光速でクリスマスは去っていく

 さて、いつの間にやらクリスマスなるものは終わっておりますね。帰宅前に駅前のスーパーに入ってみると、クリスマス商品はすべて撤去されており、正月モード全開でございます。加速を無限大に行うと光速に徐々に近づいていくそうですが、体感時間は短くなるそうですね。ウラシマ効果。でも、最近は逆ウラシマ効果です。

この街に住んでもう次で8回目の正月です。歳をとればとるほど時間は加速していきますね。気づけば、我が生涯でもっとも長く住んだ街になっております。小さい頃は転勤族でしたので、いろいろ各地を引っ越しましたので。ついこの間まで故郷なき男。ですが、今や、今今住んでいるこの街が故郷になりつつあるような。。引っ越したくないですが、近々職場毎都心方面に移動するので、そのときどうすればいいのか。。。

クリスマスということで、昨日はアバドとラトルの2バージョンでベートーヴェン交響曲第9番を。私がまだ若かったころ、N響でオトマール・スイトナーが振ったのをNHK-FMで聴いたのですが、それがデフォルト盤になっている感じです。スイトナーの指揮と、アバド、ラトルの指揮があまりに違うので驚きました。まるで別の曲ですね。どちらかと言えばラトル盤の方が好み。音量調整、速度調整が私のよくフィットしました。ですが、終幕部のスピード感は少々速度超過気味ですが、ぎりぎりセーフな感じ。スリリングな第九でありました。

今日は、レヴァインのパルジファルを。これ、来年四月のシルマー指揮のパルジファルの予習です。こちらもぬかりなくがんばらないといかんですね。

Classical

Posted by Shushi