Miscellaneous

久々にカルロス・クライバーの《運命》を聴いて、自分ならこうする、と想像してみると、結構楽しかった。ほんと、音楽のこと勉強しないと。
今日、会社の人と話せて楽しかったですが、申し訳ない思いも。頑張らないとね。

では、グーテナハト。

Béla Bartók

先日から読んでいる「父・バルトーク」。

二度目を読みながら色々考えています。
この本に通底するテーマというのは、もしかすると、戦後のアメリカナイズされた物質主義への抵抗の物語なのではないか、と考えました。
私は、当時の歴史を読むにつけて、あらゆる面で、1945年8月で世界が断絶したように思っています。
それは、例えばロマン主義の鬼っ子であるナチスドイツが崩壊し、19世紀的帝国主義に遅れてしまい、富国強兵に失敗した明治政府の終焉した、ということなのでしょう。19世紀的なもの終焉。それ以前と以後では世界が全く違う色に染まったのが1945年であるように思えるのです。
バルトークはもちろんそれ以前の人間です。大量生産品を嫌悪し、手作りの品を慈しむ姿は、ティピカルな19世紀人とも言えますが、それが今の私には実に魅力的に思えます。
バルトークが生涯をかけて失われつつある民謡を収集したのと同じように、19世紀的ロマン主義も失われました。そしてそのバルトークも、戦後すぐ、1945年9月にはその生涯を終えるのです。
もっとも、こうした見方もひとつの可能性に過ぎません。もう少し考える必要がありますけれど。
それからもう一つ。私がまだできていないのは、バルトークの音楽からまだ「物語」を読み取るということなのです。それにはもう少し時間がかかるような気がします。
というわけで、今日も《カンタータ・プロファーナ》と《かかし王子》を聴きました。ブーレーズ版ですよ。
ちなみに、オーボエリードケースを買いました。次はマンドレルを買うか?
明日も午後出張。ではグーテナハト。

Miscellaneous

3日も空くと一般仕事もなかなか新鮮です。ですが、気持ちは一日中バルトークでした。「父・バルトーク」は読了していますが、今週もう一回読む予定。二回目は味わいがまた違い格別。本当は3回読みたいところですが。
昨日作った東京オペラオケ事情ですが、あまりに選択肢が多くて迷ってしまいます。アジア一番の音楽都市であるに違いありません。贅沢過ぎる。ウィーンフィルとベルリンフィルとコンセルトヘボウを日替わりで聴けるのですから。時間が許せばですが。
今日もオーボエ運指練習に勤しみました。ヒンケは良くできた教本ですさすが。
ではグーテナハト。

東京オペラ・オケ事情

今月は驚異的ですね。サントリーホールでは、ウィーンフィル、ベルリンフィル、コンセルトヘボウが日替わりで登場です。しかし、値段は張りますね。オペラでいうと、二期会の「リア」、トリノの「トスカ」、そして、新国立劇場は「ホフマン物語」です。冷静に考えると、値段はともかく、一ヶ月でこのラインナップを見られるのはスゴイことだと思います。
私も今月は何を聴きに行くべきか、迷うことしばし、です。
それから、都響のマーラーなどはすでに完売のものもありましたので、ご注意を。
ここには載せませんでした、実は今月の新国立劇場も注目です。バレエ「火の鳥」を観られます。新国勝手支援団団長としては、いけないか、と画策中です。
間違いはないように確認しましたが、何かあればご指摘ください。申し訳ないですがご使用に際しては自己責任でおねがいしますね。

