Miscellaneous

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Apple Music を使う日々が続いているのですが、学生時代、ジャズの音源を探して、夜な夜な中古レコード店でCDを買い漁っていた頃の思い出に浸っている感じです。あるいはレンタルCD屋の巨大な棚の前に立っている感覚かもしれません。

ジャズでいうと、例えば、ハービー・ハンコックやパット・メセニー、チック・コリア、リー・リトナーといった、一流のなかなの一流ミュージシャンがいます。彼らの音楽は当然素晴らしいです。

そうしたアルバムで素晴らしいプレイを披露してくれるミュージシャンもいます。そうした方のリーダー・アルバムを聴くと、当然それも素晴らしいのです。

ですが、何かそこには、さらになにかが必要な気がするのです。例えば、華と、狂いと、緊密といった言葉であらわされるでしょう。

それは、感覚的なもので、説明できないのです。それは、モーツァルトにあって、他にはないものとも言えます。クラシックの楽曲にもそうした違いのようなものを感じることはままありますね。あれ、そこでこのフレーズ、みたいな。。

今、まさにNHK=FMでかかっている「君の瞳に恋している」も古い曲ですが、サビに続くホーン・セクションのメロディなんて、よく考えると、あれ、そこでこのフレーズ使う? と思います。これもなんとなく、「狂い」のなかに入るのだと思います。がゆえに、30年たっても時に使われるということなんでしょう。

最近、週次更新になっている気がしますが、いや、本当にいろいろなものが変わっていって、そこに合わせに行くのが大変なのです。合わせに行きつつも、変わらないものもあるはずですが、本当にそうなのか。

それでは。

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最近、自分の子供の時の写真を親が持ってきてくれました。

生まれた時から3歳ぐらいまでの写真です。当時は、フィルムカメラの時代ですので、写真の枚数は少ないわけです。

歴史というものは記録されたもののみが存在するのだなあ、ということをあらためて思いました。

おそらくは写真に写らない出来事というものが無限にあったはずですが、そうした記録に残らない出来事は、少しずつ消えていくことになるのでしょう。

ちなみに、私の最古の記憶が写っている写真もありました。弟が生まれたばかりの弟の沐浴のシーンで、それはちょうど2歳半ごろのことのようです。

おそらくは、社会にでる前の乳幼児期が最も人間らしい時間なのかも、なんてことを思いました。

今日はこちら。

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当時、クラウス・オガーマンのアレンジということと、ジャケ買いで買いましたが、これはいいアルバムでした。ジャケ買いは、得てして妥当な選択基準になります。

今週は少々厳しい一週間になる見込み。目的があれば頑張れます。

それではみなさま、おやすみなさい。

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自宅のテレビにMacをつないでみました。なかなか新鮮です。うちのテレビにはVGAしかついてませんので、こちらをつかってみました。

画面が大きいので、家族と相談しながら何かを決める時、便利そうです。

ただ、慣れない大きさ、慣れない解像度なので、眼が疲れました。姿勢に気をつけて使わないと。

今回は目的があって導入しましたので、その目的がはたせるよう頑張ろうと思います。

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今日はずいぶん涼しくなりました。いよいよ秋ですね。というか、今年の夏は短かった? まだまだ残暑もありそうですが、気が抜けない日が続きそうです。

それでは今日は早めにおやすみなさい。

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電車の中。大声で語り合う男二人。

対照的に、スマホにイヤホンさして、静かに電話する男。

電車の中での携帯の通話はご遠慮ください、と言うけれど、いったいどちらがよいのだろう、と。

私は、どうも静かな携帯の会話に違和感を感じてしまいました。よく考えると、大声で語り合う男たちの会話の方が音量は大きいのですが。

おそらく、だが、リアル会話はどんなにうるさくてもよいのだが、通例秘匿されるべき電話の会話は、たとえそれが静かな声であっても、周りにしてみれば聞きたくないものであり、が故に、マナーとして問題、とされるのでしょう。

ずっと前にドイツに行った時、電車の中でイヤホンつけて携帯をつかう人を結構見かけました。会話の種類にはこだわりがなさそうでした。

自分が日本人であり、その色眼鏡をかけてものごとをみているということをあらためて思いました。

それにしても、暑い毎日ですね。こんな時はモーツァルトです!

(??)

