禁酒のはて──オーベルニュの歌
いや、もう、この二週間禁酒していましたが、おかげでアルコール耐性がすっかり落ちてしまいました。
昨日は仕事関連の飲みだったのですが、一次会の前のゼロ次会に参加し、一次会、二次会と5時間半飲み続けた結果、今朝はフラフラ。仕事場に行ってみると、みなさんも大変なことになっていました。
しばらくアルコールは本当にやめます。
というわけで、今日はこちらを。ただれた空気はオーヴェルニュの歌で一掃です。
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私は、アップショウ、キリ・テ・カナワ、ダヴラツの三枚聴きましたが、やはりアップショウが一番かもしれません。ケント・ナガノという日系人指揮者とアメリカ人というフランス人ではない音楽家の演奏なので、普遍的な音楽に消化しているのかもしれない、などと思います。他の演奏の中には、本当に田舎の土臭い感じがする演奏もあり、それはそれでいいのですけれど、アルコールにつかれたあとなどはアップショウ盤がいいですね。
私は、どうもこの盤を聴くとこの映画を思い出します。
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辻先生が進めていた映画でした。南フランスの夏の雰囲気が伝わってくる映画です。マルセルという少年の家族がプロヴァンスで過ごす夏休みを描いた作品です。観たのは10年以上前ですが、今でも折にふれて思い出します。あの強い日差しに灼かれた土の色が忘れられないです。それを観て、セザンヌを思い出すのですね。どこか日本の美術館でみた作品なんですがよく思い出せません。ただ、以下の絵のように土の色がとても美しかったのです。「マルセルの夏」でもやはりこういう土の色が出てきて、セザンヌの色彩とつながったのを記憶しています。
きっとセザンヌやゴッホが過ごした南フランスはこんなかんじだったのかなあ、などと想像します。オーヴェルニュとプロヴァンスは少し離れていますけれどね。
では、グーテナハトです。


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