場所 指揮者 管弦楽団 演目 開演時間
11月5日(火) みなとみらいホール 指揮:永峰大輔 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」(冒頭)
J.シュトラウス/ポルカ「雷鳴と稲妻」
グリーグ/ホルベルク組曲より「前奏曲」
エルガー/威風堂々第1番
バッハ/小フーガト短調※オルガン独奏
グリーグ/ノルウェー舞曲より第2番
チャイコフスキー/交響曲第4番より第4楽章
13:30
武蔵野市民文化会館 レオシュ・スワロフスキー(指揮)
トマーシュ・ヤムニーク(チェロ)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団 スメタナ:交響詩「わが祖国」より《モルダウ》
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(チェロ:トマーシュ・ヤムニーク)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
19:00
11月6日(水) サントリーホール 指揮ニコラ・ルイゾッティ
ソプラノ:アイノア・アルテータ
メゾ・ソプラノ:マーガレット・メッザカッパ
テノール:フランチェスコ・デムーロ
バス:フェルッチョ・フルラネット
副指揮&合唱指揮:ジュゼッペ・サッバティーニ
合唱:藤原歌劇団合唱部
東京フィルハーモニー交響楽団 東日本大震災追悼公演 
ヴェルディ:レクイエム
19:00
11月8日(金) NHKホール 指揮:ネルロ・サンティ
シモン:パオロ・ルメッツ
マリア/アメーリア:アドリアーナ・マルフィージ
フィエスコ:グレゴル・ルジツキ
ガブリエレ:サンドロ・パーク
パオロ:吉原 輝
ピエトロ:フラノ・ルーフィ
射手隊長:松村英行
侍女:中島郁子
合唱:二期会合唱団
NHK交響楽団 ヴェルディ/歌劇「シモン・ボッカネグラ」(演奏会形式・字幕つき) 18:00
大宮ソニックシティ 指揮者:浮ヶ谷孝夫
ヴァイオリン:シン・ヒョンス
日本フィルハーモニー交響楽団 ウェーバー:オペラ《オイリアンテ》序曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》
19:00
サントリーホール 指揮:クリスティアン・ティーレマン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調 op.21
: 交響曲第2番 ニ長調 op.36
: 交響曲第3番 変ホ長調 op.55「英雄」
19:00
すみだトリフォニーホール 指揮:ダニエル・ハーディング 新日本フィルハーモニー交響楽団 マーラー作曲 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 19:15
日生劇場 指揮:下野竜也
演出:栗山民也
読売日本交響楽団 ライマン:オペラ「リア」 18:30
みなとみらいホール 指揮:エリアフ・インバル 東京都交響楽団 マーラー:交響曲第7番 ホ短調 19:00
11月9日(土) すみだトリフォニーホール 指揮:ダニエル・ハーディング 新日本フィルハーモニー交響楽団 マーラー作曲 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 14:00
日生劇場 指揮:下野竜也
演出:栗山民也
読売日本交響楽団 ライマン:オペラ「リア」 14:00
東京芸術劇場 指揮:エリアフ・インバル 東京都交響楽団 マーラー:交響曲第7番 ホ短調 14:00
11月10日(日) NHKホール 指揮:ネルロ・サンティ
シモン:パオロ・ルメッツ
マリア/アメーリア:アドリアーナ・マルフィージ
フィエスコ:グレゴル・ルジツキ
ガブリエレ:サンドロ・パーク
パオロ:吉原 輝
ピエトロ:フラノ・ルーフィ
射手隊長:松村英行
侍女:中島郁子
合唱:二期会合唱団
NHK交響楽団 ヴェルディ/歌劇「シモン・ボッカネグラ」(演奏会形式・字幕つき) 18:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:ユベール・スダーン
ピアノ:小川典子
東京交響楽団 モーツァルト:交響曲 第26番 変ホ長調
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第5番 ニ長調
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 「戴冠式」
11:00
杉並公会堂 指揮者:飯守泰次郎 日本フィルハーモニー交響楽団 ジークフリート牧歌
楽劇《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と愛の死
歌劇《タンホイザー》序曲 ほか
15:00
日生劇場 指揮:下野竜也
演出:栗山民也
読売日本交響楽団 ライマン:オペラ「リア」 14:00
11月12日(火) サントリーホール ピアノ&指揮:ルドルフ・ブッフビンダー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
: ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
: ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
19:00
11月13日(水) 北とぴあ 指揮者:西本智実
ピアノ:外山啓介
日本フィルハーモニー交響楽団
北とぴあ国際音楽祭2013チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》
19:00
タケミツメモリアル 指揮:大井剛史
尺八:福田輝久
ピアノ:及川浩治
メゾソプラノ:山下牧子
東京交響楽団 金田潮兒:管弦楽の為の音聲三態・Ⅲ
       ~尺八独奏部分を含む~(初演)
糀場富美子:わだつみの波~管弦楽のために~(初演)
小山和彦:ピアノ協奏曲 第2番(初演)
土居克行:メゾソプラノと管弦楽のための
       R.M.リルケによる「三つの詩」(初演)
19:00
