Miscellaneous

iPad miniとぶつけてきたとしか言えないこのタイミングで、Kindle国内版が発表されました。

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Kindle Paperwhite, Kindle Paperwhite 3G

まずはモノクロ電子インクのKindle Paperwhite。wifiのみのモデルが8480円。無料の3G回線がついているバージョンが12,980円です。

容量は2GBと小さいですが、無料のクラウドストレージが準備されます。これはamazonで購入したコンテンツに限られる模様です。米国では5GBですので、その程度でしょうか。ただ、これは自炊用でしょう。ここには、購入したコンテンツの容量は含まれないようです。たぶん十分でしょう。

3Gなしモデルは11月19日12月2日の週発売で、3Gありのモデルは12月2日12月16日の週に発売されるそうです。

さすが電子インクなので、電池が8週間持つそうです。あとは目にも優しそう。

Kindle Fire, Kindle FIre HD

次に、カラー版のAndroid端末のKindle Fireは12,800円、およびKindle Fire HDの16GBモデルは15,800円、32GBモデルは19,800円。先日のNexus7が19,800円、iPad miniの16GBモデルが28,800円ですので、それらに比べると格段に安いです。

これは、Appleの株価が下落してもおかしくない。9月21日につけた705.07ドルからずいぶん落ちてしまいました。昨日は613.36ドル。まだ、高いですけど。

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私はどうするか?

私のカバンは実に重いです。理由は本がたくさん入っているから。

で、このカバンを軽量化したい、というのが宿願でした。

iPadを持っていますが、会社に持って入ってはいけないという致命的な理由のため、また自宅で家人専用マシンとなっているため、持ち運んでいません。

Kindleさえあれば、私の問題も解消されるはずです。何冊もの本を手軽に持ち運べるという夢のような生活。

うふふ。。

実は、iPod touch 5を購入しようとしていたんですが、考えがぐらつき始めています。

iPod touchは、高いうえに画面が小さいですからね。

ですが、半分の値段でタブレットがてにはいってしまうのですから。

Paperwhiteの気軽さ、Fireの廉価な高性能、いずれも魅力的ですね。

Paperewhiteで3G回線であれば、読みたい本をクラウドにあげておいて、いつでもダウンロードできるという気軽さがたまりません。

 

世界が変わるだろうなあ。

 

Fireも、大きめの画面で、ビジネスアプリを警戒に動かせそう。

 

ただ、実際に触れるといいんですけれど。触ってみると、実は遅くて使い物にならない、とか嫌ですからね。。

それから、日本版Kindleストアは明日10月25日にオープンだそうです。どんなラインナップなのか楽しみです。

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何を買うか、あるいは買わないか、悩み続けて、しばらく眠れぬ夜が続きそうです。

それでは、フォースとともにあらんことを。

Miscellaneous,Opera

いすこし気が早いですが、11月のプレミアムシアターの予定を。

11月はオペラは2本ですね。

http://www.nhk.or.jp/bs/premium/

11月12日(11日深夜)

  • バーデンバーデン歌劇場公演「愛の妙薬」
    ビリャソンが出ます。新国立劇場の予習にぴったりです。
  • ショパン生誕200年ガラ・コンサート ダニエル・バレンボイム ピアノリサイタル

11月19日(18日深夜)

  • ベルリンフェストターゲ2012からモイツァ・エルトマンの「ルル」
    →これは注目です! バレンボイムがベルリン国立歌劇場でふった「ルル」。美貌のエルトマンのルルです。
  • アメリカ国際フィルム・ビデオ祭2012入賞作品 スティーヴ・ライヒの最新作 「WTC 9/11」世界初演

11月26日(25日深夜)

  • プロムス2012 ラストナイト!

撮りためた映像の行方をどうにかしたい。

せっかくビデオにとっても家でゆっくり見る時間なんてありません。外にもちだしたいのですが、BDHDレコーダからiPhone/iPod touchに画像を送る簡便な方法はないですかね。

  1. DVDに焼けるように画質を落としてダビング。
  2. DVDに焼く
  3. PCでDVDをMP4に変換する
  4. iPod touchに移す

という面倒な状態。

まずは、PCから直接BDHDレコーダへアクセスする方法を確立しないと。方法論は分かっているのですが、後回しになっています。

茂木健一郎氏曰く「ネット社会においては時間がないとかお金がないとかそういう言い訳は通じないのですよ」

申し訳ありません。以後気を付けます。

 

秋晴れのいい天気なんですが、出かけることあたわず仕事がらみの勉強。若返った気分だなあ。こういうのrejuvenatedというそうです。ちょっと違うか。

 

では。

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昨日未明から本日午前中にかけてサーバー設定の問題で一時的にアクセスできなくなっておりました。
現在復旧いたしました。ご心配おかけして申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いいたします。

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アヒルの大脱走を目撃しましたので、レポートします。

ひかれそうになってもゆうゆうと道路を横断。

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あっしら、どこにいけばいいのやろか、という声が聞こえました。

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で、そんななか一匹が猛り狂いました。そう言うメンバーはどの組織にもおりますです。

