オネゲルの影がプロコフィエフの中に見える。

2013年も二日目。今日も両親に挨拶に参りました。

毎日食べて飲んでの生活ですので、きょうは1時間ほどウォーキングしました。

 

BOSEのクワイエットコンフォートをはめてiPod touchをながめながら歩くのは危険すぎるのですが、プロコフィエフが面白くて面白くて、いろいろ調べてしまいました。

本当に、面白いですね。あんなに苦手な感覚を持っていたんですが、聞いてみると、オネゲル、ストラビンスキー、ショスタコーヴィチが登場するなど、聞けば聞くほど味わい深いです。

 

もっと時間かけて聞かないとわからないのでしょうけれど。

 

交響曲第二番に着目すると、私はここでオネゲルが聞こえて仕方がなかったのです。それもあの交響的断章第一番「パシフィック231」ですよ。

この「パシフィック231」は、御存知の通り、蒸気機関車の名前でして、蒸気機関車に火が入り、汽笛を鳴らし、最初は動輪を空回りさせながらも、徐々に速度をましてひた走る、という鉄道ファン垂涎の音楽(なはず)です。

まあ、銀河鉄道999の冒頭のシーンをクラシックでやっていた人が100年ほど前にすでにいたということです。

プロコフィエフの第二番でも、オネゲルの「パシフィック231」のように、音がバラけて、機関車が停止するシーンを彷彿させる部分があったりしますね。

まあ、音楽的解説を書けないと意味が無いんですが。

オネゲルの「パシフィック231」が1924年、プロコフィエフの交響曲第二番が1925年です。その頃パリに滞在していたプロコフィエフは、絶対に意識したはずです。

小澤征爾のこの交響曲全集が宝の山に見えます。

また明日も聞く予定。

Symphony

Posted by Shushi