上拍=弱拍=裏拍の大切さ

やっとひとつ〆切を終えました。それにしても、書く速度があまり衰えていなくてよかったです。

今日もこちらの本。

オペラの学校
オペラの学校
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ミヒャエル・ハンペ
水曜社
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著者のミヒャエル・ハンペは「上拍が大事!」といいます。上拍というのはAuftaktで、つまり弱拍であり、裏拍であり、四拍子でいうと、2拍目と4拍目です。

なぜ、上拍が大事かというと、そこで次の音楽への転回を表現するから、なのだそうです。私は、これを読んで、こういうことだと思いました。

上拍というのは、下拍の前で、指揮者が指揮棒を振り上げるあの瞬間のことです。

オペラ劇場の最前列指揮者の真後ろに座って指揮を観る機会が何度かありましたが、上拍のタイミングで、あえて大きく息を吸い込む指揮者が多く、粗い鼻息のような大きな音をさせます。あるいは、タクトは上拍の場面でより大きなものとなります。

指揮者も歌手も、最も大切な表拍の前で、意思表示をすることで音楽を推進しているわけですので、アンサンブルを推進するのに大切のは上拍=弱拍=裏拍ということになるわけですね。

これを読んで、もう一つ思い出したことがあります。

かつて入っていたプログレバンドのスパルタ(?)練習がありました。ひたすらメトロノームを鳴らして練習するのですが、そのメトロノームのクリックを裏拍としてとるわけです。裏拍でとると、リズムの乱れが如実に現れます。表拍だといい加減でもばれないのですが、裏拍でとるとシビアにズレがわかるのですね。

裏を感じることは、音楽を推進する一つのキーポイントなのだ、と思いました。

で、もう一つ。

仕事場の人とカラオケに行かないといけない時があったのですが、最近の人の歌う歌が全く分からず、正直音楽的にはつらい状況でした。そんな時に、ひたすら裏拍で拍手するというパワハラまがいのことをやって、顰蹙をかいました。「私は拍手も裏拍、組織人生も裏街道」みたいな。。もう二度とやらないですけれど。

それではみなさま、おやすみなさい。

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