《短信》赤いエラート
おそらくはハナミズキの葉。本当に初夏という風情です。
今日もこちら。
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集
posted with amazlet at 15.05.08
ワーナーミュージック・ジャパン (2013-01-23)
売り上げランキング: 16,512
売り上げランキング: 16,512
あれ、なんじゃこれ?
私の中では緑色なんですが。。赤いエラートなんて。。レコード屋にあまりいくこともなくなり、レコード芸術も読まないので、知りませんでした。
EMIのマークが張られているバージョンもあるのですが。
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集
posted with amazlet at 15.05.08
デュメイ(オーギュスタン)
ユニバーサルミュージック (2013-01-23)
売り上げランキング: 31,691
ユニバーサルミュージック (2013-01-23)
売り上げランキング: 31,691
ERATOをウィキペディアで調べると以下の様な状況のようです。
ERATOエラートは1953年に設立。1992年にワーナー傘下になります。2001年に一度休眠状態になったのですが、ワーナーがEMI Classicを2013年に買収し、ヴァージンクラシックと統合されレーベルとして復活したそうです。
ワーナー本家のウェブサイトではこうなってます。
あれ、緑だ。
継続調査しないと。。
ではおやすみなさい。
ディスカッション
エラートのロゴは、もともとはもちろん緑色なのですが、
EMIをワーナーが吸収してからは、
EMIのイギリス録音、ドイツ録音(エレクトローラ)、アメリカ録音(かつてのキャピトル音源含む)、スペイン録音(かつてのイスパボックス音源)などは、ワーナーロゴ
フランスEMIの録音(かつてのパテ=マルコーニ、ディスコフィル・フランセなどの音源含む)と、EMIが傘下に置いていたヴァージン・レーベルの録音は、エラートロゴ
でリリースするという整理がされているようです。
それで、現在のエラートロゴは、おしゃれなジャケットデザインをしたいということなのか、アルバムによって、赤だったり、黒だったり、紫だったり、グレーだったりします。例えば、フィリップ・ジョルダン指揮パリ・オペラ座管のアルバムのロゴは、黒です。
かつてのエラート・レーベルの個性を愛する者にとっては、とても残念な扱い方だと思います。
Shushiさんがアップされているフォーレのアルバムは、もともとEMIの赤いロゴでリリースされているので、それを踏襲して、赤のロゴにしたのでしょうね。サンソン・フランソワとかのアルバムもそんな感じです。
toshiさん、ありがとうございます。勉強になりました。なるほと、そういう住み分けで、かつてのフランスEMIがERATOロゴになったということなのですね。おっしゃるとおり、ERATIといえば緑という伝統が崩れるのは少し残念です。