独仏間のかつての深淵 その一

《ローエングリン》を観ると、フランスへの敵愾心といったドイツのナショナリズムを感じさせる歌詞にきづきます。伝統的にドイツとフランスは仲が悪かった、という歴史知識はありますが、その源流については私も詳しくは知りませんでした。

ですが、その理由を知る機会に恵まれました。

今読んでいるミリントンのワーグナー関連本にその答えが載っていました。

その答えを読んで、積年の疑問が解消したという爽快な気分を感じましたが、同時に私は暗澹たる思いを禁じ得ませんでした。

続く

Book

Posted by Shushi