サントリーホール ピアノ&指揮:ルドルフ・ブッフビンダー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 12:00
サントリーホール ピアノ&指揮:ルドルフ・ブッフビンダー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
19:00
11月15日(金) NHKホール 指揮:トゥガン・ソヒエフ
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー
NHK交響楽団 ボロディン/交響詩「中央アジアの草原で」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
プロコフィエフ/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100
19:00
タケミツメモリアル 指揮:大友直人
ピアノ:アンドレ・ワッツ
東京交響楽団 ブラームス:運命の歌 作品54
ブラームス:悲歌 作品82
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
19:00
サントリーホール 指揮:クリスティアン・ティーレマン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン: 交響曲第6番 へ長調 op.68「田園」
: 交響曲第7番 イ長調 op.92
19:00
文京シビックホール 指揮=垣内悠希 読売日本交響楽団 《チャイコフスキーの運命!》
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 作品48 第1楽章
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
20:00
11月16日(土) NHKホール 指揮:トゥガン・ソヒエフ
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー
NHK交響楽団 ボロディン/交響詩「中央アジアの草原で」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
プロコフィエフ/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100
15:00
東京芸術劇場 指揮:内藤 彰
ヴァイオリン:清水 高師
東京ニューシティ管弦楽団 シベリウス/交響詩「フィンランディア」(完成稿世界初演)
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲
シベリウス/交響曲第2番
14:30
サントリーホール 指揮:マリス・ヤンソンス
出演ピアノ:エマニュエル・アックス
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
R.シュトラウス: 交響詩「英雄の生涯」 op.40
18:00
みなとみらいホール 指揮者:高関健
ピアノ:アレクセイ・ゴルラッチ(ウクライナ) 
イリヤ・ラシュコフスキー(ロシア)
関本昌平(日本)
萩原麻未(日本)
ミシェル・ダルベルト(スペシャル・ゲスト)
日本フィルハーモニー交響楽団 第32回横浜市招待国際ピアノ演奏会 コンチェルト公演
リスト:ピアノ協奏曲第1番(関本)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番(ラシュコフスキー)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(ダルベルト)
ラヴェル:左手のための協奏曲(萩原)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(ゴルラッチ)
18:00
11月17日(日) サントリーホール 指揮:クリスティアン・ティーレマン
ソプラノ:エリン・ウォール
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:ミヒャエル・ケーニヒ
バリトン:ロベルト・ホル
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン: 交響曲第8番 へ長調 op.93
: 交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付」
16:00
海老名市文化会館大ホール 指揮: 金聖響 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
グリーグ/組曲「ペールギュント」より
マスカーニ/「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 ほか
14:00
タケミツメモリアル 現田茂夫(Cond)、大塚 茜/双木千鶴(Fl)、今川映美子/井上 茜(Pf 読売日本交響楽団 ・ドップラー:2本のフルートのための協奏曲ニ短調
・プーランク:2台のピアノのための協奏曲ニ短調
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調op.6
14:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:マリス・ヤンソンス
ピアノ:エマニュエル・アックス
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
18:00
11月18日(月) サントリーホール 指揮:サイモン・ラトル
ヴァイオリン:樫本大進
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 シューマン: 交響曲第1番 変ロ長調 op.38「春」
プロコフィエフ: ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.19
ストラヴィンスキー: バレエ音楽『春の祭典』
