富士登山者29万2058人 – 山梨日日新聞 みるじゃん

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/09/18/4.html

 

今年の富士山登山者は29万人とのこと。8合目以上なので、頂上到達はもう少し少ないかもしれません。

それにしても、富士山のことをいろいろ思い出しました。

エライキツイ山ですが、五合目までは交通機関が整備されていることもあって、私のような普段あまり山に登らない方々もチャレンジできるわけです。チャレンジできるのはいいのですが、あまりに軽装で登っておられる方には驚いてしまいます。ほとんど手ぶらで登っている方、急に雨が降ったら、低体温症で死ぬ危険がありますし、エネルギー不足で動けなくなったらどうされるのでしょう、などと心配することしきりでした。

それから、もういたるところで、人がゴロゴロ転がっていてぜいぜい息をしている。おそらくはオーバーペースとか、気圧低下にやられているんでしょうけれど。さらに、頂上でも、やっぱり人がゴロゴロ転がっている。霧の中寒風吹きすさぶなか歩いていくと、霧の向こうに、赤や青の登山ウェアが累々。。。一般人にとっては本当に過酷な山です。

それからもう一つ。意外にマナーが悪い登山客が多い。ペットボトルなんかが結構捨ててある。ですが、すれ違った方の見解に依れば、まあ日本人があそこまで酷いことをすることはなかろう、などとおっしゃる。そうかなあ、と思ったのですが、もう一つのエピソードを思い出して、さもありなむ、と思いました。

三島駅から富士宮口へ向かうバス乗り場でのこと。私は列の一番前に経っていました。列は道路に平行して伸びていたのですが、バスが到着した途端驚くべき事態が。

バスの扉が開くと、並び列が一気にバスの方へ平行移動した!!

まじっすか。。。

最初に並んでいた私も慌てて乗り込もうとしたのですが、すでに出遅れていて、危なく座れなくなるところでした。バスは2時間の行程でして、立ったままでそのまま登山は厳しいっすよ。

で、本当に残念なんですが、8割ぐらいが外国の方で、まあ、日本のマナーのようなものをご存じなかったんでしょうね。あるいは、日本人も率先して平行移動したのかもしれませんが。

1をみて10を知ったと思うなかれ、と言う言葉を胸に刻み込みましょう。