Miscellaneous

音楽を語ることの難しさ。そもそも語ることはできないのに、無理やり書こうとしている感があります。音楽を語るためには、それを説明するというような形ではなく、別のやり方を使わなければならないのではないか。その別のやり方というのは、多分、辻邦生もやっていますが、おそらくは音楽と同じ芸術のレベルで語るということ。音楽に対する絵画であり、音楽に対する文学であり、のような。

そんなことをおもいながらこちらを。

ブルックナー:交響曲第9番
ブルックナー:交響曲第9番

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ジュリーニ(カルロ・マリア)
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この演奏のよさも、言葉にするとどんどんこぼれ落ちていきそうな気がします。もっとも、言葉にする能力がないということになってしまうのかもしれませんけれど。しかし、すごいダイナミズムとパワーと、静謐さと繊細さなんだろう、と思います。こればかり聴いていると、人間や世界というのは、本当に素晴らしいものだけなのだ、と勘違いしてしまいそうです。

もっと本を読み音楽を聴かなければ。ですが、本を読み音楽を聴いても解決するものとしないものがあるのでしょう。無限大の本と無限大の音楽を把捉することはできず、がゆえに、ここにあるものから世界を掴むことしかできないのではないか。それでもなお、無限と向き合って無限と戦うことが大切なのか。戦い勝つことがじゅうようなのではなく、戦い続けるということ、無限との無限に続く戦いということが大切なのか。この底もなく果てもない膨大なHugeとかtremendousという形容詞がふさわしい世界に対峙するということはこういう恐怖と苦しさと嘔吐とむきあうということなのか。

だが、その戦いはおそらくは、今ここにあるものから世界を掴むという確信を得た時に終わるものなのかもしれないとも思います。あの、辻邦生の「嵯峨野明月記」に登場した狩野光徳という画家が、世間の全てを絵に描こうとして、その不可能性に絶望しながら息をひきとるようなことがあってはならないのでしょう。量の変化が質の変化に変わる瞬間のようなものがあるわけで、そこまでは無限との戦いをするんだと思います。

さて、土曜日に、仕事の山をひとつ越えました。昨日の日曜日は、朝から夕方まで仕事系の講習。今日は振替で休日にしました。今月に入って初めてのお休み。ですが、今日も朝から事務作業を。先ほどやっとおわり、ほっと一息つきました。明日から次の戦いに本腰を入れないと。

しかし、まあ、こんなに体を動かしてもなんとか持っているのは、もしかすると、やっぱり泳いでいるからかも。あるいは、最近始めた鳥の胸肉を食べる活動のおかげかも。鳥の胸肉は疲労回復に絶大な効果があるようです。

ちなみに、ここには、「疲れました」ということは書かないようにしているのですが、今日、ふと思い立って「疲」という文字で検索をかけてみると、出現頻度がこの3ヶ月増えてまして、毎日書かないと、と思うと、知らず知らず「疲れにくくなるように」とか「疲れを癒します」とか、間接的な表現で「疲れました」って書いちゃうんですね。いかんいかん。

ではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

Johannes Brahms,Miscellaneous

昨今、なかなか時間が取れないというのは先日も書いた通りですが、なんだか考えることが仕事系に偏っている感じもあり、今日も、帰宅する地下鉄の中で、目を閉じながら色々と逡巡しながら考えを巡らせていたのですが、そのときブラームスを聴いてみようと思い、カラヤンのブラームスを。一瞬だけ、何か学生時代の淡い記憶のようなものを思い出しかけたりしました。この二週間、働いて、食べて、寝るだけの暮らしを続けるこうなるのかも。

で、こちら。

ブラームス:交響曲第1番&第2番&第3番&第4番
カラヤン(ヘルベルト・フォン)
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今日たまたま聞いたのがカラヤンのブラームス。カラヤンは正直に言って今の私にはあまりにスタイリッシュです。世界が仮に間違っていたとしても、こういうものはあり続けるといいですね、と思います。

では、お休みなさい。

Miscellaneous

今日は寒い1日。昨日、暖かくなったんですが、忙しすぎて世界に目を配れず、気温の変化に対応しないで真冬並みのコートで出かけました。が、皆さんスーツの上着だけで過ごしている。で、やばい、と思い、今朝は薄手のコートで出かけようとしたのですが、ニュースで「寒くなりそう」といことでしたので、慌ててコート変更。帰宅時の冷たい雨になんとか耐えることができました。