東京文化会館 指揮 マリス・ヤンソンス ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ワーヘナール:序曲「じゃじゃ馬ならし」op.25
ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op.64
19:00
タケミツメモリアル アンドリス・ネルソンス(Cond)、ヒラリー・ハーン(Vn) バーミンガム市交響楽団 ・ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第1幕への前奏曲
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より
19:00
11月19日(火) サントリーホール 指揮:サイモン・ラトル ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブーレーズ: ノタシオン
ブルックナー: 交響曲第7番 ホ長調 WAB.107
19:00
東京文化会館 指揮:ヤクブ・フルシャ
オーボエ:広田智之
東京都交響楽団 ドヴォルジャーク:弦楽のための夜想曲 ロ長調
マルティヌー:オーボエと小オーケストラのための協奏曲
スーク:交響曲第2番「アスラエル」
19:00
タケミツメモリアル 指揮 アンドリス・ネルソンス
エレーヌ・グリモー(Pf)
バーミンガム市交響楽団 ・ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15/交響曲第4番ホ短調op.98
19:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:クリスティアン・ティーレマン
ソプラノ:エリン・ウォール
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール・ミヒャエル・ケーニヒ
バリトン:ロベルト・ホル
合唱:ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン:交響曲第8番
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
18:00
11月20日(水) サントリーホール 指揮:トゥガン・ソヒエフ
ヴァイオリン:諏訪内晶子
NHK交響楽団 リャードフ/交響詩「魔の湖」作品62
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
19:00
東京文化会館 指揮 アンドリス・ネルソンス
エレーヌ・グリモー(Pf)
バーミンガム市交響楽団 ベートーヴェン:バレエ「プロメテウスの創造物」序曲
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界より」
19:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:サイモン・ラトル
ヴァイオリン:樫本大進
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 作品19
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
19:00
11月21日(木) サントリーホール 指揮:トゥガン・ソヒエフ
ヴァイオリン:諏訪内晶子
NHK交響楽団 リャードフ/交響詩「魔の湖」作品62
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
19:00
東京芸術劇場 指揮:アンドリス・ネルソンス
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
バーミンガム市交響楽団 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第1幕への前奏曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品6
19:00
11月22日(金) サントリーホール 指揮=上岡敏之
ピアノ=デジュ・ラーンキ
読売日本交響楽団 ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
ブラームス:交響曲 第3番 へ長調 作品90
19:00
みなとみらいホール 指揮:垣内悠希
ピアノ:田村 響
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス/交響曲第3番
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番
19:00
11月23日(土) オーチャードホール 指揮:チョン・ミョンフン 東京フィルハーモニー交響楽団 ワーグナー / 楽劇『トリスタンとイゾルデ』〔コンサートスタイル・オペラ〕 15:00
みなとみらいホール 指揮者:園田隆一郎
バリトン:堀内康雄
日本フィルハーモニー交響楽団 ヴェルディ:オペラ《アイーダ》より凱旋行進曲
ヴェルディ:オペラ《ファルスタッフ》より「名誉だと!泥棒たちめ!」*
レスピーギ:ローマの祭 他
18:00
府中の森芸術劇場 どりーむホール 指揮:秋山和慶
ピアノ:小山実稚恵
東京交響楽団 <オール・チャイコフスキー・プログラム>
歌劇「エフゲニー・オネーギン」より ポロネーズ 
ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調
交響曲 第5番 ホ短調
14:00
サントリーホール 指揮:ヤクブ・フルシャ
トロンボーン:小田桐寛之
東京都交響楽団 ビゼー:「アルルの女」第2組曲
トマジ:トロンボーン協奏曲
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付」
(オルガン/室住素子
14:00
東京芸術劇場 指揮:北原 幸男
指揮:マッシミリアーノ・マテシッチ
武蔵野音楽大学
昭和音楽大学
◆武蔵野音楽大学(指揮:北原 幸男)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
