シュトラウスの偉大さを改めて思い知りました。
増田のり子さん、萩原潤さんが、アラベラとマンドリカの二重唱「あなたは私との結婚を望んでおられると」を歌ったんですが、増田さんはアラベラの高貴な性格を巧く表現していたし、萩原さんも力強い歌唱で、涙が出るぐらい。
あとは、フィアッカミッリの吉原さん。あんなに小柄なのに、高くて光沢のある声。目の前で、あのコロラトゥーラは迫力満点でした。
オペラで泣いたのは半年ぶりぐらい。やっと感覚が戻ってきました。
解説をされた一橋大学の田辺教授のお話も実に興味深く勉強になりました。内容は週末にまとめます。
三ヶ月ぶりの新国立劇場