Miscellaneous

朝、近所のカエデを仰ぎ見て、墨絵のようだなあ、と思い、とってみました。

休日一日目は、慌ただしく始まり、緩く終わりそうです。

皆さま、引き続き良いお休みを。

おやすみなさい。グーテナハトです。

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最近、好きな音楽はなに? と聞かれたとして、リヒャルト・シュトラウス、とか、マイケル・ブレッカーなどと答えることになると思うのですが、実際のところどうだろう? という思いにとらわれます。

最近、どうも、新たな音楽に飢えている気がするのです。クラシックもジャズも好きです。が、驚きがないような気がします。最近は、AppleMusicを聞く毎日。以前のように、実演に触れる機会もなく。

あるいは、なにか心を喪っているということもあるのでしょう。今、辻邦生「背教者ユリアヌス」を読んでいますが、以下の言葉が胸に響いたのです。主人公ユリアヌスを陥れようとさまざま画策した宦官エウビウスが、ユリアヌスの皇帝即位後の自らの処刑判決に際して語ったこの言葉が。

「私に言わせればこの世は悪が支配するのであり、悪こそが最も現実的な生の形である。人々がそれに気づけば、すべてを悪の前提に立って処理することができ、なまじ見せかけの善を介入させるよりよほど始末がつけやすいものだ」

辻邦生「背教者ユリアヌス」第4巻 中公文庫 79ページ

この苛烈な現実認識がどうにも心を離れません。

音楽は、おそらくは19世紀以降において、そこに善意を含むものとなったはずで、そのイデオロギー性が苛烈な現実認識と乖離しているように思えるわけです。しかしこの乖離こそが正念場であることも間違いありません。

この乖離を超えるものは探さないと。あるいは、この乖離こそが居場所なのかも、とも思います。

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いやあ、新年度ですね。

町には、フレッシュマンが溢れており、眩しいかぎり。これから大変なんだろうなあ、と思いながらも、もしかしたら全く別のものを作る方々もいるのかなあ、などと。

そんなことを思いながら、淡々と仕事をして、離脱中。聴いているのはバッハ「音楽の捧げもの」。読んでいるのは辻邦生「背教者ユリアヌス」。

世界がどこに向かうのか、私もどこに向かうべきか。ともかく強く進まないと。

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厳しい日々が続いています。来週も厳しそう。年度末は壮絶です。

今日は仕事なしですが、歯医者に行き、家事をしていたら、午後になって体力を失い、ダウン、という一日。今年から花粉症を患うようになり、そちらもちとつらい。

写真は先日行った神田明神にて。今日、東京では桜の開花となったようですが、梅も美しいです。

もうすぐ、春分の日です。夏へまっしぐら。早く夏の光に焼かれたいです。

それではみなさま、おやすみなさい。

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もう2月も終わり。年度末。

年度末は様々なことが起きていて大変そうです。渦中に放り込まれている人もいるようで、まるで渦に呑みこまれる木の葉のよう。少しずつ渦に吸い寄せられ、気づいた時には、速い流れの中で揺さぶられ、あっと言う間に渦中に引きずり込まれます。その先に何が待っているのか?

それは何かブラックホールのようでもあり、その先にあるものは誰にもわかりません。あるいはホワイトホールで現世に戻るのでしょうけれど、何処へ移動しているのか。

おそらくは、時空旅行は、渦(ブラックホール)利用して行われるはず。今後、何年先かはわかりませんけれど。

旅行といえば、最近はすっかり海外へ行くこともなくなりました。最後に行ったのは2008年なので、もう10年近く前のことです。ローマに観光で一週間滞在して、フランクフルト経由で帰りました。

最近NHKでやっている「チョイ住み」みたいな旅行でした。バスを乗りこなしたりして、楽しい思い出。

帰路は、フランクフルト経由て、ルフトハンザのエアバスA340でした。思い出深いフライトでした。サービスが素晴らしかったですし、窓の外にせまる日没に向けて、黄金色にかがやく太陽が照らす雲海を見ながら、ブルックナー交響曲第7番を聴いたのが、人生最良の思い出の一つでしょうか。

で、こちら。アバドのブルックナー。なぜか、アバドに戻ってしてしまいます。

典雅という言葉がまずは思い浮かび、しばしのあいだ時を忘れました。そういえば、オケを聴きに行くのも難しくなりました。旅行と同じ。

ブルックナー:交響曲第7番
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明日は何が待つのか?

