賛否両論あるにせよ、なんとなくAppleの製品は使いたくなる説明できない魅力があります。え、そこまでやってくれるの?という驚きです。しかも、それが押し付けがましくなく、洗練されたやり方でサジェストしてくれるのが驚きなのです。
たとえば、iPod時代からのギミックですが、イヤホン端子からコードを抜き取ると音楽が止まる、という仕掛けは、初めて体験した時に本当に驚きました。もしかしたら、どこか別のところで採用されたアイデイアなのかもしれませんが、私はiPodで初体験でした。
で、こちら。
10年前の本で本当に今さらですが、安く入手しました。しかも紙の本で。ですので風呂に入りながら読めるという贅沢。
まあ、普通のエリートではなく、アウトローの天才がどうやってAppleを作ったのか、がよくわかりました。
私のようなたかだか2年程度のMacintoshユーザにとっては、基本文献的な位置づけにも思えます。
これ読んだら、もっとハチャメチャなことをやりたくなりました。
実際、これも一つの解釈した歴史にほかなりません。真実が書いてあるかどうかはよくわかりません。何度も書いているあのヴェルディ問題がありますから。歴史なんてどうとでも改ざんされます。改ざんした側が「歴史を改ざんするな」といえば、それで歴史は固定されてしまうぐらいの危険性を帯びたものです。大切なのは真実ではなく、正しい解釈可能性ですが、それすらイデオロギーや偏見によってどうとでもなりますから。
それでは今日はこのあたりで。おやすみなさい。