Miscellaneous

遅れましたが、あえて遅らせました。金環食の写真撮影をしましたので、よろしければどうぞ。

 

欠けはじめ

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まずは、欠けはじめ。

とはいえ、断続的に曇ったりしてなかなかみることができませんでした。

月の左下、ゴミみたいな黒い点がありますが、これは、黒点です。当然肉眼で見るのは初めて。

金環

私は、ここでミスを犯していました。本来であれば、ここで露出補正をするべき何です。たんなる露出補正ではなく、マニュアルでシャッタースピードを変えるべきでした。世紀の失敗。

金環食2

金環食の最後

 

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それから徐々に復帰していきました。黒点がすごいなあ。

 

今日はネルソンの1982年バイロイトでの録音を集中的に聞いていました。ライヴなので少し傷があるかも。でも、尖鋭さを感じる、メリハリある演奏で、楽しいです。

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年は、個人的には、仕事場の移転や、自宅の転居など様々な変化があった年でした。世界や日本も言わずもがな。激流のような変化は、個人個人の意図や行いを顧慮することなく訪れるものです。
今年もいろいろありそうです。
尊敬する友人からいただいた年賀状の中に「お互い壁を破ろう」という言葉があって、身が引き締まりました。
正月三が日は十分(十二分?)に休養しましたので、また明日から会社や仕事に邁進します。

Miscellaneous,Opera,Richard Strauss

試されたのでした。。

昨日、とある方に、なぜ、ばらの騎士が好きなのか? と聴かれました。もしかしたら、そうした質問ではなく、私が勝手にそう解釈して、オリンピアのように自動的につらつらと言葉が出てきたのかもしれない。そういう感じ。それでまるで試されているかのような緊張感とともに。以下のように答えました。
1)どこか世間を批判的にみている洒脱さ。世の中を斜めからみて、そこに本質を見いだそうとする諧謔精神。
2)時間という最大の自然力に抗うことの出来ない人間の宿命を描く。
3)音楽素晴らしさ。登場人物の情感に寄り添うような丁寧な旋律や和声。
音楽のことはちゃんと言えなかった気がしますが。まだまだ語りきれていない。考えないと行けないなあ、と。
現代の時代精神との関連性についても少し話したような気がする。爛熟し熟れきった世界で、次の破局を予感しているようなところ。それは、もう現代の我々の状況と一致している。だから、そこから少しでも逃れたいために、こうした洒脱な世界に逃避するのか。あるいは、こうした洒脱な世界を利用して、なんとか生き抜こうとするのか。
意外というか、必然というか、我々は19世紀末から20世紀初頭にかけての時代を敷衍しながら生きているのかもしれません。

N響アワーでばらの騎士とカプリッチョを。

夜は、N響アワーで、シュトラウスの「ばらの騎士」組曲と「カプリッチョ」終幕の場を、プレヴィン指揮NHK交響楽団で。2009年のプレヴィンと、2011年のプレヴィンが登場するのですが、明らかに齢を重ねているのが分かり、少しショック。しかし、フェリシティ・ロットは大柄です。西洋人から観たドワーフやホビットは日本人のことではないか、と思うほど。
N響の音に、何か硬く重いものを感じました。動きたいんだけれど、足かせを嵌められているので自由に動けない、そうした感覚。先日、新国立劇場で「こうもり」を観ましたが、あのときに感じた感覚と少し似ているかもしれません。
昨日のN響アワーでの解説を拡大解釈すると、音楽界におけるロマン派の終焉は1948年のリヒャルト・シュトラウスの死によって訪れるということだそうです。確かにそうです。実社会のロマン派はナチス・ドイツ消滅まで待つことになるのでしょうけれど。

一つ前の世紀末の人々

さて、昨日お会いしたとある方に関連して、19世紀末から20世紀前半にかけてのオーストリアの文学者についての話を読んだり伺ったりしましたが、あまりの興味深さ、面白さに圧倒されました。みんなどこかでつながっている。欧州教養人は、それ全体で一つのサークルを形成しているのではないか、と思いました。
トラークルはヴィトゲンシュタインから援助を受ける。ヴィトゲンシュタインはケインズと友人であった。ヴィトゲンシュタインの兄は戦争で右手を失ったピアニストで、彼のためにラヴェルやシュトラウスが左手用ピアノ楽曲を作曲した。
あまりに人間的で、人間的すぎるがゆえに、精神を病み、決して幸福とは言えない人生を送ったけれど、後世に残したものはあまりあるもの。
これだけで、一週間はブログが持ちそうだな、と思います。
まだまだ知らないことがたくさんあるなあ。やること沢山あるけれど、頑張ろう。生きるためには、本を読んで文書を書き続けなければならないという宿命。それを改めて認識しました。

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久々に

転居してから3ヶ月ほど経ちました。だいぶ落ち着いてました。贅沢にも自分の部屋もずいぶん片付いてきて、毎晩三十分ほどでも机に座ると落ち着くようになりました。
以前は、本棚と机が別の部屋にありましたが、ここでは本棚をいつも眺めていられます。
昔読んだ本を手に取ると、また違った味わいがあって、おもしろい。
特に面白かったのは、ホフマンスタールの「チャンドス卿の手紙」を読んだところ、私の記憶と全く違う色彩を感じたことです。以前は淡いブルーを感じたのですが、今回は夕陽のような暖かみのあるオレンジ色でした。