今日は、テイトの指揮でモーツァルトの交響曲。ならびにムーティの指揮でコジを聴きました。清澄な気分で、しばし暑さを忘れました。それにしてもオペラは侮れません。13年聴いてますが、まだまだわからないことだらけです。


ではおやすみなさい。グーテナハトです。

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夏やわー。

しかし、暑い日々が続いています。

昨今は、どうにも時事ニュースばかりが気になる日々で、なかなか読書まで到達できません。活字は常に読んでいるのですが、読書に到達する前に終わってしまうのですね、これが。

そういえば、「超整理法」で有名な野口悠紀雄さんだったと思いますが、「新聞を読まない」という時間創出アイディアを提唱しておられたのを思い出しました。

また、二週間ほど前のNHK-FM「トーキング ウィズ松尾堂」に出演していた谷川俊太郎も、「情報を制限したい」とおっしゃっていて、本当にその通りだなあ、と思います。

Facebookなどには、友人の記事だけではなくフォローしているベルリン・フィルやバイエルン国立歌劇場とか、あるいはプラシド・ドミンゴの記事なども出ていたりします。また、経済情勢や国際情勢の専門家が直接書く記事なども読めるわけです。

すでにFacebookが情報ハブのようになってしまい、様々な事情に配慮する通常のマスコミには出ないようなかなり有用な情報も得られたりするので、チェックしないわけには行かなくなります。

本当に、断捨離しないと、と思うこの頃です。

それにしても、夏こそは、夏休みと思っていましたが、先日、十分休めないまま終わってしまいましたし。グチャグチャになっている頭のなかを整理したいです。

そうこうしているうちに、バイロイト。キリル・ペトレンコの「ヴァルキューレ」は今晩です! ティーレマンの「トリスタン」は聴きたかったですが、後の祭り。再放送があればいいのに。

それではおやすみなさい。グーテナハトです。

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はじめに

夏の日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

東京地方もやはり暑く、今日の自宅近辺は35度だったようで、あすはもう少し上がるとの予報です。

こちら、先週撮った夕暮れの写真。秋の空、というにはまだ早いですが、夕陽が美しい日が続いています。

私のストレス解消の方法

さて、この一年、2日に一度ほどのペースで、泳いでいます。ほんの10分から15分ぐらいですが、これがなかなか良いのです。

ところで、先日読んだウェブの記事。

どうやら、ストレスを解消するためには、運動をする、呼吸活動(ヨガ、瞑想、早足散歩)をする、音楽活動をする、ものを書く、という4つが効果的なのだそうです。

http://toyokeizai.net/articles/-/74334?page=4

音楽を聴いたり、ものを書くことはしていましたが、運動と呼吸活動はしていませんでした。

で、泳ぐと、この運動と呼吸活動が埋まる、ということになりそうです。10分程度泳いだことが運動になるかどうかはわかりませんが、まあ体が火照るぐらいにはなるので、おそらくは有酸素運動にはなっているはずです。

また、泳ぐということは、規則的に呼吸をすることになりますし、泳ぎながら心を無にしたり、あるいはぼーっと何かを考えることもできたりします。私の場合、いろいろな発想は、泳いでいる時か、シャワーを浴びたり湯船に使ったりしているときに訪れますし。

ちなみに、おそらく脳内血流がよくなるのか、以前よりもずっと面白い発想が浮かんだり、仕事が捗るようになった気がします。錯覚かもしれませんが、まあそう思っておいたほうがハッピーなので、そう思っておきますけれど。

そのデメリット

ということで、いいことづくめのはずですが問題も幾つか。

つまり、時間がかかるということです。自宅近くにあるとはいえ、一回に45分ぐらい時間がかかってしまいます。週末はともかく、平日は帰宅時間も遅くなり、なかなか自分の時間を作れなくなります。

そうなると、なぜかしわ寄せがものを書く活動に来てしまい、、みたいな状況で、最近、このブログを書く頻度が落ちてしまっているのもこれが原因の一つではないか、と。

(なんだか、キータッチも遅くなり、ミスタッチも多くなってしまっているという状況も。先日のシャットダウンデーがまずかったのか…)

今後は、通勤時間をもう少し活用できるように画策中です。具体的には、通勤時間に活用できるインフラを整えようかと思っています。9月以降までお預けではありますが。

今日も、徒然な感じですが、ここまで。

今日の一枚

今日もこちらを。なんだか毎日聴かないと気分が晴れません。なんですかね、このヒーリング感。アンビエント、ラヴ。

ではおやすみなさい。グーテナハトです。

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いよいよ入道雲が見え始めました。写真の雲は入道雲というには少し頼りないですけれど。

