森の中の散歩──マーラー交響曲第3番を聴く

Gustav Mahler



マーラー:交響曲全集 マーラー:交響曲全集
オムニバス(クラシック)、アルノルト・シェーンベルク合唱団 他 (1995/07/07)
ユニバーサルクラシック
この商品の詳細を見る
予定通り、なんとか3番の第6楽章にたどり着きました。美しさの極み、という印象。もう5番のアダージェットが視野に入ってくる感じですね。これがマーラー初のアダージェットなのだそうです。それをアバドはテンポを抑制してじっくりと歌っています。僕が昔聴いたNHK交響楽団のマーラーはもっとテンポが速かった気がします。それに比べると本当にゆっくり。その分、音価がじっくりと伝わってきますね。そうしたスタイルは、この第6楽章に於いていかんなくその魅力を溢れさせているのだと思います。

僕の中のアバドさんのイメージは、アルゲリッチと組んで録音した、プロコフィエフのピアノ協奏曲の若々しくみずみずしい音楽だったものですので、アバドのマーラー全集を聴いて本当にイメージが変わりました。こんなにもゆったりと歌う指揮者でいらしたのですね。すこし安易な見方ですが、チェリビダッケ先生にも通じるところがあるような気がします。

マーラーの生前で成功した交響曲は、第2番、第8番、そしてこの3番なのだそうです。アルマも気に入ったのが分かるような気がします。

最近は、本当にマーラーのことが頭から離れません。今日は音楽之友社の「作曲家◎人と作品」シリーズの「マーラー」を読みましたが、この本もかなり秀逸にまとまっています。アルマの回想録も良いのですが、やはりどうしても偏っていたり誤りがあったりするようですので、そのあたりのフォローもなされていると思います。

マーラー
マーラー
posted with amazlet on 07.06.26
村井 翔
音楽之友社 (2004/05/01)
売り上げランキング: 191907
というわけで、本当に10年ぶりぐらいに3番を通して聴くことが出来ました。ありがたいことです。次は、何番を聴こうかな、と言うところです。アバドの5番でしょうか……。それともカラヤンの5番でしょうか……??。明日もまた愉しみが待っているようですね。
私の会社はなぜか山の中にあります。最寄りの駅からバスで15分ほどのところですが、山の上に建物が建っています。よく言えば自然に溢れているということで、昼休みは、森の中の道をウォーキングするのが日課になっています。30分ほど歩くと、もう息が上がってしまい、体力のなさを痛感するのですが、それももう3ヶ月版ぐらい続いているでしょうか。おかげさまで、体重を5キロほど減らすことができました。
森の中は、自然が一杯で、子供の頃にしか観ることのなかった、モンシロチョウやモンキチョウ、アゲハチョウ、シジミチョウ、小さなトカゲ、山ガニ、などなどいろいろな生き物が出迎えてくれます。鳥のさえずり、鶯のファンファーレなども。もっとも、これから季節が下ると、蚊が増えてきそうですし、気温も30度を超してくるでしょうから、そろそろウォーキングができなくなる季節になりそうです。
そして、その山の中に現れたものは……。明日に続く……。
ランキング参加中です。よろしければ応援してください。
クリック→にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ にほんブログ村 本ブログへ
毎日更新できるように頑張ります。


すいません。誤字を修正しました。「体力のNASA」はないよなあ……。

森の中の散歩──マーラー交響曲第3番を聴く” への3件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 090742fd4019d603d4b078f24c1b84c5
    Shushiさま お早うございます。
    3番の6楽章、良いですね〜
    私も大好きです。
    職場は緑に囲まれているようで、羨ましい限りです。
    散歩で体重が減ったというのも羨ましいです。小さな生き物が迎えてくれるのも嬉しいことですよね。
    山の中に現れたものは???
    ミステリのようになってきましたね〜
    楽しみです、続きが〜
    ミ(`w´彡)

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    rudolf2006さん、こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
    思った以上に第6楽章が素晴らしくて驚いています。もっと聴いておけば良かったなあ、と言う感じですね。これからの楽しみが増えました。
    今日はさすがに暑くて、散歩するのが厳しかったです……。いよいよ夏ですね。

  3. Pavarotti Greatest Hits

     三大テノールを初めて聞いたのはもう十数年前になる。それまでクラッシックには、たいして興味もなかったのに、彼ら3人が歌う姿、声、その表現力に見せられた時の衝撃はつい昨日のようだ。 その中でもルチアーノ・パバロッティは、最も強烈な個性を持つひとであった。 

コメントを残す