みなさま、おやすみなさい。

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今年、なぜか春が来ないのではないか、という思いがありました。それは勝手な思い込みであることには変わりはありません。ですが、いつかは春が来なくなる時が来るはずなのです。何十億年も先のことだと予想していて、今年のことではない、ということはわかってはいるのですが、もしかすると、今年ではないか、という思いもあったようなのです。

昨日、近所の公園に行ったところ、オオイヌノフグリが咲いているのを見つけました。いや、これを見たとき、ああ、ことしも春が来てくれるんだ、となんだか嬉しいような、ありがたいような気持ちになったのです。

Spring come!

いろいろある中で、なんだか気分がホッとする瞬間でした。2018も春が来てくれて本当に嬉しいです。

そして、その先、私がもっとも大好きな季節である夏にむけてまっしぐらですね。

本当に早いものです。

毎年の季節の移り変わりを大切に過ごしていきたいです。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

 

 

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久々に静かな夜。

さまざまなことがあって、いろいろなことに取り組んだ2月だったような気がします。まだ2月も終わっていませんし、いろんなことも終わっていませんが。

まあ、思うように行かないことの方が多いのが人生というものです。ただ、いえることは、リスクをとらないと、なにも得られないと言うことでしょうか。

歳はとりましたが、その分リスクをとれるようになったともいえるので、リスクをとることも考えないとなあ、と思いました。

ちなみに、リスクという言葉は、日本語においては、危険という意味合いがありますが、本当の意味はそうではなく、予想に対するぶれ幅、という意味の方が強う息が致します。

さて、そんなことを考えながらきいているのはこちら。

London Concert

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最近、夜に一人でジャズを聴くのにはまってます。もちろん、懐メロに類するものととられるんだとは思います。時代は流れます。

それではみなさま、とりいそぎおやすみなさいませ。

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なかなか書けないまま一週間以上過ぎてしまいました。ものを書いていなかったわけではないのですが、なかなか時間ができませんでした。

時間は作るものですけれど。

今日はこちら。最近、ショパンを聴くことが多いです。なんでだろう。これまでピアノ曲まで手が回らなかったのに。

Maurizio Pollini: Chopin
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まだ、何か言う資格はないのですが、ポリーニは昔から好きです。アバドとやったブラームスのピアノ協奏曲に驚いたことがあります。

さて、仕事でも読まないといけない本がたくさん。まあ、仕事も私事もどうも区別なく取り掛からないといけないみたいです。

また粘りに粘って頑張ります。

おやすみなさい。グーテナハトです。

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月曜日のことを反芻。

お昼頃から東京は雪が激しくなり始めました。ちょうど、遠くに皇居が望める場所にたまたまいたのですが、雪に染められていく皇居前広場は、深々と清楚典雅で、墨絵のようでもあり、あるいはなにか戦前のモノクロームの映像を見ているようにも思いました。

そういえば雪の東京には歴史の匂いを感じ、二二六事件だとするとどこかから兵士達が現れるのではないか、という妄想を抱きました。

夕方に早期帰宅命令。雪国の方には、疑問符だらけなのでしょうけれど、雪に慣れない東京においては帰宅できなくなる可能性もあり、雪の降るなか路上に立ちすくむとか、列車の止まった線路に沿って雪の中を歩く、というようなことも予想(妄想?)されたため、早々に帰宅することに。私は運良く30分程度余計に時間がかかるだけで帰宅しましたが、あとで聴くと4時間かけて帰られた方もいて、首都圏の人口の多さや、高度な交通網が遮断された時の混乱を思うと、綱渡りのような生活を我々は日々送っているのだ、ということをあらためて思います。

翌朝は、5時20分に出発。凍る雪の上を恐る恐る歩きながら駅へ向かいました。まだ暗い早朝の街には、いつも聴こえる自動車の音はなく、ただ雪を掻く音だけが響いていました。車の上に分厚く積もる雪は、雪が積もったというよりも、雪が乗っかっている、という方がふさわしいほどで、夜半までに降りしきった雪の量に驚くばかりでしたが、驚いたことに、すでに雪掻きが終わり、駅への道が開削されていたのでした。おそらくは深夜のうちに雪掻きがされていたわけで、頭の下がる思いでした。職場近くに着いたのは6時半過ぎ。こなでもやはり歩道は除雪済みで、作業をひと段落した方々数名が、肩で息をしているところでした。自治体の職員なのか、あるいは自治会有志なのか。

雪もやはり非日常である東京ですが、高度に発展した東京の危うさも、人々の働きによって支えられている、ということと思いました。そうした働きへと人々を動かすものは何か。文化圏に応じて様々と思いますが、それだけで本が何冊も書かれているテーマです。自分なりの意見はありますがそれはまたの機会に。

みなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

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あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

毎年、攻めようと思うのですが、本当に攻めているのか?、と思います。今年はもっと攻めないと。

お仕事をされている方もいると思いますが、みなさまもどうか良いお正月をお過ごしください。