昨年、2015年9月22日からが、できるだけ毎日投稿することを心がけてきました。が、3月初旬から途切れがちに。

直接のトリガーは、日々の仕事系が年度末に向けて厳しい状況にあるから。ま、年度末が忙しいのは別に普通なんですが、先手先手で手を打てずこうなってしまったというところです。土日に休まず働くと、じわりじわりと疲れの色が濃くなっていきます。何か、自分の体の中に、もう一つの自分の体があって、それが膨張してくるのですが、それが鈍い痛みとなっている、というような。

毎日書きたかったのは、どういう変化が起きるのか試してみたかったからです。1年間休まず書くと、色々と面白い、という話を聞いたこともあるからです。結論から言うと、半年だとなかなか変わりようはありませんでした。というより、エントリーの回数とエントリーの質のバランスが崩れるという危機感のようなものは感じたのだと思います。

まあ、スマホを使うことができていますので、どこでもエントリーを書けるインフラはあるはずですが、いかにエントリーにつなげる集中力をキープし、題材を選ぶか、ということが問題になるわけですね。時間とか体力もリソースですが、そのリソースをどう配分するか、という問題。これがなかなか難しいです。

切り口は考えればいくらでもあって、そうした切り口で切り抜けることが必要で、それは日々の仕事系でも役に立ちそうなものなのですが。。

明日、明後日と二日仕事場に行けば、休みとなる、はず。。

ではおやすみなさい。グーテナハトです、

 

Miscellaneous

Photo
今日、天気が良かったので近所の神社に参拝。何度か写真出したことがありますけれど。

そんなに大きい神社ではありませんが、江戸時代前から続く近辺では由緒ある神社ということで、いつ行ってもどなたかが参拝しておられるような神社です。

出かけると気分が良くなる理由は、常に掃き清められているからなんだなあ、と改めて思いました。

初春の日差しが差し込んでいて、いつものように神々しい雰囲気でした。

週末もいろいろありましたが、リフレッシュできたかも。

でこちら。このCD、昔高くて買えないや、と思いながらも、なんとか買ったんですが、今はもうMP3で1680円で買えてしまうという。。濃厚濃密なカラヤンの美学で聞く新ウィーン楽派はカッコ良くもあり、あるいは危険な妖艶さすら感じることもあります。もちろん聞いているのは「浄められた夜」です。新ウィーン楽派の世界に浸り切りたい。。

ではおやすみなさい。グーテナハトです。

Miscellaneous

  
先日、栄転する方を励ます会に、仕事場の隣駅のビストロにて。いつも、どれだけ安い美味しいワインを選ぶか、ということにこだわっていますが、外のお店で飲むと、こだわりを外さないと飲めなかったりします。ま、高いけど美味しかったです。

しかし、年度末は時間がありません。プロジェクトもたくさん。よく「時間はつくるもの」と言いますが、限度はありますね。生き方変えないと、と真剣に考える今日このごろです。

なんたが、ツイートのようなエントリーが続く昨今ですが、時間をつくるにも限度あるということのあらわれかも。

でも、愚直にほぼ毎日泳いでいるので、元気てはあります。

というわけでまた明日です。おやすみなさい。

Miscellaneous

最近、本当に仕事場にいる時間が長いです。私のApple Watchは、19時になると「早く帰らないと健康を損ないますよ」とメッセージを送るのですが、無視してばかり。

そうであっても、なるべく会社帰りに泳ぐ週間は維持しようと努めています。何度も書いていますが、2014年の10月から泳ぎ始めて、そろそろ1年半になります。何かいいことがあったかというと、よくわかりませんが、今日、25メートル、息継ぎ無しで泳ぐことができるようになりました。最初に達成した時、あれ、私息継ぎしなかったんだっけ? と自分のやっていることがよくわからなくなったので、もう一度試したところ、確かに25メートル息継ぎ無しで泳げました。ただし平泳ぎですが。

で、ググってみると「水泳部員なら誰でもできます。一般人なら頑張ったね、といえるでしょう。すごいというレベルではないです」というコメントが。色々調べると、別に大したことじゃなさそうです。水泳部員なら。

