ケンペのローエングリン到着
だんだん暑くなってきました。きょうは、所用で虎ノ門から桜田門まで歩いたんですが、天気が良すぎて少し灼けたかも。
あの界隈は、興味深いことがたくさんです。歩いているだけで、私にとっての非日常に出くわします。経済産業省の一角にテントが張ってあったり、東京高裁の前に陣取る人とか。
それから、桜田門まででると、日比谷方面の視界が開けて、これがまた秀逸です。仕事したくなります。ほんとです。
さて、やっとケンペのローエングリンが到着しました。
うれしいです。
ちょっと遅かったけれど。
- ローエングリン:ジェストーマス
- エルザ:エリザベート・グリュンマー
- オルトルート:クリスタ・ルートヴィヒ
- テルラムント:ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ
- ハインリヒ王:ゴットロープ・フリック
- 軍令使:オットー・ヴイナー
- ウィーン国立歌劇場合唱団
- ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
- 指揮:ルドルフ・ケンペ
アン・デア・ウィーン劇場にて1962年~1963年に録音です。
フィッシャー=ディースカウのテルラムントは若いですが、後期へと向かう歌い方が徐々に洗われているという感じです。このとき三十七歳。私が持っている1957年~1958年に録音されたシュトラウス「カプリッチョ」に登場するフィッシャー=ディースカウからは明かな変化が聞き取れますね。
あとはルートヴィヒが思いのほか激しくてびっくりしました。なんか、イメージが変わりました。しかも、強烈な歌唱だし。私の中では、ルートヴィヒはスズキだったんですが。
まだまだ日々勉強やな。というか、まだまだ無限に広がる可能性。色々あるけれど。
わたくし的ローエングリンまであと3日。急げヤマト。
それでは、You have。
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