徒然、そしてインテルメッツォ

今朝の東京は本当に冷え込みました。近所の畑は写真のように一面霜柱が立ち、表面は真っ白な霜が張り付いています。Appleの天気予報によれば、氷点下だったようで、本当に冬本番という感じです。

今日は少し遅く起きまして、といっても7時半ごろですが、少し散歩をして、その後年賀状の手配など。もう部屋の片付けをしたり、溜まった家の残務を片付けて、すっかり夕方になってしまいます。私は可能な限り毎日300メートルクロールで泳ぐことにしているのですが、今日も幸い300メートル泳ぐことができました。たかだか8分ほどの水泳ですが、おかげであまり大病もせず過ごしています。ただ、最近は割と太り気味なので、少し気をつけないといかんなぁと。

シュトラウスのオペラを聴くシリーズは、インテルメッツォに差し掛かりました。このオペラは、シュトラウス一家モデルにしているのでしょうか、家庭内のゴタゴタをオペラにしたものですが、家庭内のゴタゴタがこんなに美しく壮大なオペラになると言うのも何か皮肉なものだなぁと思います。リハとシュトラウスの電気を書かれている岡田暁生さんの展開では、この家庭内のゴタゴタ、すなわちホームドラマをオペラ化したと言うのは、実は先進性ではなかったと言う趣旨のことを書いています。つまり、戦後のホームドラマを先駆けではなかったかと言うことです。なるほど、オペラと言うものが、スペクタルからホームドラマへと移管すると言うのは、映画が、過去のスペクタルから、ホームドラマやラブコメディーになっていくと言う事と何か似ていると言うことも言えるのかもしれません。

私このオペラ昔実演で聞いていまして、なかなか聞くことができないオペラなのに本当に運が良かったなぁと言うふうに思っています。

少し話が取れますが、私が実演で聞いたのは、記憶の限りで言うと、サロメ、エレクトラ、ばらの騎士、影のない女、インテルメッツォ、アラベラ、ダフネ、ダナエへの愛、カプリッチョです。ナクソス島のアリアドネも見たかもしれませんね。逆に見ていないのは、無口な女、平和な日、エジプトヘレナって感じでしょうか。一度実演を見ると内容を把握することができますので、音楽を聴くのも面白いですが、実演を見ていないと、なかなか理解を深まらないかもしれません。

ということで、今日は2025年最後の日曜日でした。私は明日仕事に行って仕事おさめとなります。来年はどうなることやら…。

それでは、皆様、おやすみなさい。