1年半も泳げば、水泳部員と同じぐらい泳いでいるのかも。

また、深呼吸を何度もして長時間潜水すると、ブラックアウトになるみたい。息苦しさを感じずに酸欠になるそうです。別に、肺活量がどうこう、ということではないのかも。

まあ、水泳部員並みに息を止められるようになってよかったね、というぐらいですね。

一番いいのは、これで普段の生活でも疲れを感じにくくなる、というようなことが起きるといいんですけど、そんなことはないですね。。

今日は本当のつれづれ。ちなみにショルティの「エレクトラ」と「影のない女」を聞いているところです。

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それではまた。おやすみなさい。グーテナハトです。

Miscellaneous

土曜日。体が動かずなかなか起きられない。とりあえず、起きて泳ぎに行くが、帰宅して猛烈な眠気と気だるさにより、ダウン。とりあえず、午睡。

日曜日。起きられず。午後、家事をやるが、動けなくなり、20時には睡眠。

本日。仕事場で、顔が火照って真っ赤に。おそらく熱が出ている状況。仕事場の皆さんには早く帰れ、と言われますが、顔が火照っているだけで、仕事はできるので、そのまま21時すぎまで仕事して帰宅。

現在は、熱っぽいですが、頭も痛くなく、まあなんとか。

というわけで、おそらく、インフルエンザにかかったのだと思います。

毎年ワクチンを打っていますが、多分ワクチンが効いて、軽症で済んだのだと思います。こう言う症状は、毎年一度、必ずかかりますが、絶対に重症化しません。ワクチンの効用なのかはわかりませんがけれど、信じる者は救われます。

でも、これで、明日重症化したら「自己管理ができてませんね」と言われるのがオチなので、今日は寝ることにします。おやすみなさい。

Miscellaneous

モーリス・ホワイトがなくなって、Earth Wind & Fireの曲を聴くことが多くなりました。毎朝、仕事場まで歩く10分ぐらい、決まってEWFを聞きます。

あえて、ネットで同じ意見を調べることはしませんが、多分EWFの影響を受けてIncognitoがあるんだと思いました。そこにある共通性は、重厚なホーンセクションだけなのかもしれないのですが、何か、EWFにあるキレとか重さとかグルーヴなんかが、Incognitoに受け継がれているんだろうなあ、と思ったり。

そんなことを思いながら、今や私にとっては懐かしいメロディになりつつあるIncognitoをつまみ聞きした帰宅時間でした。

例えばこちら、など。

Surreal
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さて、ふと思ったこと。昨夜書いた《エレクトラ》のことの中で、世界は《エレクトラ》のようだ、とかいました。なんだか、最近、そういう世界に浸りすぎているんだろうなあ、と。まあ、そっちの世界ではそれでいいんですが、たまには、そうじゃない「美しい」世界にも戻らないと、なんてことを思ったり。そういう時に辻邦生を読むべし、です。

それではみなさま、おやすみなさい。

Miscellaneous

今日は久々にアバドの《セビリアの理髪師》を聴いて、13年前のことを思い出したり。つまり、はじめて新国立劇場で見たオペラの演目が《セビリアの理髪師》だったのでした。思い出深いオペラです。

Rossini: Il barbiere di Siviglia

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全部で3回、新国立劇場で《セビリアの理髪師》をみましたが、本当に幸福な気分になる演目ですね。旧弊を打ち破る若者のドラマ、みたいな。

まあ、後日談はイマイチですけれど。モーツァルトとミヨーが続編をオペラ化しています。《フィガロの結婚》と《罪ある母》です。続編のあらすじは、《セビリアの理髪師》を見てから確認した方が良いと思います。イメージが崩れますから。
今日はApple Music で、こちらも少しつまみ食い。

Rossini: Il barbiere di Siviglia

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だが、それ以外のことはなかなかできない一日。昨今、ちと飽和気味?

それではみなさまも良い週末の夜をお過ごしください。おやすみなさい。

Miscellaneous

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立春が過ぎてちょうど一週間です。今日は随分天気が良かったのですが、個人的には本当に寒い1日だと思っておりました。ニュースを見ると「暖かい1日」ということになっているらしく、本当に? と思っています。昔は随分薄着ですごしていたものですが、この数年は「身体を冷やすと疲れやすくなるので、体熱をできるだけ保持しよう」と思って、厚着ですので、寒さ耐性がなくなってきたのかも。11月末までシャツですごしていた高校時代が懐かしいです。でもやはり、東京地方には春は来ているらしく、菜の花が咲いてまして、少し感動しました。明日の日の入りも17時18分です。ついこの間、日の入りが16時26分で、げんなりしていたのが嘘のようです。

明日仕事をすると、土曜日になります。が、やることたくさん。。

それではみなさまおやすみなさい。グーテナハトです。