◆昭和音楽大学(指揮:マッシミリアーノ・マテシッチ)
チャイコフスキー:交響曲第4番
15:00
11月24日(日) サントリーホール 指揮者:西本智実
アートディレクター:田村吾郎
日本フィルハーモニー交響楽団 チャイコフスキー:バレエ音楽《くるみ割り人形 14:30
東京芸術劇場 指揮=上岡敏之
ピアノ=デジュ・ラーンキ
読売日本交響楽団 ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
ブラームス:交響曲 第3番 へ長調 作品90
14:00
みなとみらいホール 指揮:トゥガン・ソヒエフ
ヴァイオリン:諏訪内晶子
NHK交響楽団 リャードフ/交響詩「魔の湖」作品62
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
14:00
11月25日(月) 東京芸術劇場 指揮:大井剛史
おはなし:青島広志
ピアノ:牛田智大
東京交響楽団 青島広志のオーケストラはお好き?
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
チャイコフスキー:「眠りの森の美女」~ワルツ
チャイコフスキー:「白鳥の湖」~情景、小さな白鳥の踊り(4羽の白鳥)、アンダンテ・パ・ダクシオン
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」~行進曲、中国の踊り、アラビアの踊り
金平糖の踊り、花のワル
14:00
11月26日(火) タケミツメモリアル 指揮: 小泉 和裕 東京シティフィルハーモニック管弦楽団 モーツァルト / 交響曲第40番 ト短調K.550
ベルリオーズ / 幻想交響曲作品14
19:00
東京芸術劇場 広上淳一(Cond) 東京音楽大学シンフォニーオーケストラ ベートーヴェン/交響曲第8番 ヘ短調 作品93 ハチャトゥリャン/バレエ音楽「ガイーヌ」より ラヴェル/ダフニスとクロエ 第2組曲 19:00
11月27日(水) サントリーホール 指揮=小林研一郎
ピアノ=ゲルハルト・オピッツ
読売日本交響楽団 ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
ブラームス:交響曲第4番
19:00
11月28日(木) オペラパレス 指揮:フレデリック・シャスラン
ホフマンアルトゥーロ・チャコン=クルス
ニクラウス/ミューズアンジェラ・ブラウアー
オランピア幸田浩子
アントニア浜田理恵
ジュリエッタ横山恵子
リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥットマーク・S・ドス
アンドレ/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ高橋 淳
東京フィルハーモニー交響楽団 ホフマン物語 18:30
サントリーホール 指揮:ヘスス・ロペス=コボス
バス:ニコライ・ディデンコ*
男声合唱:二期会合唱団
東京都交響楽団 トゥリーナ:闘牛士の祈り
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」
19:00
11月29日(金) サントリーホール 指揮:クリストフ・ウルリヒ・マイヤー
独唱:藤村実穂子
新日本フィルハーモニー交響楽団 マルシュナー作曲 歌劇『吸血鬼』序曲
マルシュナー作曲 歌劇『ハンス・ハイリング』より ゲルトルートのモノローグ *
ワーグナー作曲 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 前奏曲と愛の死 *
ウェーバー作曲 歌劇『オイリアンテ』 op.81 序曲
ワーグナー作曲(マイヤー編) 『パルジファル』組曲 *
19:15
東京文化会館 指揮 ジャナンドレア・ノセダ
トスカ:ノルマ・ファンティーニ
カヴァラドッシ:マルセロ・アルバレス
スカルピア:ラド・アタネリ
トリノ王立歌劇場管弦楽団 プッチーニ:「トスカ」 18:30
武蔵野市民文化会館 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮、芸術監督) ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン:フィデリオ序曲
ベートーヴェン:交響曲第4番
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
19:00
11月30日(土) NHKホール 指揮:シャルル・デュトワ
ピアノ:スティーヴン・ハフ
NHK交響楽団 ストラヴィンスキー/バレエ音楽「カルタ遊び」
リスト/ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
ショスタコーヴィチ/交響曲 第15番 イ長調 作品141
18:00
ティアラこうとう 指揮: 宮本 文昭
ピアノ: 菅原 望
東京シティフィルハーモニック管弦楽団 チャイコフスキー / ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調作品23
チャイコフスキー / 交響曲 第4番 ヘ短調作品36
15:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
ピアノ:フセイン・セルメット
東京交響楽団 ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
18:00
文京シビックホール 大ホール 指揮:小林 研一郎
ソプラノ:上田純子
アルト:藤木大地(カウンターテナー)
テノール:宮里直樹
バリトン:寺田功治
合唱:東京オペラシンガーズ
東京フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付」 15:00
サントリーホール 指揮:ジャナンドレア・ノセダ
出演ソプラノ:バルバラ・フリットリ
メゾ・ソプラノ:ダニエラ・バルチェッローナ
テノール:ピエロ・プレッティ
バス:ミルコ・パラッツィ
トリノ王立歌劇場合唱団
トリノ王立歌劇場管弦楽団 ヴェルディ: レクイエム 14:00