先日の新国立劇場《沈黙》ですが、いろいろ書きたいことがあるのですが、どうにもこうにも。というか書けない内容のほうが多いなあ、などと。

取り急ぎ今日は写真のみで。。

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今日はこちら。第二幕の「アンフォルタス!」とパルジファルが絶叫するシーンがもっとも心撃たれます。人間の弱さと強さ。

にしても、《沈黙》を観て思うのは、人間ほど怖ろしいものはない、ということかも。最近の読書傾向からしてかなりナーバスです。ちょっと怖いものを見過ぎました。

では取り急ぎ。おやすみなさい。

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近所のトウモロコシ畑です。夏が迫りますね。

さて、先だってのイスラム国のドタバタのなかで、池内恵氏の著作を二冊ほど読みつつ、Facebookで池内氏をフォローしています。

イスラーム国の衝撃 (文春新書)
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現代アラブの社会思想 (講談社現代新書)

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本当に素晴らしい方なのですが、池内氏のブログで、本当に興味深く、かつ重大な問題を提起しておられたのでご紹介します。
イスラーム教をなぜ理解できないか(2)リベラル・バイアスが邪魔をする〜米国のガラパゴス

私の理解においてはこのようなものでした。

  • イスラムの理解において、我々は欧米のリベラルな色眼鏡を通してみていて、イスラム教の価値観は、同じ人間であるからこそ欧米の価値観と通底するものがあり、最後には分かり合えるもの。が故に、民主化をすることで、イスラムの旧弊から人々は解放され、人々は欧米と同じくリベラルな、自由な生活を享受することができるのだ。が故に、民主化を進めることが必要なのである、とする。
  • だが、実際にはイスラム教はイスラムの教義を「こころ」の問題などではなく、現実社会に適応させるべきものであるとしているのであり、がゆえに、ISISの進めるイスラム統一国家の建設とカリフ制の再興というものについて、反対する理由もなく、あるいは、イスラムからの改宗者は死刑であり、姦通罪は石打ち刑でよいのである。

最後の以下の部分が、本当に身にしみます。

ハミードのこういった議論は、「アラブの春」以後の民主化の試みによって、実際にアラブ諸国の多数派のムスリムの民意が選挙で表出されたことを踏まえている。そこからハーミドが出した結論は、「政治的な自由化が行われば、非リベラルな思想の持ち主が多数派を占めるアラブ世界では、非リベラルな民主主義が誕生しかねない」というものだ。

民主主義が、結局のところ、欧米の良識派が目指すリベラルな世俗主義には向かわないのではないか、という状況は、欧米の色眼鏡で真っ暗に見える部分があって、そこを理解することは絶対にできないというなにか悲痛なものに思えました。

以前にも以下のエントリで触れましたが、「真理」という欧州のロマン派的な言説が潰えているということになると、ますますなにか「通底するもの」というものがあることさえわからなくなると思います。

ベルリンの記憶、そして未来へ

そうした真理は、100年前からメルトダウンを始めているわけですが、ここまで来たか、という感慨のようなものもあります。

メルトダウンについてはこちら。

辻邦生「西欧の光の下で」から──自壊してなお成長する西欧?

人々の間において「通底するもの」というのが、この20年ほど持っている私の中の問題意識だったということに改めて気づいたりもしたりと、本当に刺激の多い今日このごろです。結局は、互いに理解できないという悲観的な状況にあっても、なお、理解を信じて対話をするという、よくあるベクトル至上主義というか主意主義というか、そういうところに着地するしかない、ということなのかあ、などと。

それでは少し早いですがおやすみなさい。グーテナハト。

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この週末は、ぐずついた天気になりそうです。今日も淡々と家事をこなす1日でした。

明日の東京地方も雨ですね。雨には雨の楽しみがありそう。このあじさいも、明日は雨にぬれてまた違う顔を見せてくれるでしょう。

ではおやすみなさい。

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いろいろと大変な時代ですので、スムーズに人生を送れる人など居るわけがありません。たまにいるかもしれませんが、それは本当に砂浜の中の砂粒一つぐらいです。

まあ、いろいろあっても、食べて、飲んで、寝る、ということができていればいいのかなあ、と思います。

もっとも、本当に辛いと、食べることもできず、飲むこともできず、寝ることもできず、だと思いますが、それが出来るだけでも感謝なのでしょうね。

で、今日も食べて、飲みましたので、そろそろ寝ることにします。

おやすみなさい。