音楽のこと

さて、音楽も聴いておりますよ。
カラヤンとシントウによる「カプリッチョ」《終幕の場》。月光の音楽というのがあって、いつもいつも、そのことばかり書いていたことがあります。
ようは、伯爵夫人マドレーヌが、求婚する二人の男性のどちらを選ぶか迷ってしまうわ、という場面です。そこには、オペラという形式へのシュトラウスの終わりなき問いかけがあるのですが、音楽的にも、転調に転調を重ねることで、いつまで経っても解決しない旋律になっています。
私も、いつまで経っても解決しない。いや、解決したんだろうなあ、などと。
この録音の悪いところはあまりに美しすぎること。もちょっとおもしろみがあっても。贅沢な悩み。

終わりに

書くことに少し惑いがあるやもしれない、などとおもう今日この頃。
しかしながら、相変わらず音楽も聴いているし、本も読んでいます。
いずこかに書いてあったけれど、良きインプットは常にアウトプットを伴うべきとのこと。
どうにも、書くことに鯱張っているようです。
あるいは、ウェブログというメディアに斜陽を感じているのか。
なにかが違うなあ。
次はオーディオのことを書く予定。

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はじめに

久々です。引越の片付けがもう少しで終わりそうです。そろそろ再始動しないと。

玉川学園のこと

これまで住んでいた街は、東京都町田市でした。町田市は本当に良い街でしたね。ここに9年ほど住みました。私の人生の中で最も長く住んだことになります。まだ体に町田の感覚が残っていて、今住んでいる北東京の街の駅を降りても、なんだか自分が居るべき場所ではないような感覚です。

玉川珈琲倶楽部のこと

町田では色々な方にお世話になりました。
最もお世話になったのは、 “玉川珈琲倶楽部":http://coffeeclub.free.makeshop.jp/ というお店です。2007年頃からよく行くようになりました。そのうちに、カフェにいらっしゃる常連の方々とも黙礼を交わすようになり、とうとう、玉川学園在住の作家の先生とも知り合うことが出来たわけです。
このお店のコーヒーは本当に本当においしいです! 妙な苦みや雑な味が全くなく、深いコクと甘みの豊潤な液体を楽しめます。これが本当のコーヒーなんですねえ。私はこのお店のコーヒーを飲んで初めて本当のコーヒーが分かった気がします。
お店で焙煎もしておられますので、常に焙煎してから数日以内のものを飲むことが出来ます。もちろん豆を買って帰ることも出来ます。家で珈琲をドリップすると、粉がどんどんふくらんでいくのです。これ、新鮮な証拠なんだそうです。
私はこのお店のコーヒーを水筒に詰めて毎日毎日飲んでおりました。最近はそれもなく寂しい限り。これからは通信販売で買おうと思っています。

あとがき

いままで書きたくても書けなかった町田のこと。書けば書くほどいとおしいものですね。居住期間が人生最長ともなれば、第二の故郷といってもいいなあ。
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ご無沙汰してしまっております。夏バテでへたれているわけではありません。現在引越準備中です。今は東京の南方面に住んでいますが、会社のオフィス移転に伴い、東京の北方面へと転居します。
引越貧乏といいますが、なんだか知らないうちに出費がかさみます。
でもですね、オフィスは今までは関東外縁部にあったんですが、今度は都心近くになります。ですので、会社帰りに音楽を聴きに行ける確率が高くなるはずです。
仕事は忙しいので、そんな余裕があるかは分かりませんけれど。
というわけで、この土日は荷物作りに明け暮れました。
お宝をいくつも発見したので、また紹介しますが、一番驚いたのは、20年前のAERAが出てきたこと。
表紙写真はまだ若いアバドでした。
本当はスキャナでとってお見せしたいんですが、スキャナを梱包してしまいました。来週、引越が終わったらご紹介します。
それではみなさま、おやすみなさい。

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新しいデザイン、やっと第一次稼働にこぎ着けました。
ウェブデザインは素人ですので、ググり続けて何とかここまで。まだ納得いかないところはたくさんあるのですが、とにかく先に進まないと。今年の目標は遂行能力の向上ですので。
あとは、タイトルヘッダを変えて、フォントを大きくして、もう少しシャドウをつけて。
これで、少しは気分良く書けるようになるはず。いろいろ書くことがあるし、書くために読んだり聴いたりするものもたくさん。楽しいと言うことにしておきます。
このところ、いろいろと気づきが多くて楽しいです。ここまで世の中が素晴らしいとは!(笑)

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このブログのデザインは5年ほど前に見よう見まねで作ったもので、さすがに古びています。ということで再びデザイン中。やはりCSS3はすごいですねー。近日リファイン版を出す予定。
あー試験勉強もやらねば。やること多いのはいいことだ。