Béla Bartók,Classical

けだるい一日。ですが、タスクはほぼ完了。
今日も「父・バルトーク 〜息子による大作曲家の思い出」を読み続け、別資料として「バルトーク物語」もすこしつまみ読みをしました。
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バルトークは二度結婚をしています。二回目の結婚は弟子のパーストリ・ディータと結婚します。ディターは大変に才能のあるピアニストで、バルトークとともに舞台に上がったりしていた模様。ディターとの間に生まれたのが「父バルトーク」の著者であるペーテル・バルトーク氏なのです。この二度の結婚の顛末がどうなったのか知りたいのです。「バルトーク物語 」においては、前妻が身を引いたことになっているんですが、実際はどうだったのか。バルトークの生真面目な性格に何が起きてしまったのか。
というわけで、今日はピアノ協奏曲三曲を2回ずつ聴きました。
私が好きなのは第二番です。特に第三楽章。
今日聞いたのは、ブーレーズがベルリン・フィルと演奏しているもの。ピアノはレイフ・オヴェ・アンスネス。後述のシフ盤を知らない時はこれがベスト。

探していると、バルトークがアンセルメと一緒に演奏している音源を見つけました。音質はかなり劣悪で寿司、SP盤をつなげているようで、音が途中で切れます。しかし、ダイナミックで激しくテクニカルな演奏には脱帽です。バルトークのピアノ演奏技術は相当で、学生時代には誰も弾けなかったリスト編曲の《タンホイザー序曲》を、彼だけが弾けたらしいですから。

こちらもかなりいい。第三楽章の破壊的パワーはブーレーズ盤をはるかに上回ります。全員ハンガリー人の演奏家だから? あまり関係ないと思うけれど、なにかしらの共鳴があるのかな、などと思います。今のところワタシ的にはベストかも。

明日もバルトークな一日になりそう。
ちなみに、沿線私鉄が遅れまくってました。理由は「多客」だそうですよ。乗客が多すぎて電車が遅れたり運休になったり。なんともかんともご苦労さまです。
ではグーテナハト。

Béla Bartók,Book


これは、あまりにも美しすぎる。美しすぎる小説なのかもしれない。
そう思います。
今年の8月に出版されたバルトークのご子息ペーテル氏による「父・バルトーク 息子による大作曲家の思い出」です。
今日から本格的に読み始めましたが、素晴らしすぎて時を忘れました。まだ初めの4章ほどを読んだだけですが、戦前から徐々に顕になっていく物質主義の足音への抵抗や、一生の仕事に必死に向き合う真摯な姿など、我々が日常の社会生活の中で忘れなければならないことを思い出し少々落ち込みました。
そして、私にとっては価値のあるバルトークの考えがこちら。

ラジオやレコードプレーヤーがあると人は自分で演奏しようとする意欲を失い、たとえ未熟でも自分で演奏することで得られる満足感が得られなくなる

なるほど。来週はサックスを持って沿線にジャムセッションに行こうと思います。
明日も読む予定。この本についてもしばらくたってからまとめて発表の予定です。
ではグーテナハト。

Jazz

N氏からは本当にいろいろな音楽的示唆をもらいます。今回もN氏の投じた一石で貴重な経験や発見をしています。
というわけで、吹奏楽《宝島》から考えたあれこれを。
ちなみに、私は吹奏楽関係者ではありません。たんなる元はぐれサックス奏者です。
《宝島》という曲があります。私が高校時代に敬愛してやまなかった伊東たけし氏が在籍していたザ・スクウェア(っつうか、T-スクウェア)の曲です。今は夏かしい「S・P・O・R・T・S」というアルバムに入っている曲です。

ですが、N氏に紹介してもらったバージョンはファゴットだけで演奏しているというのです。
N氏は西日本の某大学で先生をやってるトランペット吹きです。
1) N氏に紹介してもらった映像はこちらです。

これはこれでスリリングでカッコいいのですね。ファゴットだけでやっているというキワモノ感が凄いのです。脱帽です。
ですが、私の記憶の中にある《宝島》ではありません。
2) 私にとっての《宝島》はこれ。T-Squareの原曲イメージ。これ何回コピーして吹いたかわかりません(今日もEWIで吹きましたが)

1)と2)では、全く曲が違います。1)、吹奏楽用にアレンジされたバージョンをファゴットで吹いています。吹奏楽バージョンは、原曲にはないラテンフレーバーやソリのようなフレーズが付加されています。ソロは、原曲のピアノソロをモティーフにしたものでしょう。
私はこの吹奏楽バージョンの存在をすっかり忘れていました。ですが、このファゴット版を聴いて、高校時代にN氏に貸してもらったテープに入っていた吹奏楽バージョンの《宝島》を思い出したのでした。
続く。ながいかも。
ではグーテナハト。

