ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第三番を聴く

最近My Boomな、ヴォーン・ウィリアムズ。小さいころには、南極交響曲と称される第7番と第8番のカップリングCDをよく聴いていたのだが、どうにもあまり奥へと入っていけない気持ちを感じていた。7番、8番に限っていえば今も同じ感想なのだが、交響曲全集を改めて聴きなおしていると、心を捉えて離さない曲があることに気づく。それが先日来俎上に載せている交響曲第5番と、同じく交響曲第3番である。第3番は「田園」という名称が与えあられているのだが、作曲者の第一次世界大戦の経験が反映しているという。特に気に入っているのが第三楽章に現れるトランペットの輝かしいファンファーレで(後ほど譜面を入れる予定)、この部分を聞くだけで歓喜の念を抱くのである。曲調は全体的に穏やかで「田園」の雰囲気を醸し出すのだが、最終楽章のソプラノが哀調を帯びている。戦死者への追悼と、戦死者が帰ることあたわぬイギリスの田園への憧憬が描かれているのだ、と思うのだった。


ウィキペディア「田園交響曲(ヴォーン・ウィリアムズ)」を参照。

RVW

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