90年代前半の思い出──Yellowjackets “Like a river”
どうも、最近ワーカホリック気味です。昨日も、諸事情により早く仕事場を離れましたが、気が滅入るといったら仕方がありませんでした。
ちなみに、アメリカだとこういうことのようです。あまり仕事ばかりしているのは評価されないようです。お国柄ですね。
ビジネスで成功している人は、起きている時間のすべてを仕事に費やしているわけではありません。彼らは週末には家族や友人と団らんしたり、運動や家事を行ったりします。仕事は大事ですが、家族や自分の健康も同様です。週末にはこういったことを優先して、仕事と家庭のバランスを取りましょう。
http://www.lifehacker.jp/2015/06/150606_success_habit.html
なかなかできないことです。
ちなみに、ご存知と思いますが、こういうウェブ上の情報を引用して紹介するのが、もともとのブログの役割のようです。ブログとはウェブログの短縮形なのですが、ウェブのログをとっておく、といった意味ともとれるでしょうから。
それが、2000年頃にあった日記サイトの代替となっていって、私が作っているこうした個人ブログが幾つもできた、ということになるのでしょう。
今日はこちら。
GRP Records (1993-01-19)
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Yellowjacketsの1993年のアルバムです。もう20年前ですか。
このアルバム、爽やかでクリアな音作りですが、一筋縄ではいかない部分も多々ある魅力的なアルバムです。
ボブ・ミュンツァーのソプラノサックスがいいです。変拍子のナンバーであるAzure Moonも素敵。マイルスに捧げられたDeweyもいいですね。
20年前に買った当初は、全く理解できなかったのですが、そのうちにこのアルバムが一番大好きなYellowjacketsのアルバムになりました。
でも、そういうYellowjacktesを沢山聴いていたのももう10年ぐらいまえのことになってしまいましたね。
さて、90年代前半の音楽は、なにかオプティミズムに彩られたものに思えます。冷戦が終わり、インターネットなどのIT技術が発展を遂げ始めた時代で、未来が輝かしく思えた記憶があります。
こうした文章をウェブ上に公開する、という夢のようなことができるようになったのもこの頃です。
いまでも覚えていますが、自分でHTMLを書いて、インターネット上に公開した瞬間、大きな感動を覚えたのです。在野であってもこうして自分の意見を表現できる時代なのだ、と。それが、日本でいうと2004年ごろからのブログブームにつながっていたのでしょう。
今はブログは下火になっているのでしょう。代わりにFacebookやTwitterがそうした自分の意見の表明をする場になっているということになるのでしょう。
そういえば、今日読んだ梅田望夫氏の「ウェブ時代をゆく」にも似たようなことが書いてありました。知識人とそれ以外ではなく、その中間層のようなものが生まれているのだ、という意見でした。2008年頃の意見ですが。そうした中間層のインフラがブログであり、Twitterであり、Facebook、少しまえで言うとmixiなのでしょう。
私の場合、それがゆえに、日和ってしまったということもあるのでしょうけれど。
せめて、私もアメリカ人に習って週末は健康的に過ごしたいものです。
ではみなさまおやすみなさい。グーテナハトです。
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