広島空港近くの「三景園」。海と山と里の三つの風景がわかるようになっているらしい。池に張り出した渡り廊下はさしずめ厳島神社的でもあります。ここの鯉は元気がよかった。
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なぜか、写真撮影大会で、高級一眼デジカメを持った方々がたくさんでした。
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先日、とある人を話していたときに口をついて出てきたのは「世界は論理ではない」というあまりに自明なこと。頭では分かっていましたが、体得していなかったと見えます。この一年間ぐらい、この考えがひたひたと水位を上がりつづけていて、ようやく容器をあふれ出てきたような感覚です。
世界は権力者の思うがままに動いていくのだ、ということは、辻邦生の「嵯峨野明月記」で読んでいましたし、正しいか正しくないかはともかく、偉い人の「思いつき」で物事が決まり動いていく会社の有り様を見ればなおさら。そこには、なんらの客観的妥当性や論理的必然性はない。そんなこと、分かっていたのですが、ようやく胸に染み渡ったところ。わかってるつもりなのに、体がついて行かなかったが、ようやく体がついてきたんでしょうね。
こういうのが「知識」ではなく、「理解」というのだろうなあ。まだまだ似非Neo Kantianの血が鎮まっていなかったらしい。
今日はトリスタンとイゾルデばかり。ドミンゴ&シュテンメやら、テオリン&スミスやら。
明日も頑張って戦います。
広島の鯉は元気である。そして世界は論理にあらず