2013/2014シーズン,NNTT:新国立劇場,Opera,Wolfgang Amadeus Mozart

前回に続き10月26日《フィガロの結婚》のことを。
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シルマーの素晴らしさと、九嶋さん、マンディ・フレドリヒの素晴らしさは前申し上げたとおり。でも思いこすほどのにマンディ・フレドリヒの熟成感は凄いと思う。昨年デビューとは思えないです。今後恐ろしいことになりそうな予感。
さて、今日はまずは男声陣から。
フィガロを歌ったマルコ・ヴィンコ。大柄な体格を活かした演技は素晴らしく、この雰囲気はやっぱりあちらの方は素晴らしい、と思います。そして歌も素晴らしい。たしかにすこし豊かさに書けるかもしれないけれど、全くはずさない巧さがありました。
アルマヴィーヴァ伯爵を歌ったのはレヴェンテ・モルナールでした。歌詞を文脈の中で捉えてきちんと咀嚼し表情をつけていて、今回のパフォーマンスの雰囲気作りの中心を担っていたと思います。歌も最高。声もバッチリ豊かな感じです。この方が今回のパフォーマンスを引っ張っていたのだろうな、と思います。
ケルビーノのレナ・ベルキナ。前半はすこしセーブ気味だったですが、後半にむけてどんどんカッコよくなっていきました。いや、ホントうまい。
素晴らしかったのはバルトロの松位さんです。松位さんは最近何度も新国立劇場に登場しています。《魔笛》、《オテロ》、《さまよえるオランダ人》などなど。いつも思うのですが、この深みのある声はどこから出てくるのだろう、と思います。ヨーロッパで鍛えられた声なのでしょうか。どっしりと落ち着いた演技でした。
関係ないんですが、フィガロの出生の秘密が明かされたところで、カツラを取りましたが、スキンヘッドになっていました。そしたら、なぜか故市川團十郎に似ておられることに気づいてしまいました。
それから、マルチェッリーナの竹本さん。竹本さんのようなメゾ・ソプラノがいらっしゃると舞台が引き締まります。竹本さんは、たしか《アラヴェラ》に出ておられたはず。
新国の《フィガロの結婚》では、バルバリーナを歌うのは素晴らしい人であることが多い気がします。今回は吉原圭子さん。巧いですよ。深みのあるソプラノです。
本当に楽しく素晴らしい演奏でした。最後は、シルマーがタクトを下ろす前から拍手が始まりましたからね。普通はタクトを落とすまで拍手するのはご法度なんですが、この素晴らしさと楽しさなので、全然納得です。私もつられて拍手しました。
でも、意外なことにカーテンコールは一回だけ。みんなそそくさと席を立っていきました。こんなに素晴らしかったのになぜ?
帰ってカミさんと話しをしたのですが、多分地震のせいではないか、と。土曜日の未明に東北で少し大きめの地震がありました。東京でも震度3を記録しています。年配の方々にとっては、地震で帰宅できなくなるのではないか、というのが結構ストレスになっているらしいと聴いたことがあります。私の母もやっぱりそうで、二年前の地震以降はなかなか都心に出るのが億劫になったと言っていましたし。
私はずーっと拍手していたかったんですが、まあ仕方がないです。
ともかく、今回の公演では、ウルフ・シルマーの素晴らしさを再認識しました。そして、新国立劇場のレベルの高さも。プレミエが2003年ですから、ちょうど10年前でしょうか。あのころに比べてどんどん素晴らしくなっていきます。
次の演目は《ホフマン物語》です。たしかこれもプレミエは2003年だったはず。カーテンコールにフィリップ・アルローが登場して場内がどよめいたのを記憶しています。次も変わらずたのしみ。
では、こんどこそ本当にグーテナハト。

Oboe

妄想のオーボエシリーズ。妄想が現実になってきました。




さしあたり、オーボエを都内某所の先生のところに体験レッスンに行ってきました。

リードを吹いてみる。

最初に、リードを吹かせてもらいました。さしあたり音は出ました。ですが、やはり音は汚い。当然ですが。先生はリードだけで音程のコントロールをされていましたが、私もなんとか追随、というところ。ですが、やっぱり音は汚い。これは、もう仕方がない。最初からできるわけないので。

