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ローマ紀行2008 その18 バルベリーニ宮

昨夜は1時前にホテルに戻って、そのまま眠りほうけてしまう。疲れているので当然。なので少々寝坊気味。今日は日曜日ということもあって、疲れていたとはいえ美術館へ出かけることに。というのも、美術館は月曜日が休館になることが多いので。

ホテルを9時ごろ出発。バルベリーニ宮へ。この美術館の門は、あの映画「ローマの休日」で、ヘプバーン「王女」の大使館の門として撮影に使われたもの。確かに面影はそのまま。ミーハーなので、とりあえず証拠写真を撮っておく。

館内は人も少なくのんびりと鑑賞できた。レーニとカラバッジョが印象的。ベルニーニの彫刻があまたと展示されている。ほとんどが胸像なのだが、その精緻なリアリティに驚かされる。ラファエロもあるのだが、この絵の背景が木々の枝葉であることにはじめて気がつく。鬱蒼たる叢林がわき上がっているとは。印刷ではきちんと判別できていなかったのだ。やはり絵に関しても実物に接してみなければ本当のところはわからない。

これは昨年ボッティチェルリを見たときに感じたことと同じ。一生に一度は本物に触れないとだめだなあ。それも若いうちに。若いときのほうが受ける衝撃は大きいはず。とはいえ、まだあきらめんぞ、と。

美術館の外を出ると、夏の盛りで、青い空には雲ひとつなく、バルベリーニ宮が輝いている。疲れてはいたが園庭を見て、日本人と白人のカップルと写真を撮りあって、という感じ。時のたつのが緩慢で、なんだか夢の中に入り込んだかのよう。

バルベリーニ家は教皇ウルバヌス8世を出した名家。紋章に蜂が用いられているので、美術館の入り口の扉には蜂の彫刻があしらわれている。

なんだか、宮崎アニメの一風景のような気がする。

 

 

 

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