あづい。。。
だが、午後からは暗雲が犇めいている。夜には一雨来るようです。涼しいなら、何でも良いです。
今日はPromsな一日でした。Last Nightは、昨日だったようですが、おそらくはNHKで放送されると思いますので、それ以外の演奏を。
ジャナンドレア・ノセダ
まずは、ジャナンドレア・ノセダがBBCフィルハーモニックを振った演奏会。BBCフィルハーモニックはマンチェスターのオケで、まずはシューベルト「未完成」、シューマンのピアノ協奏曲第一番第一楽章を。
っつうか、シューマンを弾いたFinghin Collins、1977年生まれの33歳なんですが、もたる感じがジャズに聴こえてならないのです。さすがに若いだけあって、やること違うなあ。
それから、面白かったのが、シューマンの「女王メアリー・ステュアートの詩」のオケ編曲版。編曲はRobin Holloway。これ、シューマンっぽくなく、ものすごく現代的にアレンジされているので、聴き始めは違和感を覚えたのですが、いやいや、これはこれでなかなか面白い。
あとは、モツ40。スマートな演奏で、あれ、ここってスラーでやるんだ、みたいな新鮮な部分が何カ所かありました。
Promsの観客は、楽章ごとに拍手しますねえ。あとは、実況中継がワイドショー的で面白い。
ステファヌ・ドヌーヴ
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルオーケストラをステファヌ・ドヌーヴの指揮にて。ジェイムス・マクミランの「サクリファイス」から「Three Interludes」。
偉くカッコイイですねえ。幼き頃、ただひたすらカッコイイクラシック音楽を求めていましたが、あの頃聴けば卒倒するぐらい感動したんだろうな。今も大好きですが。
「サクリファイス」は2007年に発表されたオペラで、ウェールズ神話を元にしたオペラらしい。マクミランはスコットランドの作曲家で、スコットランド議会の292年ぶりの再開がなった1999年の議会開会式の女王入場ファンファーレを作曲しているらしい。それをフランス人のドヌーヴが選ぶというのもなんだか歴史的背景も相まって興味深いです。
次は大好きな「ローマの松」ですねえ。いやあ、快速テンポが実に気持ちがよい。レスピーギ・ラヴ。ローマに行ったときに、レスピーギの名前が刻まれた聖堂に入ったけれど、あまりに多くの聖堂を訪れたこともあって記憶が定かではないのですが、ちゃんといわれを調べておくんだった。また行きたいが、しばらく無理だろうなあ。やっぱり、「アッピア街道の松」が大好き。観衆があまりに熱狂的で驚きます。きっと、いつもは音楽を聴かない方も来ているんじゃないかなあ。だって、悲鳴にも似た歓声ですから。
おまけ
どれみふぁ・ワンダーランドをみたんですが、この番組もちゃんと観ると面白いです。ワグネル・ソサイエティーが「宇宙戦艦ヤマト」を演奏してました。