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ふう。今週も終わりました。楽しい一週間でしたが、今日が一番楽しかったなあ。
7月24日の地デジ切り替えにそなえて、我が家もようやくとブルーレイハードディスクレコーダを購入しました。東芝のRD-BZ810という機種です。

我が家のDVDハードディスクレコーダの歴史

我が家には2003年に同じく東芝のRD-X3というDVDハードディスクレコーダがありました。発売当時、ネットワークとの連携が優れていたことと、録画ビットレートの自由度が高いという、というのが購入の決め手でした。
そのRD-X3ですが、昨年の夏まで7年間、問題なく動いていました。とはいっても機械は機械です。最後はDVDドライブが壊れてしまい、DVDを認識できず、ハードディスクからDVDへのダビングが出来なくなりました。
その時点で、地デジ対応のレコーダーを買っても良かったのですが、もう少し待ってみよう、ということで、中古で同じく東芝のRD-XS57というDVDハードディスクレコーダを購入したのです。
このハードディスクレコーダも、東芝らしい作りで、録画ビットレートの可変度はもちろん問題ありませんでしたし、RD-X3にはなかった番組表との連携も秀逸でした。RD-X3はとても古い機種でしたので、DVD1枚焼くのに1時間もかかったのですが、RD-XS57は15分で出来てしまうわけで、隔世の感がありました(とはいえ、最新スペックからはだいぶ出遅れているのですが)。
ただ、詰めの甘いところもありまして、たとえば、リモコンのボタンのデザインや配置などは分かりやすいものとはいえず、操作を覚えるのに苦労した記憶があります。
それから、当然ですが、アナログ放送にしか対応していませんので、地デジやBSハイビジョンは録画できず、残念な思いをしたことがたくさんありました。たとえば、昨年のバイロイト音楽祭の生中継は、当然録画することが出来ませんでしたし。

あらたな機種RD-BZ810

今回の地デジに備えるあたって、東芝以外の他社製品も視野に入れていました。特にパナのDIGAシリーズはかなり興味がありました。
ただ、以下の点が決め手となり、RD-BZ810を購入することにしたのです。

値段

まず、値段がリーズナブルです。DIGAの2割ぐらいは安く、近年の不景気にあってはなんとか財布のひもをゆるめることが出来る範囲に収まりました。

操作互換性

次は、これまでの機種との操作互換性があると言うこと。新機種意向に当たって操作性が違うとなると少し不便になりそう、と思いましたので。

外付けハードディスクの増設

三つ目の理由は、USBハードディスクドライブを外付けディスクとして使用できるという点です。まだ先になると思いますが、ハードディスクが一杯になったときのリスクヘッジが可能です。

ネット連携など

PCからLAN経由で操作や録画予約を出来るのは魅力的です。確かに、単体の番組表機能が秀逸で、それだけで完結することも可能ですが、やはりPCからですと、大画面で操作ができますので、ストレスなくいろいろと作業を進めることが出来ます。

気になる録画品質

昨日、セッティングを終えて、試験録画をしてみました。地デジハイビジョンを数分間録画してみました。最初に、ビットレートを8Mbpsで録画してみました。この品質だと、多少の劣化はあるものの、なんとかハイビジョン的な風情を保持しています。
次に4.6Mbpsで録画してみました。単調な模様で静止している部分はハイビジョン的な風情をとどめていますが、少し複雑な場所は、ノイズがのります。これは、アナログ放送を4.6Mbpsで録画したのとほとんど同じ品質に思えます。
電気屋では、最低ビットレートで録画したサッカーの試合をデモとして流していました。そのときの店員の説明では、動いている部分が多いので、サッカーをサンプルとして流しています、という説明でした。ところが、これはだましであることが分かります。サッカー中継では、選手の動きは速いですが、画像上で大きな割合を占めるピッチは、芝生が惹かれているだけでので、実は単調な模様です。この部分はハイビジョン風情が保持されるのです。
私の暫定結論としては、ビットレート8Mbpsでハイビジョンを録画していこう、というものになりました。

残念なこと

残念なことは、著作権の問題があるので当然ですが、録画した映像を持ち出せないことです。これは他社も同じようです。
検討した中では、DIGAは持ち出し機能はありますが、どうやら、ワンセグ付きの携帯で、ワンセグと同画質の映像を持ち出せる、というものにとどまるようです。しかも、パナの携帯に限られる模様。奥さんと私の携帯はパナでしたが、1世代古いため、見られないと言うことが分かりました。一時は持ち出し機能があるがゆえに、DIGAを選択しに入れたのですが、この制限からDIGAが選択肢から外れることになりました。

今後の課題

先ほども述べましたが、映像の持ち出し機能はなんとか達成したいものです。手間はかかりますが方法はあるのです。DVDに落とした映像を、PCでiTuneに取り込むという方法です。あまり推奨はされていないようですし、失敗することが多々あるので、かなりマニアな作業になりますけれど。
あとは、BSでのクラシック番組を期待しています。ハイビジョン画質でみるオペラは素晴らしいでしょうから。これまであまり経験したことのない楽しみが待っているように思います。