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なにごとも陽気に明るく、心配事なんて忘れて、生きていこう。ひと時ひと時の幸福を味わうことこそが、生きていく上で大切なんだから

Richard Strauss


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ローマ紀行2008 その4 ヴァチカンへ

10時間も眠り続けて、起き上がるとまだ6時。食事の時間まであと1時間。シャワーを浴びて身づくろいをして食事に。

Hotel Giorgiの朝食はいいよ、とネットに書いてあったので、どれどれ、といってみると、おー、これは素晴らしい。クロワッサンにヨーグルト、キュウリとトマトのスライス、ブラッドオレンジのジュース。ビュッフェスタイルなので、ちょっと油断をすると食べ過ぎてしまうぐらい。

食事を済ませて、外に飛び出すと、今日もいい天気。タバッキ(キオスク、タバコ屋?)で地下鉄・バスの一週間チケットを買おうと思うのだけれど、できればクレジットカードで買いたいなあ、とおもって色々回ってみるが、クレジットカードでは買えないことが判明。それだったら、最初のタバッキの感じの良いおじさんのところで買えばよかったなあ。

一週間チケットをゲットして、急行バス40番でヴァチカンへ。この40番バスはテルミニ駅からサンピエトロ広場近くまでを途中の停留所をいくつも飛ばしながら走っていく。バスは混でいるのだが、だれもが観光客らしく、なれない手つきでチケットをバリデイト(タイムスタンプを押す機械に差し込むこと)している。

バスが走り始めると、めまぐるしく変わる窓の外の眺めと地図を交互に見ては、バスがどのあたりを走っているのか確認していくのだが、これはなかなか難しい。地図には停留所(フェルマータ)の位置など書いていない。道の交差の具合とか、建物の雰囲気を推し量りながら、地図をトラッキングしていく。

気づくとテヴェレ河を渡る橋に到達し、程なくしてサンピエトロ寺院を正面に見る通りに到着。ここが終点と見えて乗客たちがぞろぞろと飛び出していく。 道に降り立つと正面にサンピエトロ大聖堂が見える。アイボリーの石造りの巨大建築。クーポラの向こう側は真っ青な空。雲ひとつないではないか。まだ朝早いと見えて、人通りは思ったより多くはない。サンピエトロ広場もがらんとしていて、人気がない。いや、そうではない。サンピエトロ大聖堂もサンピエトロ広場もあまりに巨大で、人が目立たないのだ。よくよくみると少ないながらも人が三々五々歩いているのが見える。

サンピエトロ広場に入ると、国際法上は別の国に入国したことになる。境界をまたいで意味もなく満悦。

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