やっとGWです!
本当に長い一ヶ月でした。明日から三日間+来週四日間、幸いにもお休みですので、エンジョイしようと思います。いろいろとやることあるな〜。有効に使おうっと。
とりあえず、やりたいこと列挙。
- 本を読む
- 音楽を聴く(特に「神々の黄昏」をみよう!)
- サックスを吹く
- 映画を見る(借りてきたDVDがあるので。ブレードランナーですが)
うーん、インドアなGWになりそうな予感。でも散歩して写真を撮ったりもしようっと。
人間には何といろいろな啓示が用意されているのだろう。地上では雲も語り、樹々も語る。大地は、人間に語りかける大きな書物なのだ。…… 辻邦生
やっとGWです!
本当に長い一ヶ月でした。明日から三日間+来週四日間、幸いにもお休みですので、エンジョイしようと思います。いろいろとやることあるな〜。有効に使おうっと。
とりあえず、やりたいこと列挙。
うーん、インドアなGWになりそうな予感。でも散歩して写真を撮ったりもしようっと。
Infinity McCoy Tyner Trio (1995/08/29) Impulse! |
夕方から雨が降り始めた。会社からの帰り道、いつものバスがやってこない。五分ほどバス停に立ちつくしていたのだが、ようやくバスが坂道を登ってくる。傘を畳んで水を払ってからバスに乗り込む。この分だといつもの電車に乗ることは能うまい。疲れているというのに、ベンチのない駅で雨に打たれながら電車を待つというのか。疲れは人をしてとかく悲観的な領域へと誘い込むものなのだが、今日も油断をすると、悲観領域に足をすくわれるところだったのだ。
だが、心を強く持とう、と思って、昔からよく聴いた曲をiPodのホイールを回して探してみる。
あった、マッコイの1995年のアルバム、インフィニティ。フロントにマイケル・ブレッカーを迎えたマッコイのアルバムだった。まだ学生だった頃、CDウォークマンにこのCDを入れて学校に通ったものだった。「インプレッションズ」は、コルトレーンのモードの曲だが、雄々しいマイケル・ブレッカーのテナーの咆吼と、それに続くメカニカルなインプロヴァイズに卒倒したものだ。
そして、今日もやはり卒倒しそうになる。このインプロヴァイズの冒頭部分だけコピーして吹いたことがあるけれど、さすがに全部コピーは出来なかったなあ。それもまた自分の限界と言うことなのだろうか、などとすこししんみりしてしまうのは、いつ聴いても同じなのだ。こうして悲観領域に片足が入るか入らないか、といった状態で10分あまりの演奏を目をつぶって聴きづけた。雨脚の強まる中、電車がホームに進入してきて、やっと座席に着いた頃には、何とか気持を元に戻すことが出来たというわけだった。ありがとうマイケル・ブレッカー。
しかし、そんな元気だったマイケル・ブレッカーも、今は帰らぬ人となってしまったというわけだ。苛烈
でもあり残酷でもある時間と運命。残されたものは、これからもずっと時間と運命と闘わなければならないと言うことなのだ。
死の接吻 アイラ・レヴィン (2000) 早川書房 |
またよみました。アイラ・レヴィンの「死の接吻」。前回読んだ「ローズマリーの赤ちゃん」は衝撃的な幕切れを何度も読み返しましたが、今回もまたミステリの醍醐味を堪能させてくれました。
また文字の色変えましょうね。
最初に驚いたのが、ドロシィの章では、男の名前が明かされていなかったこと。そのことに気づいたのが、第二部エレンになってから。エレンがドロシィ殺しの犯人=ドロシィの彼氏を見つけようとするときに、容疑者二人が名前と共に浮かび上がってくるのだが、そのときになって、僕は彼氏の名前が明かされていないことに気づいたのですよ。文章の中では「彼」という三人称で語られているだけだったのです。そこでまず激烈なパンチを受けました。
次のパンチは、エレンの彼氏のバッドが、ドロシィ殺しの犯人=ドロシィの彼氏であったということ。それも強烈な登場の仕方。パウエルが、自分の部屋でドロシィの彼氏の住所を突き止めようとしたそのとき、アノニムな男として登場して、パウエルを射殺、それからエレンの前に姿を見せる。エレンは自分の彼氏が来たので安心する。っていうか、読んでる方から見たら、エレンの彼氏が、ドロシィの彼氏と同一人物だったなんて思わないから、一杯どころか何杯も食わされた気分でメタメタ。
マリオンへのバッドの近づき方とかは、種明かしされているので、これ以降はそうそう驚くことはなかったけれど、バッドの最後は印象的。指輪物語のゴクリ(ゴラム)の死に方に似ているなあ、なんて。
それから、ゴードン・ガントはどうしてあそこまでして真実を知りたかったんだろうか、と考えてみるのも面白いかもしれません。単なる第三者だというのに。まあ、彼が居なければマリオンもバッドの餌食になっていたのでプロットしてはひねりがないのかな、というところでしょうか。少し考えてみなければなりませんね。
というわけで、この本もお薦めです。
観てきました、西部の娘。今回も幸いにも行けて良かったです。
(写真はオペラシティ、中庭の池)
演出について
演奏について
というわけで、愉しんだ3時間でした。やはりオペラはいいですね。プッチーニ様、シルマーさん、キャストの皆さん本当にありがとうございます。
※ 少々体調が悪かったのが悔やまれます。オペラを観るためには結構体力がいります。次回は6月の「ばらの騎士」なのですが、体調を万全にして行きたいと思います。
いよいよ明後日に迫った西部の娘。この二週間ほど聞き込んでいたので、だんだんと見えてきた感じがします。
楽器、というか、サクソフォーンですが、家で練習できる代物ではありません。音が大きすぎて、近所迷惑も甚だしいのです。
そこで練習場所をいろいろと考えることになります。
大学時代は、大学の音楽室で吹いていましたが、卒業後はどうしたかというと…
それで、最近は余り吹いていなかったのですが、練習しなくてはならない自体に。おろおろしている僕に家人が「駅前の公民館借りてみたら?」
そこで調べてみると、17時30分から21時まで、400円で借りられるらしい。休日の午前中だと3時間で300円。安い! 早速、二日ほど予約してみました。あるいて10分ぐらいのところなので、便利もいいですし。そう言うわけで練習しようっと。
後輩の結婚式二次会パーティーで演奏することになりそうですが、少々自信がなくて困っています。この二年間楽器吹いていませんでしたし……。
いい機会をもらったなあ、ということで、練習しているのですが、昔の吹き方に戻しても仕方がないので、すこし前向きに練習していこうと思っています。月末には、近所の市民施設の音楽練習室を借りて、思いっきり吹いてみる予定です。二次会では40分ぐらい吹くとのことで、アンブシェアを40分間持続できるかどうかが鍵ですね。がんばります、はい。