楽器を吹いてみる。

次に楽器を貸していただきました。マリゴーの100万超の楽器です。手が震えますね。私のアメセルマーク7は43万円ですので、倍以上ですか。。
最初にほんと勘違いをしてしまいました。リードを楽器にさしたんですが、サックスの感覚だとことリードの差しこみ具合でピッチをコントロールしますが、オーボエはそんなことできないそうです。いや、知ってましたよ。オーボエがオケのチューニングの基準になっているのは。ですが、やっぱり文化が違うのですね。
音は出ますが、ピッチは不安定。やはりサックスは新しい楽器なのでピッチやフィンガリングなどはソフィスティケイトされてるんですね。オーボエは音ごとにピッチのコントロールを自分である程度しなければなりません。ピッチの良し悪しを自分でコントロールするということです。まあ、これはピッチ感覚を磨くだけなんでしょう。中年からできるかどうかはわかりませんが、ピッチの揺れがある程度認識できるので、なんとかいけるかも、などと。不遜。すいません。。
ピッチの安定が難しい。あとはアンブシェアの筋肉がきつい。きついです。ロングトーンできるんだけど、20秒ぐらいはいけるけれど、だんだんきつくなってきてしまう。難しい。やはり楽器をずっと吹いていないというのもあるだろうし、サックスとの違いもあるのだろうし。
一番のネックはヴィブラート。腹筋でかけるヴィブラートがあるのですが、サックス時代はサボって使ったことがなかったのです。全部アンブシェアの微妙な動かし方でかけてました。ですが、オーボエではご法度らしい。これは茂木大輔氏の本にも書いてあったこと。そうですか……。
EWIで予習しました、とお話したら、EWIってなに? ということに。そうか。EWIってマイナーな楽器なんっすね。

楽器のこと

で、その後いろいろ話を聞きました。やはり楽器を買わなければならないというところがもっともハードルが高い。おっしゃるには、ネットで安い楽器は売っているけれど、安かろう悪かろうだから、手を出さないほうがよい、ということ。まあ、これは常識的に考えるとそういことになるはず。茂木大輔氏の本にも同じことが書いてある。
いや、買えるんですよ。たしかに。でもね。なかなか。
中古楽器もなかなかよいものは出ないらしく、新品を買わないとね、ということらしい。まあ、この辺りはいろいろ事情があるのだろうなあ、とは思うけれど、そういうものなんでしょう、きっと。サックスも最近はどんどん高くなっているようですし。昔ならアメセルは50万ぐらいだった記憶があるけれど、いまはもっと高いみたいだし。

模範演奏

最後に、なんか吹いてあげますよ、ということになりましたので、「クープランの墓、お願いします」と言ったら、いいっすよ、ということで、吹いていただきました、クープランの墓。しかも暗譜で軽々と。さすがすごい、と唖然としてしまいました。そしてカッコイイっすね。クープランの墓。アルブレヒト・マイヤーが吹いていた映像が忘れられないっすからね。
最後に、なにか吹いてみたい曲ありますか? と聴かれたので、ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲なんかどうっすかね、と言ったところ、即座に否定されました。あれは、難しいそうです。確かに高速アルペジオの連続だから。いや、これは悔しいですね。ヴィヴァルディもダメっすか。
身の程知らずですいません。orz

まとめ

楽器を買わないといけないところが辛い。40万弱。それを投資して、練習時間を確保できるのか、という問題。朝7時に家を出て、帰宅は23時。練習はいきおい終末のみ。カラオケボックスか押入れのなかということに。昼休みに練習できるか、と思ったのだけれど、外で吹くのは絶対にNGとのことだし。
どれぐらいでものになりますかね? という話で言うと、二年ぐらいらしい。たしかにそれぐらいかも。サックスでいうと、やっぱり二年ぐらい吹いた後にピッチも安定してきて音が出るようになったということもあるし。それぐらいかかるんでしょう。でも、昔に比べて時間がたつのが速い。二年間なんてあっという間かも。
とにかく、楽しい時間でした。新しい楽器なんて本当にスリリングですよ。若返った気分になります。

ですが、本当に迷う。人生最大の岐路の一つかもしれない。
やはりサクソフォーンは楽しい。でも、曲がないし、クラシック吹けないという問題がある。オーボエは、ヴィヴァルディ、モーツァルト、シュトラウス、ラヴェルの旋律をそのまま真正に吹くことができる。
ここまで行ったのだから、答えは決まっているような気がする。めざせアルブレヒト・マイヤー。ウソ。大ウソ。ゴメンナサイ。
しかし、気になるのは肺の痛み。なんだこれ。気胸?
このあとフィガロの結婚その2を書きます。あれもすごかった。。
ではグーテナハト。