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この子は目がヤバイ。これは、ヤクをやっている顔だ。。

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目つきが悪い子は良くいますが、この子は特別。私がこの子の親だったら、ひっぱたくところです。

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どこから見てもヤバイ目つき。

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早く家にかえろうね。

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Miscellaneous

遅れましたが、あえて遅らせました。金環食の写真撮影をしましたので、よろしければどうぞ。

 

欠けはじめ

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まずは、欠けはじめ。

とはいえ、断続的に曇ったりしてなかなかみることができませんでした。

月の左下、ゴミみたいな黒い点がありますが、これは、黒点です。当然肉眼で見るのは初めて。

金環

私は、ここでミスを犯していました。本来であれば、ここで露出補正をするべき何です。たんなる露出補正ではなく、マニュアルでシャッタースピードを変えるべきでした。世紀の失敗。

金環食2

金環食の最後

 

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それから徐々に復帰していきました。黒点がすごいなあ。

 

今日はネルソンの1982年バイロイトでの録音を集中的に聞いていました。ライヴなので少し傷があるかも。でも、尖鋭さを感じる、メリハリある演奏で、楽しいです。

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!https://lh5.googleusercontent.com/-BtlyzdG4Owg/TwLIpzB3EFI/AAAAAAAAFeI/dFQ3jIGGu7I/s400/_MG_3634.jpg!
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年は、個人的には、仕事場の移転や、自宅の転居など様々な変化があった年でした。世界や日本も言わずもがな。激流のような変化は、個人個人の意図や行いを顧慮することなく訪れるものです。
今年もいろいろありそうです。
尊敬する友人からいただいた年賀状の中に「お互い壁を破ろう」という言葉があって、身が引き締まりました。
正月三が日は十分(十二分?)に休養しましたので、また明日から会社や仕事に邁進します。

Miscellaneous,Opera,Richard Strauss

試されたのでした。。

昨日、とある方に、なぜ、ばらの騎士が好きなのか? と聴かれました。もしかしたら、そうした質問ではなく、私が勝手にそう解釈して、オリンピアのように自動的につらつらと言葉が出てきたのかもしれない。そういう感じ。それでまるで試されているかのような緊張感とともに。以下のように答えました。
1)どこか世間を批判的にみている洒脱さ。世の中を斜めからみて、そこに本質を見いだそうとする諧謔精神。
2)時間という最大の自然力に抗うことの出来ない人間の宿命を描く。
3)音楽素晴らしさ。登場人物の情感に寄り添うような丁寧な旋律や和声。
音楽のことはちゃんと言えなかった気がしますが。まだまだ語りきれていない。考えないと行けないなあ、と。
現代の時代精神との関連性についても少し話したような気がする。爛熟し熟れきった世界で、次の破局を予感しているようなところ。それは、もう現代の我々の状況と一致している。だから、そこから少しでも逃れたいために、こうした洒脱な世界に逃避するのか。あるいは、こうした洒脱な世界を利用して、なんとか生き抜こうとするのか。
意外というか、必然というか、我々は19世紀末から20世紀初頭にかけての時代を敷衍しながら生きているのかもしれません。

N響アワーでばらの騎士とカプリッチョを。

夜は、N響アワーで、シュトラウスの「ばらの騎士」組曲と「カプリッチョ」終幕の場を、プレヴィン指揮NHK交響楽団で。2009年のプレヴィンと、2011年のプレヴィンが登場するのですが、明らかに齢を重ねているのが分かり、少しショック。しかし、フェリシティ・ロットは大柄です。西洋人から観たドワーフやホビットは日本人のことではないか、と思うほど。
N響の音に、何か硬く重いものを感じました。動きたいんだけれど、足かせを嵌められているので自由に動けない、そうした感覚。先日、新国立劇場で「こうもり」を観ましたが、あのときに感じた感覚と少し似ているかもしれません。
昨日のN響アワーでの解説を拡大解釈すると、音楽界におけるロマン派の終焉は1948年のリヒャルト・シュトラウスの死によって訪れるということだそうです。確かにそうです。実社会のロマン派はナチス・ドイツ消滅まで待つことになるのでしょうけれど。

一つ前の世紀末の人々

さて、昨日お会いしたとある方に関連して、19世紀末から20世紀前半にかけてのオーストリアの文学者についての話を読んだり伺ったりしましたが、あまりの興味深さ、面白さに圧倒されました。みんなどこかでつながっている。欧州教養人は、それ全体で一つのサークルを形成しているのではないか、と思いました。
トラークルはヴィトゲンシュタインから援助を受ける。ヴィトゲンシュタインはケインズと友人であった。ヴィトゲンシュタインの兄は戦争で右手を失ったピアニストで、彼のためにラヴェルやシュトラウスが左手用ピアノ楽曲を作曲した。
あまりに人間的で、人間的すぎるがゆえに、精神を病み、決して幸福とは言えない人生を送ったけれど、後世に残したものはあまりあるもの。
これだけで、一週間はブログが持ちそうだな、と思います。
まだまだ知らないことがたくさんあるなあ。やること沢山あるけれど、頑張ろう。生きるためには、本を読んで文書を書き続けなければならないという宿命。それを改めて認識しました。